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【Jリーグ】リーグ戦は佳境へ。J2サポーターが思うこと

11月4日は多くのサッカーファンにとって、ヒリヒリした1日だったにちがいない。もちろん、いちJ2サポーターであるわたしもそのひとりだ。今日はJリーグについて書こうと思う。

ルヴァンカップ アビスパ福岡初優勝

国立競技場で行われたJリーグYBCルヴァンカップの決勝、浦和レッズ対アビスパ福岡戦。

ルヴァンカップ決勝の雰囲気は、いつも素晴らしい。選手入場の際に各チームサポーターたちによっておこなわれるコレオグラフィーは、選手を鼓舞し、観る人を感動させる、Jリーグが産んだ「宝」のひとつだ。ルヴァンカップといえばコレオ、今年も楽しませていただいた。(欲を言えば、もうすこし長くテレビ中継してほしかったけれど。)

6万1000人超えの満員のスタジアムに響き渡る歓声

試合は福岡・前選手の電光石火のようなゴールで幕をあけた。

後半、試合の流れが浦和に移りそうになったものの、福岡の選手たちは落ち着いていた。自陣にすばやく戻り、守備に徹する。やることがはっきりとしていて、とことん勝ちにこだわる姿勢が印象的だった。

同時刻で応援するチームの試合があったけれど、ルヴァンカップの白熱した展開に目が離せず、最後まで観てしまった。

アビスパ福岡は、Jリーグ参入28年目で悲願の初タイトル獲得だという。どのチームであれ、歴史が変わる瞬間に立ち会えるのは、うれしいものだ。

皆が喜ぶなか、メダルに手を添えうつむくのは、攻守にわたりどの選手より輝いていた、紺野選手だろうか。噛みしめる喜び、なんだかグッとくる。

最終盤のリーグ戦

そして、Jリーグは各カテゴリーとも大詰めだ。昇格争いやプレーオフ圏獲得、残留争いなど熾烈な戦いが続いている。

応援する水戸ホーリーホックが戦っているJ2リーグのことを書くと、すでにFC町田ゼルビアの優勝とJ1昇格が決まっている。今年の町田は群を抜いて強かった。
そして、今節の試合結果は以下のとおり。

J2第41節 結果 ※カッコ内の数字は第40節終了時点での勝点
甲府(61)2 - 0 熊本(46)
金沢(33)2 - 2 大分(58)
いわき(44)1 - 3 山形(61)
徳島(47)0 - 0 藤枝(51)
長崎(59)2 - 1 仙台(48)
磐田(69)5 - 0 水戸(46)
清水(70)4 - 0 大宮(39)
山口(43)0 - 2 町田(81)
群馬(57)1 - 2 千葉(64)
東京V(71)1 - 0 栃木(43)
岡山(56)0 - 2 秋田(50)

今節の結果により、大宮アルディージャのJ3自動降格圏が確定した。

しかしながら各試合の結果は、ほぼ順位どおりと言える。強いチームが勝ち、弱いチームが負ける。リーグ終盤となり、チームの成熟度合や勢いがそのまま現れているように思う。

また多少の順位の入れ替えはあるものの、大番狂わせはほぼない。ただ、大宮アルディージャの最終盤の怒涛の4連勝はあまりにミラクルだったし、水戸ホーリーホック含め残留圏内を争うチームにとっては、かなりの脅威だったけれど。もつれにもつれた残留争い。これほど、勝点の重みを痛感したシーズンはなかった。

最終節に笑うのは

さて、J2リーグはあと残り1節。自動昇格を目指す清水は水戸、磐田は栃木、東京Vは大宮と対戦する。勝ち点差はわずか1、どのチームにも可能性は十分ある。

われらが水戸ホーリーホックのホーム最終戦の相手は、清水エスパルス。J1昇格に1番近いチームだ。

水戸は直近5試合で獲得した勝点は1。正直、思うような結果が出ていない。
しかしながら、シーズンを締めくくる試合で上位チーム相手にけして臆することなく、リスペクトしすぎることなく、全力でぶつかっていってほしい。

以上、いちJ2サポーターが思うこと。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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