こんな浅い時間にメッセージを送ってしまい申し訳ありません。たまたまブログを見つけましたが大変面白く、楽しく拝読させて頂きました。
私、元々東大の理系学部を卒業し、修士課程で就職を考えた当時に文系就職が魅力的に思われず、専門職も博士以降採用が多い分野で就職後も不安定、といった理由から再受験し地方旧帝の医学部に入り直した者です。初期研修が終わるころにはちょうど30歳前後です。
これまでの人生、割と真面目な性格で目の前の課題に全力でぶつかるタイプ（勉強関連もそうですが、例えば研究室生活も夜中2時3時まででも平気）だったのですが、医学部も国試受験が見える学年になってくると、このまま真面目に進んで閉鎖的な医局で下積み奴隷働きをし、教授を目指す人生に一体どれほどの価値が、と思うようになってきました。東大の同期でコンサル勤めや国家公務員生活をしている友人が少し羨ましくも感じます。
脳外科へ進むことを考えていたのですが、神経内科で専門医をとってスパッと大学を離れて製薬企業などで働いたり、あるいはQOLをとって眼科医を気楽にやったり、なども考えるようになりました。
今後AIなどが確実に進出してくる上、患者が減る、医療提供も自由診療になるかもしれない、といった医療業界で、どのように身を立てて、プライベートも仕事も充実させていくのが良いのか迷っています。親も普通のサラリーマンで、妹も都内の私立医学部に通っているため贅沢な暮らしができる家でもありません。向こう10年どのようなことを考えてキャリア形成したら良いでしょうか。特に専門をどうするか迷っています。ご指南頂けると有難いです。

医学部再受験生の専門進路相談です

の第二弾。