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黒単リアニ考察〜対デルバーデッキ編〜

全国1億6千万の黒単リアニのファンのみんな!!!黒単リアニの時間だよ!!!!!


はい、twitterで軽くアンケートを取った結果

対デルバーデッキについてお話ししていこうかと

まずデルバーデッキとは秘密を掘り下げるも者など軽量で優秀なクリーチャーを軸にして、これまた軽量な呪文である稲妻や目くらましと言った呪文で戦うクロックパーミションとしてここでは話を進めていきます

メインボード(60)
土地(19)
1《島》
1《山》
1《冠雪の島》
3《Volcanic Island》
4《沸騰する小湖》
2《溢れかえる岸辺》
1《乾燥台地》
1《汚染された三角州》
1《樹木茂る山麓》
4《不毛の大地》
クリーチャー(14)
4《秘密を掘り下げる者》
4《戦慄衆の秘儀術師》
4《若き紅蓮術士》
2《真の名の宿敵》
呪文(27)
4《渦まく知識》
4《思案》
4《稲妻》
2《呪文貫き》
2《呪文嵌め》
4《目くらまし》
1《削剥》
2《稲妻の連鎖》
4《意志の力》
サイドボード(15)
3《外科的摘出》
2《狼狽の嵐》
2《紅蓮破》
2《蒸気の絡みつき》
1《硫黄の精霊》
1《水流破》
1《破壊放題》
1《削剥》
1《無のロッド》
1《覆いを割く者、ナーセット》

こちらのリストは先日行われた、レガシー神決定戦にて新たに神の座についたKoushou Tomoya氏のリストです。

最近新たに追加された戦慄衆の秘儀術師を採用した今最も多いであろう青赤タイプのデルバーです

このカードはよく赤い瞬唱と例えられていますが私のこいつの評価は

現在における死儀礼のシャーマンに匹敵するカード

だと思っています、放置していればどんどん墓地のカードをタダで使われ手札はどんどん強くなり、稲妻でライフは削られ非常に厄介な存在です。

かと言ってこの一枚を場に出る前にハンデスしていたらカウンターを取り除けず自分が攻めにも行けない、場に出てしまったら、、、、、、

タフネス3という硬さのため集団的蛮行では処理できない!

こいつと稲妻の組み合わせで墓所のタイタンも簡単に討ち取られてしまいます、とても厄介なカードです

〜デルバーデッキへの基本的な戦い方〜

さて本題です、上記においてデルバーデッキとして参考にあげたのは青赤ですが、他にもグリクシスカラーなどありますが基本的な戦い方は変わらないのでここでは同じとして扱います。

1 キープ基準

デルバーへのキープ基準としては、クリーチャー除去、ハンデス、コンボパーツ、土地の枚数が除去1、ハンデス2、コンボ2、土地2のバランスであるかもしくはコンボ全ブッパの手札が望まし位です。ハンデスが多い手札だったり除去にかたよっていては、こちらが対処しきれなくなった瞬間に一気にひっくり返されます。

理想的な手札例

あげだすとキリがないですがこのパターンは非常に理想的です、明確にゴールが見えなおそれまでのルートが非常にわかりやすいです

まこれは非常に理想的、というだけでもっと簡単なキープ基準として

沼が2枚ありゃだいたいキープ

身もふたもないですがこれくらいな感じでもこのデッキは回せます、あとは沼以外のカードが全部リアニメイトだったとかじゃない限りは大体キープしています。ただここで間違いやすいのはレイクオブザデットは土地として扱わないということです

レイクオブザデッドはソーサリーとして考える

このデッキの基本的考え方であり全てのデッキに対しての考え方です、沼が一枚レイクが一枚でキープをするとかなり痛い目を見ます。コンボ全ブッパでもない限り信用してはいけません、特にデルバー相手だと不毛の大地で簡単に壊されてしまいます。

レイクオブザデッドは沼を2枚生贄にして4マナを生み出す使い捨てのカード

この考え方は非常に大事です

2 戦術的考え

キープを終え次に考えるのはどう戦うかです、正直デルバー戦はクリーチャーを着地させてしまえばほとんどゲームが決まってしまいます。クリーチャーの優先度的には1墓所のタイタン2グリセルブランド3エリシュノーンです、イオナと灰燼は滅多に出すことはありませんしサイド後autします。

この状態で皆さんが思うのは

どう着地させんだよ!!

