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「 井の中の蛙・・・ 」

皆さま年末の大掃除は終えましたか?
私は29日まるっと一日かけて大掃除を終えました。

今年も残すところあと2日ですね。
年齢を重ねると一年があっという間に感じます。

そんな今日この頃ではありますが、
2022年も色々な人と出会いました。

そんな中で一人面白い方がいたので
本日はその方とのエピソードをお届けします。

その方はとあるベンチャー企業の役員Aさんなんですけど、
年齢は40代の前半くらいのお方です。

私はその方と一緒にお仕事をすることになったのですが
同じ沿線だったり何だったりと意気投合しました。

とある時にこんな会話がありました。

※ 詳細エピソードは省きます。

私:それでは「 井の中の蛙 」になってしまいますよ。
A:「 ・・・・ 」

私:もう少し外(市場)を見た方が良いかもしれません。
A:ごめんなさい「 井の中の蛙 」とはどういう意味ですか?

私はAさんは意味を分かっていて、敢えてどういう意味ですか?
と返してきているものだと思ったのですが、、、

私:語弊があるように感じたのなら謝ります。
  今やろうとしていることは少々古いと感じまして、、、

A:いや、違うんです。
  そもそも「 井の中の蛙 」が分からないんです。

私:冗談ですよね?
A:本気です。

私:(笑)
A:(笑)

私:なら失礼しました。ちょっと検索してもらっていいですか。
A:わかりました!

見聞の狭いことや、それにとらわれて、さらに広い世界のあることを知らないことのたとえ。井戸の中のカエルが、東海に住むカメに、自分の住居の楽しさは無上であると自慢したところ、カメが海の話をし、海では千里も遠いうちに入らず、千仞(じん)の高さも海底の深さに達せず、時の長短や量の多少でいっさい計れないのが東海の大楽であるというと、カエルは驚きあきれて、返すことばもなかったと『荘子(そうし)』「外篇(がいへん) 秋水(しゅうすい)」にあり、韓愈(かんゆ)の『原道(げんどう)』にも「井に坐(ざ)して天を観(み)る」などとある。「井の中の蛙大海を知らず」「井(かんせい)の蛙(あ)」ともいい、単に「井蛙(せいあ)」「井底(せいてい)の蛙(あ)」ともいう。

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について
コトバンクより
https://kotobank.jp

と、上記の説明を読んでもらいました。
するとAさんが、、、

A:なるほど~そういうことなんですね!
  そんなことわざがあるなんて知りませんでした。

私:(・・・)まぁそんな感じなので先ほどの提案はまさに
  井の中の蛙になってしまうと思うんですよね。

A:そうですね~ただ一つ教えて欲しいのですが、、、

A:私は「 井の中の蛙 」の「 井 」の方ですか?
  それとも「 蛙 」の方ですか?

げげげぇっ~!

予想外でした。
むしろ一本取られた感じの敗北感すら味わいました。

とまぁとりあえずプロジェクトは失敗に終わりましたが
何とも言えない経験をさせていただきました(笑)

ちなみにAさんとは今も仲良くさせていただいております。

ではまた。

応援よろしくお願いいたします <(_ _)>