2022年6月22日の日記

私がここ1ヶ月くらい何をしているかと言えば、某魔法使いのゲームをやっている。このゲーム、面白すぎる。正直言って今はほやのことしか考えられない。8割くらいほやで、残り2割で課題と生活をやっている。ローテで。つまり生活がままなっていない時がある。イベントストーリーがまだ全然ないので、メインストーリーを何回か読み直してはその度に呻いている。これによってのみ精神の安寧を保っている。

友人とカラオケに行ったとき、舞台のメインテーマ、しかも原曲版が入っていたようで、興奮してかけてくれたのである。大音量で聞くと低音が効いてて、その世界観がかなりよかったんだよね。これ聞いて「なんかこのゲームすごい気がする」と言うと、スマホを取り出してイベントのBGMを聞かせてくれた。それがさ、もうドンピシャリでさ。その場でダウンロードして、2週間ほど様子を見て(周囲を伺うように。長く付き合うためには覚悟が必要なので。それに女性向けと聞いていたのでかなり警戒していた)始めて見たら、そっからはもう、もうだわな。

一番好きなBGMこれ。

曲が良いコンテンツには十中八九ハマる。雰囲気って、かなりの部分音楽に左右されるから。なんなら曲が良ければ内容イマイチでも良い評価しちゃう。でも曲が良いと内容もいいんすわ。この相関関係誰か統計取った方がいいんじゃない?

※(追記)
イベントのBGMはフリー音源だということを今更ながら知った。サントラに入っている初期の素晴らしい曲達は書き下ろされたものだし、だからどうということはないが、しかしこのイベントのためだけに作られているわけではないということは、私にとっては重要だ。
お菓子のやつ。ミステリアスでかわいらしい曲。
この方のMagicalシリーズ、全部大好き楽曲でした。
(136) Magical Fantasy - Cinematic Background Music by Dmitriy Sevostyanov #backgroundmusic #freemusic - YouTube

詳しい感想は書かないが、メインプレイ直後に、「魔法使いでいることは、理の言葉を知ること。長い時を経て辿り着く先は精神の洗練よりむしろ、精神に心を流し込み満たすこと」とつぶやいていて、こいつ掻き乱されてんなあと笑ってしまった。とにかくそんぐらい面白い。

・オーソドックスな世界観設定なので、関係性とコミュニケーションの味わいに集中しやすい。(初めは「おいおい、コーヒーがあんのかよ」とか、「別に箒使わなくても良いんですよ?!」とか、「めっちゃ”ぽい”呪文唱えんじゃん」とツッコミを入れながら読んでいた)ファンタジーから一線を超えてこない安心感がある。

・育成に失敗がなくてストレスがない。(初めてやった育成ゲームがシャニで、私のタップ次第でアイドルが優勝したりしなかったりするのが、ものすんごい疲れてやめてしまった)

・設定がもりもりすぎる。(特に飄々として弱い振りしてるヒーラー属性の見た目年齢32歳の声の良い長寿キャラなんて、こんなんもうオタクみんな好きなんだから。あと全員集合させられただけかと思ったら、既に繋がりがあんじゃねぇか。なんかしら因縁があんじゃねぇか。おい!いい加減にしろ!最高!親子設定出てきたとき思わずスマホぶん投げてしまったな)

・衣装がかわいすぎる。(かわいすぎる)

・カードイラストが全部やってくれる。(やってくれる)見たいもの大体ある。

・ここすごすぎる(すごすぎる)

画像1

・安易に殺したりしないのが良い。死っていうのは物語においては手っ取り早く美しさを表現することができるけれども、生かしておく残酷さ、歪みを愛でる冷たさが立ち込める綺麗さがある。

やっぱもうかくのやめよ。まとまってないわ。


ただ彼らのことを考えるとき、なんだか申し訳ない気になることもある。なんというか、消費している感じがして。このゲームハマったのって、登場人物が全員男性だからなんじゃないの?そんなわけあるか。純粋に面白い、それだけだよ……

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