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プレイリストのご紹介

 毎日打ち込み。一日50回はこの記事のトップ画の表示が出て萎えますが頑張ります。とは言えnoteに避難しています。

 前回出したプレイリストにコメントをつけてみました。自分の好きな音楽を探すというのは結構大変です。友だちが蔦屋書店でコーヒー飲みながら音楽雑誌を漁りその場でスマホで聞いていくというのを参考に、一冊情報誌を買ってみたことがあるのですがダメでした。ある程度の野良状態で聞いていく方が性に合っているみたいで、前情報があるとかえって偏った見方をしてしまうという。ジャケ買いが好きだった頃の名残でしょうか。となれば人にされてイヤなことを今からしてしまうのですが、個人ならまだセーフ。というか暇をつぶしてください。

(アーティスト名 - 曲名)

1.Rob Araujo - Fourplay
 読みはロブ・アラウジョでいいんでしょうか。2017年のEPからなんとなく追っているアメリカのピアニスト兼トラックメイカー。2018年発表の「Hike」も素晴らしく、変拍子が好きでピアノプレイも気を抜かずトラックの質感も大事に、というのが伝わってきます。今回の新譜は比重がトラックにぐっと寄って、ピアノ無し、テーマ無しで一瞬誰か分かりませんでした。アルバムは出さず、インスタで活躍中の様子。

2.Prep - The Kid
 UK・ロンドンで結成のシンセポップバンド。声が良い。特徴的な声で音源向きなのかと思いきやライブも大差なく流石っすといった感じ。

3.Ari Joshua - For Ray
 アメリカのギタリスト。ジョンスコを連想せざるを得ないが、生音ファンクは定期的に聞きたくなりますね。

4.Sam Gendel - Blksnd
 現代音楽の作曲家と思いきやまさかのジャズサックス奏者という。思えばエリック・ドルフィー、ファラオ・サンダース、ジョン・ゾーン、とサックス吹く人は思想強めなのかもしれません。

5.Louis Cole - Thing
 多幸感・中毒性のある曲。アイドルみたいな曲なんですけどね。音色がそうはさせない。後半にただただドレミファソラシドと上がっていくところがありますが、ここまでハマってるのってコレとThe Beatlesのハロー・グッバイ以外にあったでしょうか。

6.Diskoria - Serenata Jiwa Lara
 はっちゃけたLampみたいで面白いですよね。インドネシアのm-floみたいな感じです。展開もハーモニーも遊園地みたいで楽しく何よりインドネシア語が新鮮です。

7.KIRINJI - 時間がない
 ダンストラックが多くなってより好きになりました。この次のアルバムcherishがまた良くてキリンジといえば「エイリアンズ」が「Almond Eyes」に更新されました。

8.River Tiver - No Talk
 アナログシンセ+多重録音した声+短いフレーズの繰り返しでいつも最高なRiver Tiver。

9.Ezra Collective - Footprints
 ブルーノートの今風コンピの中から1番聞いたトラック。Wayne Shorterの曲。関係ないがFingerprintsという曲がハイエタス・カイヨーテにありそちらも名曲。

10.Veronica Swift - You're Dangerous Type
 選曲、社会的メッセージ、歌唱、伴奏、ソロとどこを取っても非の打ち所がない強靭なジャズボーカルアルバム。

11.ロン・カーター,ジャック・デジョネットand ゴンサロ・ルバルカバ - Gypsy
 ゾクゾクする人間離れしたピアノトリオ。少し菊地さんの匂いもしてお気に入り。

12.カート・ローゼンウィンケル - Hommage a Mitch
 ギタリストが自身で弾いたピアノアルバム。原曲はStar of Jupiter収録。スイングするコンテンポラリージャズ。

13.James Beckwith - Celeste
 複合拍子。数え方に個人差が出そうですが、3-3-4-4と数えると小節追えます。

14.Devonwho - Betaloops
 音の太さの通り全て実機の音で奏でられたビート集。シンセサイザーもPCで再現されたものはまだ手が届くが、実機となると値段が跳ね上がる。

15.オーラヴル・アルナルズ
 アイスランドのポストクラシカル。ジャズに対して市場の大きさはどれくらいなんでしょう。CMや映画音楽には強いですよね。

16.Benny Sings - Feather
 締めはオランダのSSW。ウーター・へメルがSUM41ならベニー・シングスはBrink182といったイメージ。


 偏った選曲ながらバランスをみて数珠を繋いだつもりです。リモートワークが増えBGM聞き放題の方も増えてるみたいなので楽しんでもらえたら幸いです。

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