って話ですよね、ではまずリアニルートでの考え方です

よくある状況から

対戦相手はフェッチを使いヴォルカを出しデルバーを着地させました、ここで考えなければけないのは相手の手札にカウンターの有無です。こちらのデッキがバレてなければブレストポンダー稲妻など無難な手札でカウンターは一枚もあればキープをしているでしょう、なのでこの時は一枚は必ず持っていると考えこちらは思考囲いから始めたいところですがそうできれば簡単ですがそうもいきません、ならば思考囲いがない手札での考え方です

この手札の場合非常に良い手札ですが一発リアニメイトをカウンターされれば一気にゲームプランが崩壊し負けてしまう手札です。ここでキーになるのは納墓と暗黒の儀式です、この二枚はこのデッキのだと一発でバレてしまいかねないカードであり相手からしてもプレイされたくないカードです、特に納墓は通ってしまうとあとはデッキに8枚以上あるリアニメイトカードをプレイされてしまうだけで負けてしまうカウンター必須の一枚です、デルバーデッキは場に出てしまった墓所のタイタンはほとんど倒すすべはありません、なのでこの時手札に目くらましがあった場合間違いなく使うことでしょう

ではなぜそれほど強い納墓にカウンターを使わせるのかというと、ここで目くらましを使わせると次に相手はもう一度土地を置き直し、1マナを置いておくかドローカードによりカウンターカードをさがしにいくのかという選択肢をせまられます。カウンターを探した場合この時に手札にピッチカウンターが2枚ないと、沼セットからの暗黒の儀式、蛮行、コストで墓所のタイタンを墓地にそのままリアニメイトのルートまで決まってしまいます。もし土地を立ててターンを返されてた場合手札に呪文貫きか呪文嵌めを構えてる可能性がありますが儀式に貫きを使われても次のターンで蛮行でデルバーを倒しつつタイタンを墓地に送り込むことが可能です。もし全ての動きがカウンターされたとしても墓地にタイタンがあり、お互いに手札は尽きた状態でこっちはリアニかもう一度蛮行を願うだけです。まぁこの場合相手はカウンターを三枚持っていないといけないので、かなりのご都合ハンドなんで流石にあきらめますが

無けりゃあ勝ちだ!

レイクを使ったルートは目くらましと意志の力でしか止めれないので、しっかりとハンデスや納墓により相手のカウンターを釣れるかが鍵です。

カウンターを引っ掛けて釣る考え、大事です。


3 サイドボードについて


デルバーへのサイドは基本はいらないカードを抜きメインのカードを増やします

こちらが先手の場合のin/outです

灰燼、イオナ→暴露2

ヒム2→スモポ2

灰燼とイオナは滅多に掴まないため抜きます、かわりに少ないマナでも戦えるように暴露を入れ早い段階で攻め込めるようにします。

ヒムはデルバーに対してはスモポの方が優先されるのでここを入れ替えます、というより他に抜くものないです。スモポはデルバーデッキからしたら手札を失い土地を破壊されクリーチャーを失ってしまいます、特に場にいる真の名の宿敵を除去された上釣りあげられたらたまったもんじゃありませんね。

後手の場合さらに漸増爆弾が追加で入ります

ヒム1リアニ1→漸増爆弾2

後手の場合先置きの墓地対策などがハンデスをするまもなく置かれてしまうことが多々あるのと生物を守るカウンターも増やされてるため除去としても有効です

サイド後はカウンター重視サージカルキープが多く、生物がなくてもキープされてしまいます。逆にいうとメインよりも少し遅めのキープも有効ですし、こちらが攻め込む際もしっかりとハンデスで前方確認をし確実なプレイを心がけましょう。

最後に


デルバーデッキへのこちらからの感想は

倒すべきメインメタデッキ

だと思います、今までやっていて体感としては少しこちらが有利かな?という印象。しかしこちらがもたもたしていると稲妻と合わせてあっという間に負けてしまうのでなるべくは早いゲームプランを心がけていたい相手です。除去とハンデスをしっかり使い相手のカウンターを引き出せば、最後の勝つカードが必ず通るハズです。


自分でも書いていてなんだか漠然としてるなぁと思ってしまってますが正直黒単リアニなんてこんなもんですw、しかし使用者も少なくあまり勝てているイメージがなく、本当はもっと勝ててるハズだしだれも詳しく話す人も特にないのでいい加減自分から情報を共有し、自分でも思いつかなかったことを気づいてくれる方々いるハズなので心待ちにしています。


次は対エルドラージでも書こうかと ではまた



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