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ティラノサウルスの水泳:浅瀬での狩り仮説

(メイン画像はSino_Pteryxによる)

ティラノサウルスのような大型の獣脚類は、陸上での機動力が低いという弱点を持っていました。しかし、生物は環境を巧みに利用するものです。
ティラノサウルスは浅瀬を利用して狩りをしたという仮説があります。
2023年に発表されたこの研究では、生体力学モデルを使用しティラノサウルスと獲物となる生物(若いエドモントサウルスとストルティオミムス)の浅瀬での速度を推定しており、ティラノサウルスは浅瀬を歩くあるいは泳ぐことで獲物となる小型生物より早く移動することができたという結果となったようです。

ティラノサウルスやその他大型獣脚類は、狩りを有利に進めるために海や川を利用していたのかもしれません。前回の体脂仮説を踏まえると割と地獄


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