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ご相談 その40. 息子の先生が理不尽です(教育勅語)

2024年、令和6年の幕が開きました。

地震に被災された方々に、心からのお見舞いを申し上げます。

今回は、「けっけちゃん母」さんからのご相談にお答えをしてまいります。

「けっけちゃん母」さんからのご相談

この春、中学に入学した息子のことでご相談があります。

息子は担任の先生や各教科の先生方とはなんの摩擦もなく過ごしているのですが、国語の教科担任の先生とだけは、なにかと問題を抱えてしまっています。

息子はボーっとしているところがあるし、忘れ物をすることもあります。

特に中学に入学して新生活になったこの一か月は疲れやすく、うっかりすることも多かったと思います。忘れ物をしたり、先生にペンをお借りすることで、厳しく注意されることは当然といいますか、仕方ないことだと思います。

ただ、その場で厳しく注意を受けた後も、息子いわく「標的にされているように」当たりが強いことが続いてるのだそうです。

たとえば、その先生は息子の名前を呼ぶときは呼び捨てにして、他の生徒にはちゃんと、さんづけをする。

息子の前に発表する生徒たちは机の上に用紙を置いたままでも注意しないが、息子のときだけ、「ちゃんと用紙を手に持って発表して!」とか「早く発表して!」と厳しく注意する。などなど。他にもいろいろあります。(プライバシーもあるので、あまり詳しく言えませんが)

もちろん息子には非はあるのですが、この先生もずいぶん感情的で理不尽な𠮟り方をする人だなと感じてモヤモヤしています。

息子はだいぶこたえているようです。この先生に叱られないようにしなきゃと考えると余計に緊張するし、余計に焦ってしまうと言ってました。

そして、なぜか、この先生とは国語の授業以外でも接点を持ちやすく、問題が起きたりします。(私からみると、息子に完全に非がある場合もありましたが、先生のほうが勘違いしてたなと思うことで、トラブルが起きています。)

息子がちゃんとしっかりしてればいいだけの話なのかもしれませんが、なかなか難しいなと感じています。

落ち込む息子の様子をみると、私も辛く感じます。そして親として、どうサポートすればいいのか悩みます。これを機会に、息子のボーっとしているところを直すようにと前向きに考えてみたり、息子に強くなるよう、励ましていこうと思ったりするのですが。

そう考えつつも、この先生の姿勢もずいぶん理不尽だなという憤りが湧いてきます。

このような状況なのですが、もしご回答をいただければ、ありがたく思います。どうぞよろしくお願い致します。

八幡様:「恐れながら、話し合いの場を持たれるきっかけが必要なケースですね」

僕:「話し合い。三者懇談をしましょう、と?」

八幡様:「はい。息子さんと、お母様、先生の3人で話をする場を作ることで、誤解が解けますし、今後の楔(くさび)になり得ます」

僕:「楔、とは?」

八幡様:「先生が、息子さんに対して話す時の、贔屓をやめてもらうことです」

僕:「なるほど! じゃないや! ヒイキですか? いや、これは明らかに特定の生徒に対する攻撃だと思うのですが?」

八幡様:「今ある情報だけで推察いたしますと、これはまだ贔屓です。先生の、息子さんに対する心配が優っています。おそらく、先生ご自身が子どもだった頃、息子さんと同じタイプだったのかもしれませんし、もしくはご自分の近しい人が同じようなのんびりタイプの人で、なお心配が出てしまうのかもしれません」

僕:「なるほど・・・。そうなのか。でも、これって話し合いをするだけで解決しますでしょうか」

八幡様:「良い質問です。解決させるには、さまざまな取り組みが必要になってきます」

僕:「やっぱり・・・。八幡様のその言い方からして、またものすごーく難しい取り組みが必要になってくるんでしょうね」

八幡様:「おや。それがわかるようになってきましたか。その通りです。現代の教育の限界とでも言いましょうか。取り組みを進めるところには障害が立ちはだかっています。それを壊すか、乗り越えるかして進まねば、本当の教育には行き着けない迷路があります」

