ORTで学ぶ高校英文法 Stage 2 The Wishing Well

高校英文法の「ハイライト」とでもいうべき「仮定法」。難しい英文法の代名詞みたいになってますが、普通に日常的に使う用法であって、そんなに難しいわけではないと思いますよ。要は慣れの問題じゃないですかね。

ORTでもStage 2で早速出てきます。これ。

Biff, Chip and Kipperがそれぞれ、

I wish I had ... 「...があったらいいなぁ」

とmaking a wishしてます。

このhadがいわゆる「仮定法過去」。つまり「今の現実と違うこと」を「仮定(というか「妄想」)する場合には「過去形」を使うのです。

ほら、言葉で説明すると難しそうですね。でも、Biff, Chip and Kipperになったつもりで、

I wish I had ...

と何度も言っていれば自然と覚えますね。

さて、この本にはもう1つ、高校英文法で先生がテストに出したがる文法が出てきます。

I wish I had a zebra with a red hat on top.

これはChipのwishなんですが、with以下の部分ですね。「付帯状況のwith」と言われています(難しそうですね)が、なんてことなく、with A Bで「AがBの状態でくっついている」という感じ。

この文だと、a zebra にa red hatがon top状態でくっついている、要するに、「赤い帽子をかぶったシマウマ」ってこと。

まぁこんな感じで「難しい」と思われている高校レベルの英文法も、絵と物語で自然に触れることで身についてしまうんじゃないのかな。

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