「歌って踊れるSEOウーマン」のディープな魅力
こんにちは!社長室の大場です。
今回は私が個人的に以前から気になっていた、ある方に突撃したいと思います。
それは……オロのマーケティングコミュニケーション事業部に所属する、犬塚 菜々美(いぬづか ななみ)さんです!
なぜ私はこんなにも犬塚さんのことが気になっているのか?まずはそこから説明させて頂きたいと思います。
私は普段採用業務に従事しているのですが、事の発端は「SEO担当の採用募集をどうするか」というテーマについてチャットで相談していた際の、犬塚さんの上司からのとあるメッセージでした。
歌って踊れるSEO担当……
歌って踊れるSEO担当……?!
思わず二度見。いったいどういうことなのか。
彼女は私にとって、2018年9月1日の同日に一緒にオロの一員となった、いわば中途入社同期です。
しかし悲しいかな、彼女に対して理解していることは「入社後数か月で社内MVPを獲得した敏腕SEO担当」「とてもオシャレで事業部のファッションアイコン的存在である」ということだけ。彼女が歌って踊れるということも、これまでどんなことをしてきたのかも、まったく知りません。
そこで今回の「noteで社員インタビュー記事を書くべし」という使命に便乗して、SEO担当・犬塚菜々美さんのディープな魅力に迫りたいと思います。
エンジニアとしての挫折を経て
――よろしくお願いします。とりあえず自己紹介をお願いできますか?
犬塚菜々美です。30歳です。
――年齢までご丁寧にありがとうございます。これまでのお仕事について教えてください。
私は中途入社で、経歴上オロは5社目です。
1社目ではエンジニアとして3年、2社目では営業事務として1年半働いて、3社目では4ヵ月アパレルで働きました。そして4社目ではWeb制作会社で1年半SEOコンサルタントとして働き、オロへ転職して今に至ります。
1社目ではエンジニアだったんですけど、もう、完全に向いてなくて。面白くなくて。
――そんなにですか?
そうなんです。3年経っても芽が出なかったので、退職しました。
エンジニアが向いていなかったのは、単純に当時忙しかったというのもあったんですけど、研修も無くて、ほとんどの仕事が見よう見まねで。自分の中で、うまく成功体験を詰むことができなかった。
だから作ったものが「良いもの」かどうかもわからなかったんです。あとはそもそも、自社製品にあまり興味を持てなかったというのもありますけどね。
アパレルからWEBへ。SEOは変化が多いからこそ楽しい
その後は転職して営業事務を経験して、それからもう一度転職して、洋服が好きなのでアパレルショップの店員を経験しました。
でも店長が怖くて、ハンガー投げられたりとかして、怖くて辞めました。
――それは怖いですね?!
怖いですよ。こう、地面に向かってバーン!って叩きつけて、「なんでそんなこともできないの!!」って。
あと辞めたもうひとつの理由としては、本当はショップ店員としてではなくて、もっとWEB回りの仕事をしたかったというのもあります。でもアパレルは「まずは現場から」なんですよね。
それでしばらく店頭販売に携わっていたんですけど、店員として売上にも貢献したし、もういいかなって。
――ショップでの接客ってすごく大変な印象があるんですが、売上にも貢献されていたなんてすごいですね。服を売るコツとかあるんですか?
それはですね、色々な種類の服を次々にパパっと見せてみて、お客様の顔色を窺うんです。
――ほほう。
いくつかの種類の服を見せてみると、お客様の表情が「ちょっと違うんだよね」という表情になったり、「気になる」という表情になったり、見せる服によって顔色がかなり変わるんですよね。
いろんな切り口で提案しながら、顔色を見て、きっかけを掴んで、そこから話題を広げていくんです。
――(プロだ……彼女は本当にSEO担当なのか……?)
――それにしても、なぜアパレルからWEB業界へ?
