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7年越しに初めて推しのライブに行った話

おさかな

初投稿です。
正直、この話書くためにアカウント作りました。誰かに聞いてほしかった。

10月27日川崎CLUB CITTA'にて行われた、ﾀﾗﾁｵさんのワンマンライブに行ってきました。その感想をつらつらと述べていきます。

個人的経緯

感想の前に、自分の話で恐縮ですが自己紹介代わりに経緯を書いておきます。
私がﾀﾗﾁｵさんを知ったのは今から6か7年半ほど前、TRPGのリプレイ動画を見たのがきっかけだったと思います。当時私は中学生だったのですが、何かのライブ映像で見た黒縁四角メガネとハーフグローブ、特徴的な髪型という圧倒的ビジュアルの強さに見事に撃ち抜かれ、気付いたら推していました。以来、性癖が歪みました(ガチ)。
とはいえ、YouTubeの更新がほぼ止まっていたのと、私が色々忙しくなっていたこともあって2年ほど追わなくなっていたのですが、最近別名義を知り再度沼り、今回ワンマンに行くこととなりました。

曲の感想


感想と言えば、最高だった。この一言に尽きます。今まで色んなことを理由に行ってこなかったのが本当に悔やまれました。

※ここから先はライブ初心者の超個人的な感想とうろ覚えの記憶しかありません。
セトリもMCの内容も正確に覚えてるわけじゃないので、何となくの時系列順に、特に書きたいと思ったことだけを書きます。色々違うと思います。私の言うことは信じないでください。

  • アネイブラ
    良かった。初っ端から一気にぶち上げてくれた。個人的な話ですが、ここの出だしで耳がやられて、この後ずっと煽りとかMCとかあんまりちゃんと聞こえてないです。
    「ざまぁないぜ」の後に(多分)「ようこそ」って言ってたのが良かった。多分言ってた。あと、「さぁ踊ろうぜ」の後に「そのために来たんだろ」って言ってたのも良かった。多分言ってた。この辺本当に聞こえてない。

  • TRUST NO ONE
    私はこの曲が一番好きなので、イントロかかった時、ここ1年で一番デカい声出ました。
    「fuck fuckin' comp××××」めちゃくちゃ良かった。「TRUST NO ONE」って言えて良かった。

  • AEONS GEHHENA
    「祈れ人間」。
    祈ったり折り畳んだりして信仰を表現できて幸せでした。マイク持ってない左手を広げるﾀﾗﾁｵさん、人智を超えた上位存在だったな……

  • 群青ロマンサー
    この曲は特にイントロが大好きなので、イントロ流れた時クソデカい声出ました。やっぱV系の曲調似合うな……と思いました。

  • 八十神は信教の為ならず
    バンドメンバーの方々がタケノコの動きするのが非常にかわいい。これが後にオモロMCを生みます(後述)。
    スモークが焚かれた会場でミラーボールが色んな方向に反射してるのとても良かった。その中で合掌する我々。その向こうで手を広げるﾀﾗﾁｵさん。あまりにも「神」すぎる。

  • Vermillion
    予習として見たライブ映像でWODしてたので、やるんだろうなとは思ったけども。確かこれ2回目か3回目かのWODで、みんな慣れてきてどんどん真ん中広がってたのが良かった。
    「砕け散れ！！！」で始まるWOD、本当に強くて笑っちゃった。でもみんな怪我させないように二の腕とか柔らかい部位でぶつかってくれて、人の優しさを感じました。
    反省点はもっと向かいの人を煽れば良かったなという点です。

  • 夜の果て(仮題)
    「俺にもお前らにもあった、そしてこれからもある、クソみてぇな夜のために」という言葉が刺さりました。これは自分のための歌なんだと思えました。あと歌い出しギリギリの「この曲フル出すぞ」があまりにもかっこよすぎる。めちゃくちゃいい顔してた。

  • Phantom limb
    個人的にラスサビの前の「嗚呼」が好きなので、力いっぱい歌うﾀﾗﾁｵさんが見られて幸せでした。この曲は今回のMCでお話されてた内容に重なる部分があるように思えて、非常に刺さりました。

  • メロディ
    バンドライブも良いけど、アコギ伴奏の歌は上手さが際立っててとても良かったです。私は知らない曲だったんですが、それでも感動して泣きそうでした。

  • KEY KEY FRIENDS!!
    これ今回一番楽しかったよマジで。サークルモッシュであんなにちゃんと走ることあるんだって思いました。後述しますが、「怖いから最初はゆっくりな！」で始まった超スローキーフレ、もはや盆踊りでしたね。

  • monolith
    「これがかの有名な……」と思いました。あまりにも楽しすぎる。予習の時から絶対楽しいやつ！と思ってたけど、想像の100倍楽しかった。これも後述しますが、まあまあデカい花束をこれからカチコミ行く人の金属バットみたいな持ち方して客煽ってたの最高にかっこよかった。

まだ書きたいことはあるんですが、詳細を何も思い出せない、「良かった」しか言えない、などの理由でここまでにします。

MCの感想

今回すごく色んな話をしてくれて、真面目な話から客とのオモロやり取りまで、色々書き残したいことはあります。が、真面目なMCの内容を正確にお伝えする自信がなく、(ないとは思いますが)この記事だけを読んだ人に誤解を招くようなことがあってはいけないと思うので、詳しい内容は伏せます。が、代わりに私が思ったことだけ書きます。
オモロMCに関しては記憶の限り書きます。が、終始耳がやられていて聞き取れてないし、記憶も曖昧なので色々違うと思います。話半分に聞いてください。

  • セトリ
    決意というか、熱い気持ちをたくさん聞かせてもらいました。
    正直なこと言うと、ボカロカバーも聴きたかったというのは少なからずありました。歌ってみたを聞いて好きになった身なので。ライブに行けなかった数年間、セトリを見ては「うわこれ聞きてぇ〜」を繰り返した人間なので。
    でも、それと同じくらいオリ曲も好きなんですよ。ﾀﾗﾁｵさんの詞に、声に、音楽に救われた人間でもあるんです。なので私としては、自分が納得できるセトリで、やりたいようにやってくれという思いが一番でした。今回のセトリを「自己満に付き合わせている」と言っていましたが、私はそれこそがワンマンライブだと思います。私はﾀﾗﾁｵさんの声を、歌を、音楽を聞きに行きました。オリ曲が嬉しくないわけがありません。
    それでも、「爆笑聴きたかった奴いると思う。ジャンキーナイトオーケストラ聴きたかった奴いると思う。そういう人達のことを否定したい訳じゃない」って言葉は嬉しかったです。

    (余談)
    ライブでのトークと歌の比率が話題になった某歌手の方の話に触れた際、「俺もそういうことやるわって思った」に対してお隣のお姉さんから「やればいいじゃん！！！」と強めの肯定が聞こえて来て笑いました。いいