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【発売3週間たたずに3増刷の秘密を公開!?】 なんで「何にもない中北」がそもそも本を出版できたの?!  出版が確定するまでの話 第1章

株式会社俺を創立して、約1年半ほど経ちますがお気づきの通り独立して早々に
出版しているわけです。


今回は、そんな出版するまでの秘話について3回に分けてお届けできるといいなと考えております。

実は、皆様にお助けいただいたことも大きく、さらには株主との出会いが僕の人生を大きく変えました。

株式会社俺を創立した時の話に少し触れながらご紹介させていただきます。
はじまり、はじまり〜。

恐ろしいほどすぐに決まった出資

僕が、独立した理由は偶然の出会いからでした「コンコードエグゼクティブグループ 渡辺さん」とのたまたまの出会いがきっかけでした。

※コンコードエグゼクティブグループ 代表取締役社長CEO 渡辺さん

渡辺さんとの出会いは、本当にただの偶然でした。僕は、ベンチャー企業の人事責任者をしていたのですが「自分なりの人生」が何かあるではないか? とずっと模索している最中でした。

その頃付き合っていた今の妻からも「あなたは何のために生まれたの?」「何を成すために生まれたの?」と人生の目的を問い続けられる辛くもあり非常にありがたい人生を苦しみながら謳歌していました。

そんな中、お笑い芸人を諦めた人たちに向けて何かできないかと思い、お笑い芸人からの転職支援「芸人ネクスト」の原型を提案書におこし、ビジネスコンテストに出場しようと考えていました。出場できれば「フィードバックをもらいビジネスモデルも改善できるし、いいだろう……程度に考えていました。

ただ、その前にプレゼンするビジネスコンテストの様子だけは見たいと思い、適当なビジネスコンテストに見学へ行きました。

そこには、コンコードエグゼクティブグループの渡辺さんが審査員としていました。審査が終わり懇親会へ移ったときに渡辺さんが乾杯の挨拶を担いました。

そこでの乾杯のセリフを今でも忘れませんが、ここが僕の人生の明らかなターニングポイントとなりました。

「私の会社は人材紹介をしています。ですので、出資をするなら自分のキャリアを元に作ったビジネスモデルに出資したいと考えています」

なぜか僕は、「自分のビジネスモデルのことを言っているのかな?」と感じました。乾杯が終わりすぐ渡辺さんの元へ駆け寄って「出資してください!」と話しかけ、1週間後にアポイントが獲得でき、打ち合わせの当日その場で出資が決定しました。

そんな奇跡の出会いだったりします。本当に感謝なんです。

そして、長い長い前フリを終え……。改めて出版の話へと進んでいきます。

一度、消えかけた出版の話

さて、株式会社俺の最初の事業は、お笑い芸人からの転職支援「芸人ネクスト」だけでした。人材紹介の認可をもらうために2月から取り始め認可の交付が7月とのこと。

ちょっと待ってくださいよ……。独立して急遽、全くやることがなくなるという恐ろしい事態になりました。

そこで人事コンサルタントの経験とお笑い芸人の経験をかけ合わせて、「コメディケーション」を作り出し企業に売り出すと思ったより売れました。皆様のおかげです。ありがとうございます。

現在は、約1年半で220社以上の会社に提供している事業まで成長していますが、最初のきっかけは「やることがないからやってみよう」という恐ろしいほど安直なところからのスタートです。

そんな、「コメディケーション」を実施してから1ヶ月後、株主の渡辺さんへコメディケーションを見せたところ「これは本にしたほうがいいよ!」ということで、渡辺さんご自身も出版した日本経済新聞出版社の雨宮さんをご紹介していただきました。雨宮さんは現在の私の担当者です。ありがとうございます。

雨宮さんに「コメディケーション」について話をする中で、気に入っていただき社内へ持ち帰っていただきました。

雨宮さんと打ち合わせを重ね本の目次部分を洗い出し社内会議へ通してもらうことになりました。会議に資料を通してもらっている頃は独立して3ヶ月目です。なかなかの出版までのスピード感です。

※偶然、本日社内会議に通してもらう資料を見返すと2018年7月15日。まるまる一年前でした。不思議ですね。

※会議に提出された実際の資料(一部)

社内会議の結果は、惨敗です。

理由は簡単な話です。

「まだ、創立してたった3ヶ月だし、ちょっと時期尚早では……?」

とのことでした。まさにおっしゃる通りなんです。今のタイミングで出版できたことも本当に僕としては良かったんです。あの時は素敵な判断をありがとうございました。

しかし、ただでは死なないのが担当者の雨宮さんなんです。
この人の粘りと本気さは本当にすごい。

「じゃあ、Webで掲載できるように担当者紹介します。10連載分の目次書いて送ってください」とのことでした。

1連載が2000文字なんですね。10連載なのでシンプルに2万文字なんですが「書けるのか……?」などを考えずに、すぐさま10連載分の目次をお送りし、それを持ってNIKKEI STYLEへ行き担当者の村上さんへとお繋ぎいただきました。

雨宮さんの推しの強さもあり、村上さんも即決で記事掲載が確定しました。
結果、11連載させていただきましたが、人生初のしかも日経さんから連載がスタートします。つたない文章を根気強くフィードバック頂いた村上さんには猛烈感謝です。ありがとうございました。

ある出版社からの声がキッカケ

連載をスタートさせて7回目に差し掛かった頃、本当にたくさんの方にお助けいただき「デイリーランキング1位 5回獲得」など、人気のコンテンツへと成長して行きました。

そこである出版社から問い合わせがありました。

「弊社から出版しませんか?」

担当の雨宮さんにすぐに相談し「ちょっと連絡がきているので、どうにか御社で出版させてくれないか? もし難しければ問い合わせのあった出版社から本を出します」

そこはさすが雨宮さんです。すぐさま動いてくれ、出版実績がない僕をうまく持ち上げていただき、あの日本経済新聞出版社での出版を実現したのです。

後ほど気づきましたが、ある出版社のビルの名前は「恵比寿大黒ビル」という僕のストーリーの七福神を暗示していたような名前だったりします。なんか不思議ですよね。

そんなことがあり、ゴリ押しのゴリ押しで、出版までこぎつけることができました。ですので、1回目の出版の提案を含めるとちょうど本として皆様の手に届くのに1年くらいはかかっているんですね。

ここまでが出版に至るまでです。ここからはもう少し内容にフォーカスできればと思います。

では、次回もお楽しみに!

株式会社俺 代表取締役 中北朋宏

日本経済新聞出版社
「ウケる」は最強のビジネススキルである。
発売3週間経たずに3刷の増刷でございます。本当に皆様のおかげでございます。
まだの方がいらっしゃいましたら、是非ともお読みいただけますと幸いです!










































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