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靴屋の参入障壁の低さ。

靴屋になりたいので、働かせて欲しい、下積みしたい等の問い合わせがあったり、直接話をしにくる方がいます。

基本的には来る者拒まず、去る者追わずのスタンスでいます。

経験者、即戦力となれば、「どうぞ宜しく!」と言うのですが、ほぼ0から仕事をしながら教えて欲しいと言うスタンスで来られると、流石に厳しい。

けど、自分もそんな時があったから蔑ろにはする事ができず、いろんな可能性や手段を提案したりします。

しかし、その提案に対して、自分できるだろうか、そんな事は不可能だ等のネガティブな返答が返ってくると、残念でならない。

何しろ、靴屋は公的資格は必要無いから、明日にでも靴職人を名乗り、靴屋を開業する事が可能。

しかも、100万円オーバーの重要な機械が、ヤフオクで中古なら数万円。

他にも必要な機械を揃えても20万円有れば十分。

そして、その他細々した物を用意して、材料屋さんと未収契約を結べば、初期投資をかなり抑えながら開業が可能と、参入障壁がかなり低い業種なのです。

この状況にワクワクして、下積み無しで、とりあえずはじめて、微調整をしながら軌道にのせる。

そんなセンスある若者が出て来ると、我々古参にとっては脅威であり、楽しみでもあります。

やたり、なりたいといった思いを伝えに来るよりも、とりあえずやってみた結果を持ってお話に来てもらう事でより有用なお話ができると思いますよ。

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