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持続的でないファーマーズマーケット(マルシェ)の現状 -出店料はどうするべき-

いまの日本で行われているファーマーズマーケットは持続的ではない。このままでは文化として根付かせることが不可能であると思っています。

その理由は、、

『農家さんに寄り添えていない出店料のシステム』

考えてみてください。

農家さんは、、
一つ150円の大根を販売して、1日に50,000円を売り上げるためには300個以上も販売しなければいけません。

これが一次産業。

それに対し、500円で販売する唐揚げ屋さんだと100食販売するだけで50,000円の売り上げを出すことができます。

それなのに、農家さんから出店料を5,000円。
飲食系の出店者さんからも出店料を5,000円。

というのは、おかしなシステムだと思います。

現に、今回のファーマーズマーケットでは、飲食系のものを販売されていた出店者さんだと50,000円近くの売り上げがありました。

けれども、野菜のみを販売していた農家さんだと7,000円や9,000円といったように、なかなか売り上げが伸びませんでした。

もちろん、僕たち企画側の販促が不十分だったことも関係しますが、
どうしても明らかに差が生まれてしまうのが現状です。

今回の草津小市の出店料に関しては、僕たちには権限がなく、草津小市全体で一律2,000円の出店料と決定されていました。

けれども、来春から開催する予定のファーマーズマーケットでは出店料を売り上げに対して○%という形にし、農家さんと飲食系の出店者さんの比率も分ける予定をしています。

今回出店していただいた方々に答えていただいたアンケートで「売り上げに対して何%でもあまり気にしないが、その出店料をどのように使用するのかってところを説明して欲しい。」というご意見をいただきました。とてもありがたいご意見でした。

その出店料の使い道に関すること、僕の考えを次の記事では書きたいと思います。

いつも僕のnoteを読んでくださりありがとうございます🐞 もし可能なら、読んで頂いたお礼に僕が育てたお野菜を届けさせていただきたいんですけどねえ。きっといつか🍆