歓喜と感謝があふれる船の窓から

父の日に思うのは
あの遠い道のり
遙かな星々の海をわたって
多くの仲間たちと、未だ見ぬ宝もののような星をめざして
新たな希望を胸に旅をしたこと

到着の知らせを長く待ちわびたあの日
『見えたぞ、あれが・・・』
船内のあちこちで歓声が沸き起こった

皆は窓べに集まり、自分の目で確かめていきを呑む
漆黒の闇の中に浮かんだひとつぶの青い星
すべての源である宇宙の意識が
多くの仲間たちを集めて
端正を込めてはぐくみ築いた星

そこに宿る父と母の願いの深さが
何十億年もの時間の長さを経て
美しく結実しているのを目にして
誰の口からも感謝のことばがあふれた
『ありがとうございます』
『ありがとうございます』

この星で愛のすべてをあらわして
渾身の力を発揮して
新たな宇宙の希望を大切に育ててまいります

父よ
どうぞ、お見守りください
新しい星の上のすべての生き物たちが
互いに支え合い
幸せに暮らし
無限の愛のエネルギーで彩って
宇宙中に愛のハーモニーを響かせることができますように

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