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用の美!

中之島美術館で先日まで「民藝展」が開催されていました
https://nakka-art.jp/exhibition-post/mingei-kurashi/
アートや美術品というといわゆる「作品」ですが、これが民芸品となるといわゆる日常に使う「商品」「製品」で・・・暮らしの中に溶け込むような、家具や器、また衣服など・・・「用を足す」ために昔から民衆に馴染んできたものが民芸品! この展覧会・・・コンセプトはこんな感じでした
日々の生活のなかにある美を慈しみ、素材や作り手に思いを寄せる、この「民藝」のコンセプトはいま改めて必要とされ、私たちの暮らしに身近なものとなりつつあります。 本展では、民藝について「衣・食・住」をテーマにひも解き、暮らしで用いられてきた美しい民藝の品々約150件を展示します。
また、いまに続く民藝の産地を訪ね、そこで働く作り手と、受け継がれている手仕事も紹介します。 なんかこれセトレが掲げる「異日常」「地域資源」と相通ずるものがあるなあ~と思って鑑賞していました! ここに出てくる職人さんも気を衒っていなくて、「こんな手仕事は今の時代、非効率で不必要になるのかもしれません、民藝がブームになっていると聞きました・・・私が今やらなければ、別にやらなくてもいいのですけど、今やりたいと思っている事を、今ただやっているようだけです。。。。」と自然体な人ばかりです! 自然体の中から生まれる美は本当に美しいものです・・・

それは見た目とかだけでなく、むしろそうではなく、その人の内面から湧き出る「美」なのではないかなあ・・・と思った次第です

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