僕:「その迷路の壁を突破するにはどうすればいいのでしょう」

八幡様:「まず、教育勅語の学び直しです」

僕:「キョーイクチョクゴ?」


教育ニ関スル勅語

教育ニ関スル勅語または教育勅語は、明治天皇が近代日本の教育の基本方針として下した勅語。 1890年10月30日に下され、1948年6月19日に国会によって排除または失効確認された。

wikipedia

八幡様:「第二次世界大戦の中の、太平洋戦争は知っていますね?」

僕:「はい。歴史で学びました。日本が負けた戦争ですね?」

八幡様:「そうですね。負けたというより、これ以上人の命を消すことをよしとせず、天皇が終結させたのですね」

僕:「あ、なるほど・・・」

八幡様:「そして戦後の時代に突入します。実質、GHQが日本政府を通して占領統治をしました。そして、皆さんが教科書で学んだ、現在の日本国憲法が制定されます。同時に明治天皇が当時のリーダー達と一緒に、日本の子どもたちを育てるため、子どもを守り育てなければならない親のため、そして全ての教育者のために作った指導指針である教育勅語は、昭和天皇の時代に廃止されました」

僕:「なんで廃止されたんですか?」

八幡様:「簡単に廃止の理由を言えば、天皇という神的リーダーを中心とする、戦前の人々が強くまとまる指導法の否定です。それが軍国主義だと解釈された理由は、国民の士気を高めるために使われたためです」

僕:「ああ、そういうことか。つまり、日本を制圧する側にとってみれば、日本全体がまとまって動く時のパワーが怖かったのですね?」

八幡様:「そうです。その力を良い方向に使えば、世界一になれるほどのスペックを持っていたにもかかわらず、自国を守るために、現在の憲法が生まれ、教育勅語が封印されたのです。当時の国民を守るために選択した天皇の選択です」

僕:「明治天皇の言葉を、昭和天皇が止むを得ず消した、ということなのですね?」

八幡様:「はい。いわゆる、もし国の有事があった時は、どんなことがあってもこの国を守り抜け。という考え方が、当時は最も恐れられたものなのです。昭和天皇は、どんなことがあっても、どんな苦しみが訪れようとも、耐え難きを耐えて、国民を守り抜く決意をし、未来の人々の徳に賭けたのです。つまり、国民を信じたのですね。戦争の責任を負って、自分を守って散っていった人々の英霊を思い、決意したのが国民の命を守り抜くことだったと推察します」

僕:「徳に賭ける? とはどういうことでしょうか?」

八幡様:「天皇はその時、どう考えていたか。おそらく、今、日本を丸め込もうとする連合国はやがてなくなるであろう。つまり、それぞれの国が栄え、力で押してくる時代はなくなる。共存共栄しなければ、世界の均衡は保てない時代がくる。しかし、世の中の不安は消えることはない。同時に、これまで育んできた日本人の徳は、そう簡単に消えるものではない。民主主義で統合される考え方と、八百万の神々を崇める精神性と、戦争を良しとしない徳川政権のやり方を学んできた教育は、必ずいつか実を結び、日本人がリーダーになって、世界を動かす日が来ると信じたのだと思います。だからそこで、涙を呑んだのです」

僕:「天皇様のお気持ちなんて、すみません。考えたこともなかったです・・・」

八幡様:「天皇も、現人神と言われていますが人間です。ご自分の立場からしても、なんとしてでも国民の命を最優先に考える人です。しかし、時の権力や世界情勢に圧倒されるしか、なす術はなかったわけです。しかしそれでも、尊厳を失うことなく復興の波に乗せることができた手腕は素晴らしいと思います」

僕:「でも、教育勅語は無くなってしまったのですよね」

八幡様:「はい。なくなりましたが、記録としては残っています。それを読んで、どう感じるか。試してみましょう」

僕:「調べてみます!」

教育勅語の現代語訳

  1. 親に孝養をつくしましょう(孝行)

