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2023オルディー四半期(4月~6月/Q2)+7月の振り返り

今年の夏は暑すぎます。
本来は7月頭に振り返りたかったのですが、遅くなりまして8月になりました。

私事ですが私は東京都内で生活しております。昨年まではコロナゆえリモートワークがほとんどで涼しいエアコンライフを送っておりましたが、今年からリモートはほとんどなくなり、都会のコンクリートジャングルを出歩くことが増えました。増えましたと書きましたが、元通りの生活になりました。でも、きっと気温は以前よりすこし高くなっています。
コンクリートからの強烈な日光の照り返しを浴び、呼吸するたびに肺があつくなる。苦しい。
でも私は人間なのでエアコンの効いた部屋に避難できます。適切な水分塩分補給もできます。

馬たちは人間の管理する環境下にあり、自分たちではどうにもできないことがある…という訳で、正直、心配の尽きない日々を送っております。

4月~7月までのオルディーですが、一度も私をガブリしたり、ということはなく、人間の怪我はゼロでした。洗い場でも虫さえいなければかなり落ち着いて駐立することができています。

トラブルの報告はあまりしたくないのですが、備忘と反省かねて振り返ってみます。

  • 外傷(馬房での怪我)

6月中旬の朝、オルディーが前肢に怪我をしており腫れていると連絡をいただきました。昨年夏にもありましたが、虫が出てくると馬房で自分で自分の肢を蹄鉄で傷つけてしまうのです。
傷そのものはそれほど大きくなかったのですが肢はひどく腫れました。フレグモーネにならぬようにクラブオーナーさんが色々と対処してくださり、ちょうど予防注射の予約をしてあったので獣医の先生にもエコーしていただき、処置を受けました。

獣医さんに巻いていただいた包帯

当初傷は大きくないと思っていましたが、しばらくの間傷は治りませんでした。今はすっかり良くなっています。

これでもう馬房では怪我しないよ

昨年は違う場所でしたが同じく外傷を作り、縫合処置まで受けました。今回は傷の幅は小さかったのですが、かなり深いものでした。
色々と考え相談し、馬房の中でサポーターを付けることにしました。このサポーター、蒸れないのです。また、かなり頑丈に作られているため、自分で自分の肢を蹴ってしまっても大丈夫。
サポーターを付けてもちゃんと横になって眠れるので、しばらくはこれで様子を見ることにしています。

  • 軽度の熱中症

6月末の夜、オルディーの調子が悪いです、とクラブから連絡があり、背筋が凍りました。ごはんをいっさい食べないと。
この日の夜、オルディーの所に行くか行かないか非常に迷いましたが、ボロはしているとのことだったので、ひとまずカメラで監視していました。
夜中になると元気になったようで、おなかが空いたと思われる行動をしていたので、私もその後は眠りました。

クラブオーナーさんも獣医さんとやり取りをしてくださって、その日の夜は様子見、不思議と翌朝はケロっとしていたとのことですが、あとから考えると軽い熱中症だったと思います。食べなくなる前にはお腹を壊していたそうです。

馬房にヒマラヤ岩塩をおきました

結果的に岩塩を馬房に入れ、放牧時間も見直していただくことでだいぶオルディーの体調は整いました。
今はすっかり元気いっぱいです。

  • 乗り運動

乗り運動は6月に外傷を作るまでは順調で、私も遂にオルディーに乗って低い障害(60㎝くらい)を飛ぶことができるようになりました。現在は暑いこと、虫が多すぎること、左脚がやや調子が悪いことから、乗り運動はお休みしています。
左脚が跛行気味なのは、はじめ上述した通りの熱中症気味によるコズミだと思っていましたが、どうやら違うようです…。
1ヶ月近く調子が悪いので、思い切って夏は乗り運動を休むことにしました。涼しくなったころにまたゆっくり運動を再開しようと思います。
日常生活や放牧には全く問題ないレベルの不調です。

オルディーは暑い時期が苦手です。毎日、35℃を超えるような暑さにならぬよう天に願うような気持ちで過ごしています。
涼しくなるまで気を抜かずにケアしていきたいと思います。

井戸水で馬体を冷やします

肝心の人間も熱中症や夏ばてにはかなり気を付けています。
皆様もこのような酷暑ですがどうかお気を付けてお過ごしください。