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雑草という名前の草はない

夢を見る者が馬鹿を見る
こんな時代だから匙を投げた
それでもしがみついているのは
自分が何者でもない事が怖いから

『人生≒ローリングストーン』
/  キュー(ボカロP新人)


2月も半ばか。とりあえず現状をnoteに記しておこう。前回1月8日の更新後、ジリジリと歩みを進めていたら山頂が見えてきたので、翌日が祝日だったこともあり黙々と作業していたらあれよあれよと事は進み、無事にボカロPデビューへと。iMacとLogic ProのおかげでYouTubeへのアップロードもエスカレーターのようにスムーズだった。ようやく、ようやくここに辿り着いたと安堵する。動画を確認すると、サウナ北欧での外気浴のようにじわじわと身体に染みこむように徐々に実感が沸いてきた。まだまだ公園にあるような築山のテッペンに過ぎないが、充分価値のある挑戦なのは間違いない。そもそもここに挑むまでが本当に地獄の道のりだった。何度も諦めそうになった。自分の音楽を信じて続けてたからこそ、今こうしてボカロPとしてのスタートラインに立てた。長かった。苦しかった。でもここからだ。まだまだ満足してる場合ではない。

第一関門を突破し、また新たに次に登る山を見据える。そこは以前と比べ物にならないくらい遥かに高い。無関係と遠くから山をぼんやり眺めているのと、当事者のクライマーとしてアタックするのとでは全く感じ方が違う。『YouTube』『ボカロP』というものを舐めていた訳ではないが実際に足を踏み入れると、遥かに険しい道のりなのをひしひしと感じられる。予想していものより何十倍も。でもだからこそやり甲斐があるし、人生を懸けて挑むには最高の舞台。俺にはもう音楽しかない。やるしかないんだ。毎日毎日音楽のことを考えて直走ってやる。そこで待ってろ。今にぶち抜いてやるから。

果てしない試練の旅の船出、記念すべき最初の曲は先のカタールW杯を見て、熱き想いのままに書いた曲【No. 1】。まだやんわりと国民に熱が残ってる1月上旬に、長友の「ブラボー!」の残響がやんわりあるうちにどうしても届けたかった。今やるのと3ヶ月後にやるのとでは熱量が大きく変わってくるからね。自分にとっても他者にとっても流行の波は激しいから。曲は初めてEDMに挑戦しサッカーのテーマ曲であることを意識した軽快なリズム。歌詞はYouTubeでW杯予選から本大会終了までの選手インタビューやらを全部見て、その想いを全部受け止めて、魂込めて書いた。紛れもなく自信作。この先どう転ぼうが、これをデビュー作にした事は後悔しないだろう。

この一年はコンスタントに作品に送り出す予定。今はあまり再生数が伸びていないし、暫く世間には全くもって届かないだろう。そりゃそうだ、こんだけYouTubeをはじめ世の中に様々なコンテンツが溢れていて、わざわざ名もなき野郎の曲を聴く時間は取らないだろうな。第一そこまでのクオリティにすら到達してもいないし。まだやりたいことの5%くらいのもん。でもこのまま諦めずに鍛錬を続けていれば、数年後には評価されると信じている。そう信じてないとやる意味もないしな。誰にも惑わされずに、俺だけの音を楽しむよ。どこまでも、ソングライターとしての道を突き進んでやる。ボロボロになるまで。いや、灰になるまで。期待してくれ。後悔はさせないから。

ボカロP【キュー】作品紹介

【No.1】 /  AiSuu
VoisonaのAiSuuを使用して、曲を作りました。 FIFAカタールワールドカップ2022を見て、熱き魂のままに作りました。

【パッチワーク デイズ】 /   AiSuuと機流音
VoisonaのAiSuuと機流音を使用して作りました。ラブソングです。

『人生≒ローリングストーン』 /   機流音
Voisonaの機流音を使って曲を作りました。 人生は一度きり。なのにやれない理由ばかり並べてくすぶっている。本当はこんなんじゃない。まだやれることはある。そんな自分を鼓舞するように作った曲。 【人生応援歌】特に、今人生に絶望を感じてもがいている方に聴いてもらいたいです。

サウナへ行こう!〜Love SAUNA Love〜 / 機流音
【Voisona】の機流音(CV:鬼龍院翔〈ゴールデンボンバー〉)を使用してサウナソングを作りました。これを聴けば必ずサウナに行きたくなる!!!

『オレグニア』short ver. / 機流音
〈 CYNHN(スウィーニー)『キリグニア』カバー〉
超人気グループCYNHN(スウィーニー)の『キリグニア』を俺なりにアレンジというか、カバーというかオマージュような・・・つまり「楽しい替え歌」です!

アルネ〜あなたの健やかな殺意〜 / 知声
CYNHNの綾瀬志希さんの個展【あなたの健やかな殺意】にインスパイアされて作った曲です。個展の感想ではなく、絵を見て受けたイメージを自分の中に落とし込んで作りました。

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