  2. 兄弟・姉妹は仲良くしましょう(友愛)

  3. 夫婦はいつも仲むつまじくしましょう(夫婦の和)

  4. 友だちはお互いに信じあって付き合いましょう(朋友の信)

  5. 自分の言動をつつしみましょう(謙遜)

  6. 広く全ての人に愛の手をさしのべましょう(博愛)

  7. 勉学に励み職業を身につけましょう(修業習学)

  8. 知識を養い才能を伸ばしましょう(知能啓発)

  9. 人格の向上につとめましょう(徳器成就)

  10. 広く世の人々や社会のためになる仕事に励みましょう(公益世務)

  11. 法律や規則を守り社会の秩序に従いましょう(遵法)

  12. 正しい勇気をもって国のため真心を尽くしましょう(義勇)

強さと優しさの教育とは

僕:「えっと、あの。この12の勅語って、全くもって異論がないですし、むしろすごく大切なことばかり書いてあります! 消えちゃった意味がわかりません!!」

八幡様:「日本国憲法を作るにあたり、これが邪魔になったのだと思います」

僕:「これの、どこが邪魔なのですか?」

八幡様:「戦争をしないと明言しているにも関わらず、正しい勇気で、国のために義勇を尽くすのは矛盾していますと。軍国主義の解釈も、日本語ならではの広がりを見せてしまいました」

僕:「あ、唖然・・・です・・・・」

八幡様:「しかし、これを受け入れることによって、日本の産業は栄えましたし、豊かになっていきました」

僕:「うーむ、なんか僕的には釈然としませんが、こんなにわかりやすく、大切なことを忘れて豊かになって、いいのかな」

八幡様:「ご質問者の国語の教科担任の先生は、おそらくこれを学んでいないのだと思われます」

僕:「あ・・・」

八幡様:「知ってはいるものの、経験として学んではいないと思います。現代の教育課程では、教育基本法がメインで教え込まれます。子どもに対しての接し方や、未来に及ぼす精神の影響や、何を一番大切にしなければならないかの判断力も養えずに育ってきてしまったのかもしれません。この教育勅語を学び直せば、今、目の前にいる生徒に対し、どんな態度で接すればいいかがわかるはずです」

僕:「なるほど。確かに、僕が30年前に学んだ時期も、教育基本法と、世界の教育の歴史と、実践だけでした。日本から生まれた教育勅語などは詳しく学びませんでした。知ってはいましたが、その時代の人々の熱い思いまでは教えてもらえませんでした」

八幡様:「戦争では、悪者が出てきます。しかし、本当に悪者でしょうか?戦犯で死刑になった人たちは、本当に悪者だったのでしょうか? 親や、兄弟、友達、愛する人を守りたかった正義の人ではなかったのでしょうか。国が滅びようとしている時に、それを食い止めようとしたのではなかったのでしょうか。誰が、悪者として断定するか。そこを考えて、今回の問題に向き合いましょう」

僕:「ふむ。ここで、質問者さんに対する僕の考えをお伝えしてもよろしいでしょうか」

八幡様:「どうぞ」

僕:「中学生。という大人でも子どもでもない時代の揺れ動き方って、振れ幅が大きいんです。そこでの悩みとかって、息子さんがこれから世の中に出ていくために、社会性の獲得をするための一つの試練だと思うんです。そんなとき、先生の役割は大きくて、それこそ、

10.広く世の人々や社会のためになる仕事に励みましょう(公益世務)

のやり方を伝えるのが先生なんだろうなって思います」

八幡様:「そうですね。補足すると、先生は人生の先輩として、

9.人格の向上につとめましょう(徳器成就)

ここが最重要課題になります。人間力が備わっていないと、子どもたちに信用されません。何を言っても響かないのです。そのために、先生は、

  1. 親に孝養をつくしましょう(孝行)

  2. 兄弟・姉妹は仲良くしましょう(友愛)

  3. 夫婦はいつも仲むつまじくしましょう(夫婦の和)

