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人前に出ることが苦手な人へ

こんにちは。

私は、採用・人事・広報チームが集まる部署で仕事をしています。にもかかわらず人前に出るのが苦手な私から、同じ悩みを持った方へメッセージを送ります。

『緊張しいで人前にでるのは苦手で疲れる。
できることなら陰でひっそりしていたい。』

そんな性格だった私が(今もそう)、仕事上人前にでて話す機会は結構多かったりします。

前職は特に顕著に多くて、最初は仕事だからと割り切っていたけれど、
それでもやっぱり神経を使うし、緊張するし、終わった後はどっと疲れる。

そんなときにある人から言われたのが、

「緊張するのは、自分をよく見せようとしているから。うまくやらなきゃ、と思うから。」

あー、なるほど。と思いました。
普通に考えたら、うまくやらなきゃとも思うし、失敗したくない、と思いますよね。

小さい頃、ピアノの発表会前に「観客を全員ジャガイモだと思えばいい。そうしたら緊張しないよ。」と言われたことを思い出しますが、
そんなの普通にむり。案の定、大失敗して会場のトイレで大号泣したことを思い出しました。

話しは戻りますが、
人前に出て緊張するのは、「自分をよくみせようとしている」「うまくやらなきゃと思っている」というのは、自分の場合その通りで、
無意識にそう思って、自分をあえて緊張に陥れていることに気付いたのです。

簡単に言えば、「かっこいい、素敵な私を見て!」と無意識に思っているということになります。
うわ、なんて私は自意識過剰なんだ…と思いました。

それから私は、いろんなアドバイスや指導を受けながら、自分の緊張がやわらぐ3つのポイントにたどり着き、これを意識して人前に立つようになりました。

そんな3つのポイントがこちら。

①ゆっくりしゃべる
②低い声を意識する
③いつも通り、と言い聞かせる(これだけちょっと力業)

①ゆっくりしゃべる
これは、人にもよると思いますが、緊張すると早口になる人をよく見かけます。これ、自分ではなかなか気づけないんですよね。私も人に言われて自分の癖を知りました。自分のプレゼンの様子をビデオで撮って見返すと、まぁ、典型的な緊張型早口人間。それから私は緊張している時こそゆっくりしゃべることを心掛けました。思っている以上に、気持ちが落ち着いて効果的です。面接のときなども使えますよ。

②低い声を意識する
こちらも人それぞれかもしれませんが、違和感ない程度の低いトーンは、人を落ち着かせると私は思います。自分を落ち着かせる意味でも、人前で話す時は、意識していつもより低めに話すようにしています。意識することが大事(2回目)。「あ、私いま平常心だな」って思えると安心します。

③いつも通り、と言い聞かせる
①と②が習得できて、かつその状態が緊張がほぐれている状態なら、それが「いつも通り」になります。まず、私はこの「いつも通り」を習得するのが大変なくらい重症でしたので、人に聞いてもらったり、自分のプレゼンを録音して聞く、を繰り返して「いつも通り」を習得しました。


最初の方は訓練が必要です。いきなり緊張しなくなるなんてことはないし、そんなに器用ではない。

ただ、プレゼン方法も、内容も、失敗して反応を見て、改善していく必要があります。
そんな時に、自分の「緊張」という状態が、正しく改善することを阻むのだとしたら、とてももったいないなと思いました。

今でも緊張はします。
ですが、3つのポイントを意識するだけでも気持ちが落ち着いて、
なんなら話していくうちに気分が乗ってきて、話しすぎる、ということも。

ちょっとの心がけで良い方向に変わることもありますので、
お困りの方がいたら、このnoteをふと思い出してもらえると嬉しいです。

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