私のニュー・ミュージック・ミックス(2020.4.10)

みなさんお元気でしょうか自粛中のオーニソロジーです。僕は元気ですが、季節の変わり目になると高2の秋に発症した脇腹の帯状疱疹がうずいて毎朝コーヒーを飲む度にピリピリしています。帯状疱疹は治癒後もウイルスが体内の神経節に潜伏しているらしく、ピロリ菌よりもタチ悪いかもですね。

ライブもラジオもなくなり、スタジオもカラオケも休業中なのでどうしたもんかなという感じで「家で曲書き溜めたらええやん」と自分でも思いますが、いつもの作曲の流れとして家で下書き(小音量)、スタジオで確認・推敲(大音量)を何度か繰り返して歌になっていくので困ったなといったところです。

なのでYouTubeで見つけたAllan Holdsworthのコードワークをさらったり、InstagramでMike Morenoのスタンダード研究の資料をまじまじと見たり、なんとなく数年前を思い出して4heroを聞き直したり、AIのおすすめ新譜を聞いたりしています。

4heroは奈良の先輩ミュージシャンに教えてもらったイギリスのユニットでアシッドジャズ、ジャズトロニカなんかが周りで流行ってた時に聞いてました。JazzanovaとかMadlib、Wouter HamelやBenny Sings、Nujabesなんかも先輩の影響で聞いてましたね。それこそ梅田のクラブにソイル来るからつーやんも行く?とエアコンの壊れたハイエースで奈良県道1号線を走る車内でm-floにeditされた和田アキ子が「カモンカモンカモンカモンカモンカモンカモン」いってたのを思い出します。iPodに曲詰め込む時代ですよ。春は色々思い出しますね。

でその4heroの「Play With the Changes」ていうアルバムがあるんでけど、今聞くと唸るほど良くて何度もリピートしてます。ドラムン・ベースが主軸とされるユニットなのでこのアルバムは4heroがポップユニットになったと揶揄されたりもするんですけど、ドラムン・ベースでなくていい僕にとっては音質も曲も良いクオリティの高い名盤です。色んな声色の女性ボーカルが参加していて、何も知らない人に「これ、Snarky Puppyに影響されたイギリスのユニットの新譜やで」といってもコロッと騙せそうなくらい新鮮に聞こえました。別のアルバムだったかもですがサックスやピアノのソロも素晴らしく4:5クロスの曲もしれっとやってますしソングライティングも滑らかで(楽器もやるそうですがDJで認識されてますよね多分、DJの作曲はテッキーになりがちという偏見…)アシッドジャズ、クラブジャズというレッテルを剥ぎたい気持ちになりました。演奏のクオリティはジャズ(ドラムは打ち込みかも)、ミックス・曲順の目線はDJというのも素晴らしいです。

と4heroのまわし者であるはずもなくべた褒めしましたが、本当は毎週AIにオススメされる新曲に1曲ずつコメントでもしようかなと思ってたんですよね。気が向いたらまた近いうちにやりますわ、オチもありますし。プレイリストだけ貼っときます。なんかオススメあれば教えてください!


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