  4. 友だちはお互いに信じあって付き合いましょう(朋友の信)

  5. 自分の言動をつつしみましょう(謙遜)

  6. 広く全ての人に愛の手をさしのべましょう(博愛)

  7. 勉学に励み職業を身につけましょう(修業習学)

  8. 知識を養い才能を伸ばしましょう(知能啓発)

これを基本的に網羅していることが大前提です」

僕:「なんというか、そっか、教育勅語は、リーダー学なんですね」

八幡様:「よく気が付きましたね。『未来の日本人よ、リーダーとなって世界を救え』と明治天皇はつぶやいたのです。それをわかっていた昭和天皇も、それを公の場所から消さざるを得ないことになりながら、同じく未来の日本人を信じたのです」

僕:「・・・学び直すとは、そういうことなんですね。今の日本人。特に、リーダーとなるべき人が、この流れを受け止めて、実際に動かしていくことで、傷つく子どもが減っていく、ということなんですね」

八幡様:「戦前の教育は、認める教育でした。確固とした人間の持つべき徳目を儒教の精神で認めました。しかし、戦後の教育は、思想も、文化も、人間同士も否定してスタートしてしまったのです。自国の素晴らしい文化を消してまで、列国の文化を日本人らしく、アニミズム精神で受容したのです。さらに、受け入れてしまったものは、継続して愛してしまう(クリスマスやハロウインなど)国民性もあり、戦争の原因追及も、責任の在処も、出された結果をそのまま信じて生きることを選んでしまったのです。その結果、いまだに、日本が侵略し、平和を脅かしたことになったんだ、と信じている人もいます。あの戦争は日本が一番の悪者で負けた。だから戦犯は死刑になったのだ、と思っている人も多いはずです」

僕:「もう、そんな歴史があったことすらも知らない人が多いと思います。昔のことはどうだってよくて、今さえよければそれでいいと思っているはずです。で、僕もその一人だったりします。。。戦争なんて、なんでしたんだろう。って、思うだけで、その原因や、戦争をやらなくてはならなかった背景や、当時の人たちの苦しみに心を向けることを避けていたと思います。怖くて、悲しくて・・・」

八幡様:「考えることや話し合うことから逃げると、その時は楽かもしれません。しかし後々、歪みが生まれます。お互いの気持ちがわからないまま進むので、誤解が生じます。当時は、日米安全保障条約があったため、その約束を守り、軍隊は持たず、経済成長のため、国民が夢中で努力して、今のような奇跡の復興を遂げたのです。それを国は誇りに思い、国民も皆、それが正しいと受け入れてきました。負けた戦争の事を考えて怒り悲しみ、復讐を考えるより、家族の衣食住が一番でした。皆が飢え、貧しく、希望が無くなった日本を支えて来たのは、戦争に負けた先人たちの強さと優しさでした」

僕:「つまり、先人たちの強さと優しさの秘訣こそが、教育勅語なんですね」

八幡様:「その通りです。日本を平和な世界に導いた先人たちは、皆、教育勅語で育った人たちです。どんな辛酸を舐めようとも、諦めず、現代の日本の礎を築いた人々は、皆、今の日本人が忘れかけていることを、愚直に素直に実践していたのです」

僕:「なのに、その教育勅語を全否定されてしまった先人たちは、その否定をも受け入れてしまった。自分達が大切にしている国からのお達しで、無くすぞ。と言われて、自分の子孫にもその教育を施せなくなってしまったんだ。。。日本の文化、歴史、教育を捨てて、とにかく家族を食べさせるための生き方に集中したんですね。それが未来のためになると信じて」

八幡様:「そういうことです。ですので、今一度、日本人としての当たり前だった考え方を、現代風に学び直してみることをお勧めします。ここは決して勘違いをしていただきたくないのですが、戦争をしましょうと言っているのではありません。そんなことは、昔も今も望む人などいません。国の決定に対して、それに協力することが義、だったのです。そしてもし、あのとき、戦争をしなかったらどうなっていたか。そこまで考えれば、先人たちは結局、国を護るために立ち上がったんだということがわかります」

