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ここのところ読書が楽しくて、
今は尊敬してやまない河合隼雄さんの「幸福論」
を読んでます。


「カウンセリングの仕事は
木の成長を待つようなところがある」との一文に、全くレベルはちゃいますが、カウンセリングを仕事にさせてもらってる私も確かにそうやなぁと思いました。

本から引用させて頂くと、

成長のための条件を整え、後は相手のもつ成長への可能性の発現を待つばかりなのである。
それを焦って肥料のやりすぎなどすると、
枯れてしまったりするところもよく似ている。

私はどの学生さんと話す時は、
自分はできるだけ透明になるように意識し、
(つまり自分のエゴを脇に置くようにし)
そして、どの学生さんも内包してる成長し、幸せになりたい気持ち、やり遂げる強さとチカラを信頼して話しをするようにしています。

今日も2年のバンクーバーでの生活を終え、
来月帰国するT君と話しをしてきました。
最初の一年目はビジネスプログラムの座学と有給インターンシップで、ITの会計システムの会社で働き、その後、ワーホリビザに切り替え、大きなモールに入ってる大手携帯電話の会社で営業として、カナダ人相手に携帯電話を売りまくってるらしいです。

なんちゅうてもT君のエネルギーが高波動やった。
営業職で英語力も大変、鍛えられたようで、自分自身のgrowthに自分で花丸をあげることができているようで喜ばしい限りです。

留学前と留学後では
何が1番、変わったかって言うと、
他の人の意見や社会の風潮より、
先ず自分の気持ちと考えを最優先して選択し、行動することができるようになったと。

2年目のワーホリ期間は日本からの仕送りなしで、自活したことも健全な自信に繋がっているようです。
日本に帰ってからも大暴れして、
やりたい仕事が思う存分にできますように。

河合先生が書いてはるように
やいのやいの口出し手出しするより、
成長への可能性の発現を待つのが
最善なんでしょうね。
これって多分、子育てでもおんなじかも。

親の自分が安心したいから、
考える最善についついお子を誘導しがちだけど、
お子と親は別の人間だし、それぞれの思う幸せのカタチは違うのが当然。
手出し口出ししないで見守るんは
親としたら正念場。
ワナワナするしイライラするし、
ココロの力を最も消耗するけど、
でも、多分それが最善なんかも。
T君のお母さんは遠くから「見守る」がちゃんとできたんですね。
Sたんお疲れ様です。
その甲斐あって、息子さんは自分の生きる道をワッシワッシと進んでいかれるですよ。

カナダのバンクーバーで留学の仕事をしています。
今なら自信を持ってご案内できるステキな
ホームステイ先がいくつかございます。
開始時期は2023年12月もしくは2024年1月。
2024年夏のホームステイは既にフルになりそうです。夏の語学留学は3週間からお受けしています。
カウンセリングをご希望の方は下記サイトのお問い合わせからお知らせいただけますか?


来年の3月から成田からバンクーバーまでJALのLCC、zip airが週3便就航するらしいです。
この12月くらいから発売開始になるみたい。
朗報です。


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