もともとインターネットが好きで。子どもの頃に、自作でホームページを作ったりしていました。営業事務時代にサイトの簡単な解析やWeb媒体に掲載するコピーライティングを経験して、そのときに手応えを感じて、「これからはWEBの経験を広げていこう」と思ったんです。
前職には「WEBコンサルタント」という募集記事を見て、なんとなく「自分にもやれそうだな」って軽い気持ちで入りました(笑)
でも実際にやってみたら楽しくて。
私、飽き性なんですけど、Googleがアルゴリズムを変えたり、それによって検索順位が変ってしまったり、WEBって変化が多いから飽きなくて楽しいんですよね。
女子力と葛藤、ファッションと信念
――趣味について教えてください
映画鑑賞です。あと音楽も聴くし、写真も撮るし、散歩もよくするし、料理も。運動はあまりしないかな。自分で言うのもなんですけど、なんか普通ですね……。
――ちなみに、好きなものは?
洋服、アイドル。大学の頃に好きな歌手がいて、握手会とか行ってました。
あとは……パフェかな。いちごパフェ。
――いちごパフェですか。女の子らしいというか、犬塚さんの印象通りの女子力の高さを感じます。
ありがとうございます。でも実は私「女の子らしい」って言われるのがあんまり好きじゃないんですよ。
これまで「女の子っぽいね」と周りに言われ続けてきたんですが、そもそも「女の子っぽさ」っていったいなんだろう?と。どんなにも考えても答えが出なくて。疲れちゃって。
私は別に女の子らしくしたいわけじゃなくて、ただ好きだからそうしているだけ。好きなものを選んでいるだけ。
あえて「女の子らしさ」とか、狙っているわけじゃないんです。
洋服だって自分が似合う色や好きなデザインが、たまたま世間では「女の子っぽいもの」「女子力が高いもの」と言われるものだった、というだけなんですよ。
――なるほど、そんな思いを抱えていたとは……。
あ、あと好きなことといえば、寝るのが好きですね。だいたい7時間寝ます。
6時間睡眠だと酒気帯び状態と一緒らしいじゃないですか。だったら7時間眠れないときは、飲んだほうがマシじゃないかとずっと思ってます(笑)
――ところで今日の服もとても素敵ですね。何か心がけてることとかあるんですか?
はい、私が服を選ぶにあたって心がけてるのは、
・季節感がおかしくないか
・TPOがおかしくないか
・自分のテンションが上がるどうか
の3点ですね。
――完成度の高い面接のような即答っぷりですね。ちなみにオシャレに信条があったりとかするんですか?
私、服とお化粧が好きなんですけど、服とお化粧って「自分の良いところを伸ばして悪いところを隠すもの」だと思ってるんです。
なので、それを踏まえてなりたい自分に近付けるような商品を選んでいます。
――(プロだ……彼女は本当にSEO担当なのか……?)(2回目)
「歌って踊れるSEO」が生まれたわけ
――さてようやく本題です。「歌って踊れるSEO」って、いったいどういう意味なんですか?
私、元々は大学でモダンダンス部だったんです。
モダンダンスというのは元はバレエから派生したものではあるんですけど、正統派で型にはまったバレエを否定したジャンルなので、すごく自由度が高いんですよ。曲も、人数も、小道具使うのとかも自由。私の学年の最後の作品では中田ヤスタカの曲で作品を作りました。
学祭は少人数のグループで、ジャンル問わず好きなダンスを踊れるということもあり、私はアイドルの曲を踊ったり、K-POPを踊ったりしていましたね。
あ、カラオケもすごく好きで、AKBの曲は結構踊れます。特に「大声ダイヤモンド」「恋するフォーチュンクッキー」は得意です。
――すごいじゃないですか!
いやまあ、昔取ったキネヅカってやつですよ(遠い目)
――ということは、犬塚さんの上司が「歌って踊れるSEO担当」と言っていたのは……
カラオケに居合わせたのが、その上司だったんです。私が踊っているのを見て、やたら感激してくれていました(笑)
――まさか上司による命名だったとは。
――では最後にひとことお願いします。
えっ、最後にひとこと?!ええ、どうしよう………思いつかないなあ……。
すみません、わからないので、ちょっと検索していいですか?
あっ、「最後にひとこと」で入力したら「愛してる」がサジェストされてますよ!ほら、なんですかねこれ?気になりますね!
――これまでSEOとはあまり関係の無い話をしてきましたが、やっぱり目の付けどころがSEO担当ですね。
検索せずにはいられないんです。だってSEO担当ですから。
――犬塚さん、ありがとうございました!
歌って踊れるSEO担当に会えるのはたぶんオロだけ!
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