僕:「え! そうだったのですね! 戦争なんて、なんでやったんだ! 負けるでしょうそりゃ! って思ってましたが、ち、違うんですね?」

八幡様:「教育勅語を実践している人々が選んだ道ですよ。ただし、いずれにしても戦争状態に突入してしまうと、教育を破壊していく行為となり、自分で自分の徳を下げていくことになり、幸せな世界は遠のきます。それを経験することによって今があるとすれば、結果の如何を問わず通らなくてはならなかった道であった、とも言えます」

僕:「なんだか、もう、ため息しか出ません」

被災者への支援について

八幡様:「2024年の正月に、能登半島を中心に大規模な地震が起きました。この厳寒の季節の復興作業は熾烈を極めます。今は、道の復旧もままならない状態です。余震が多いのと、地盤が緩んでいるので、いつどこで土砂崩れが起きるかわかりません。そこに向かう救援の人々も命懸けです。これからさらに、全国から愛の支援の波が押し寄せていくことでしょう」

僕:「はい。すでに動いている人々もいて、心強いです。しかし、二次被害だけは気をつけてほしいです。今はまだプロの方々にお任せするしかないと思っております」

八幡様:「それが良いと思います。アニキが動くのはまだ後です。今、現場はひどい状況です。人々の心の叫びが続いていて、アニキの受信力で現場に行ってしまうと、あなたが狂ってしまうでしょう。昨日まで一緒に楽しく暮らしていた家族が、一瞬でいなくなってしまったのです。誰もその悲しみと憤りを埋めることはできません。時間が必要です」

僕:「はい・・・」

八幡様:「しかし、日本人は、辛くて苦しくて、困り果てている人に対して優しく手を差し伸べることができる人種です。自分にできることで、支援をすることができる力を持っています。その力を遠隔の祈りでいかんなく発揮できるはずです。生き埋めになっている方々の無事を祈りながら、天に召された方々の心を鎮めて差し上げてください」

僕:「福井県も相当揺れて、所々道も陥没したりして、なかなかの被害でしたが、能登の状況は新聞やテレビを見ていて、さらにひどく、事態も悪化する一方で、胸が締め付けられてしまいます。僕に何ができるかを考えていますが、なかなか・・・」

八幡様:「アニキにできることは、人形劇ですよ。地震によって傷ついた心は、ちょっとやそっとでは拭うことはできません。しばらくすると、仮設住宅の建設や、大規模な移住が始まります。全国で支援住宅ができ、受け入れ態勢が整っていくことでしょう。今後の生活が大きく変化することは間違いありません。そんな時、アニキが人形劇で伝えていくことがあります」

僕:「・・・はい」

八幡様:「元気を出しなさい。今からいうことをしっかり覚えておくことです」

僕:「はい、覚えておきます」

八幡様:「人形劇で伝えることは、今まで一途でも先生や親、子どもたちに伝え続けてきたことです。

  • 自分を必死で育て、守ってくれている親にありがとうを伝えること。自分の兄弟や姉妹は、かけがえのない存在であること。

  • 夫婦として出会ったことに意味があり、そこから生まれた命は最も尊いことを伝えること。

  • 被災した自分に対して祈りを送り続けてくれる友だちを大切にすること。

  • 目の前で自分を助けてくれる人たちに感謝し、自分の言葉でありがとうを伝えること。

  • 自分だけが辛いのではなく、それを見ている人や、支えてくれている人も辛いことを知り、周りの皆さんに対して、いただいた愛を返していくこと。

  • これ以上、悲しみが増えぬよう、人の命を守るため、学ぶことの大切さを伝えること。

  • そして、自分にまだ持ち得ていない知識をどんどん仕入れ、経験を積み、その才能を伸ばすこと。

  • そして、人の上に立つための格を身につけ、リーダーとしての自覚を持つことの大切さを説くこと。

  • そして、自分を取り巻く周りの社会が潤い、やがてできるはずの自分の家族を幸せにするために動くことを約束させ、この世のルールの中で、人を傷つけることなく、仲間と一緒に、悪に手を染めることなく、自国の利益になることを優先して動いていく姿勢を伝えること。

