オタクのススメ
こんにちは。
株式会社Origin.の川﨑です。
作業中にBGM代わりに映画やドラマ、アニメなどを流し見するのが日常なのですが、それとは別で休みの日に妻と観たあるドラマで印象にあったシーンがあったので本日はその話をしていきたいと思います。
そのドラマは「だから私は推しました」です。
「代理戦争」や「箱推し」など知らなかった世界を知る意味でも面白かったので、ぜひお時間ある方は見てみてください。
だから私は推しました
まずざっとドラマの概要をお伝えしますと、
SNSなどで装った自分に疲れた主人公が、自分に重ね合わせたダメな地下アイドルに出会いそのアイドルを応援するうちにオタクになり、そこからミステリー的に色々な物語に発展していく
と、ざっくり話すとこんな感じなのですが、ドラマ自体も面白いのですが、やり取りの中に出てくるあるワンシーンがとても印象的なんですよね。
そのワンシーンは
「世の中創ってるやつなんてみんなオタクでしょ?スティーブジョブズはパソコンオタク、バフェットは株式会社オタク、音楽オタクじゃないミュージシャンなんていないし、法律オタクじゃない弁護士なんて絶対信用できないだろ?」
オタクである事をバカにされたオタク側の言い分なのですが、その通りですよね。
「オタク」と聞くと悪い印象を持つ人もいれば、敬遠する人もいるかと思いますが、何かを突き詰めている人と捉えると誰もがオタクになり得るし、もしかしたら自分も「〇〇オタクかも?」と考えられますよね。
では、ここから本題
仕事をする者、皆オタクになるべき
今回のオタクの言い分に習うと、
ビジネスマンは皆オタクになるべき!
と、僕自身も考えます。
営業マンは自社の商品の事を調べ尽くせば自然とオタクになるし、身体に携わる仕事をすれば自然と栄養オタクに・・・。
このように、我が道で成功したいと考えれば自然とオタクになっていくのだと思います。
それを普段から僕は「専門性」という言葉にしているのですが、まさにオタクなんですよね。
サービスや商品力を向上していくには知識も経験も熱意も必要になりますよね。
のめり込み、情熱を注いでいく様は世間で言われるオタクと変わりないので、周囲からオタクと言われるくらいになればある意味本物なのかもしれませんね。
行き過ぎに注意
ここまでは簡単にオタクのススメをしてきましたが、とはいえ行き過ぎには注意です。
今回の作中では、推しの生活を支えるためにあれやこれやで資金を稼いだり、若干主張が行き過ぎなシーンはありましたが、現実で考えると「依存」や「偏見」などが行き過ぎに当たるのかなと思います。
分かりやすいのは、栄養オタクになれば「あれは食べてはいけない、これは食べてはいけない」と知識からすればそうなのかもしれませんが、それが好きで食べている人もいれば、その人にも意味があって食べているというケースもあるので、一概にダメということは言えないはずなのですが、それを断固として否定しまう。
そうなってしまうと、ただの喧嘩になってしまうのでオタクが嫌われる理由の一つでもある「周りが見えなくなっている」に当てはまってしまいますよね。
今は多様性の時代ですから、いろいろな考え方があって良いという風潮なワケですから、「そういう考え方もあるよね」とある程度の許容を持つことも必要なのです。
それらをある程度理解しつつも、自分はこう思う、自分はこれに熱意を注いでいるんだといった許容や多様性を持ったオタクになることを勧めます。
どのみち何かを極めることをしなければその道での成功はないわけですから、いい意味でのオタクを目指していきましょう。
何かの為になれたら幸いです。
では、また
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