    それをアニキは人形劇で伝えるのです」

僕:「それってまるで・・・?」

八幡様:「そうです。全てはそこに詰まっています。息子さんの先生は、きっと知識も経験もあり、生徒たちが落ちこぼれないかを必死に見つつ、将来のことを心配しながら見守っているのだと思いますが、本来日本人として心の中にあるべき真芯がポッカリと空いてしまっているのかもしれません。それを気づかせるには、話し合うことです。相手の心を知ろうとすることです。相手を否定するのではなく、まず、認めようと努力することです。お互いがそうあれば、闘う事はないのです」

おわりに

皆様。そしてけっけちゃん母様。なんとも重厚なお話になった2024年初の記事です。

この度の能登半島地震に関しては、被災された方々の恐怖と極寒の中のご苦労、家族を亡くされた方々の悲しみを考えますと胸が張り裂けます。ひとりでも多くの方の命が助かって、少しでも早い復旧をお祈りいたします。

今日も高速道路を走っていますと、全国から自衛隊の皆様がどんどん現地入りしてくださっているのわかります。救急車や消防車も列を成して走ってくださっています。

寒い中、救助を待っている方々を安全な場所に移動させたり、食事や水を確保したり、寝る場所の設営をしたり、人命救助の最前線を担当してくださいます。心の底から「よろしくお願いいたします」と頭を下げます。そして僕は、微力ではありますが自分の出来る活動をして、支援してまいります。

まずは、今月、京都にてチャリティコンサートを開催いたします。

先月の22日、急に決定したことで、準備期間がない中で、それこそ僕以外のプロフェッショナルたちが立ち上がってくださり、大きく集中して動いてくださいました。おかげさまで、こんな素敵なチラシが出来ました。

幸せの黄色いコンサート

僕は、子どもの命を守ることに使命を感じて生きています。その活動の一環で、今回の地震の義援金をこのコンサートで作り、寄付します。

地震が起きて、何も出来ない自分を感じている方もいらっしゃることでしょう。

でも、そんなことはありませんよ。皆さんにも出来ます。動けます。

コンビニに行ってください。そこに、義援金の箱があります。現金で買い物をして支払えばお釣りが出ます。そのお釣りを募金箱に入れてください。もしくは、お財布の中にある普段使わない小銭を入れてください。それだけで、何億円も集まります。

それと、悲しい顔や、辛い思いはやめてください。

笑って笑って、明るい気持ちで自分の周りを温めましょう。それだけで、伝播します。人の心の中にあるエネルギーは途轍もないパワーを秘めています。笑顔は伝わっていくものです。

そしてもしできれば、各種のイベントに参加してください。ご近所でも遠方でも、探してみてください。舞台に立つ人のエネルギーを感じに行ってください。そのエネルギーがあなたの中に入れば、力は倍増します。幸せ感や、共感や、満足感がいっぱいになれば、あなたがこれから発する表現が変化していきます。

あなたが幸せになることが、余裕を生み、仕事を充実させ、支援しても大丈夫な人になっていきます。無力なんかじゃなく、微力であることに気づきます。

今できることを探すには、動くことから始めましょう。小さな力は合わされば大きくなります。

もしよろしければ、今月22日。京都までお越しください。

寒くて雪もあるかもしれません。遠方の方は泊まらなければならないかもしれません。冬の京都の温もりを堪能しつつ、静かな都の風情を楽しんでいただければ幸いです。

皆さま。今年は、いろいろ盛りだくさんです。

引き続き、こちらのnoteで発信してまいります。行き届かないこともたくさんありますが、継続していくことで僕は皆様に対する応援とさせていただきます。

今後とも、よろしくお願いいたします。

ではまた次回、お愛しましょう。


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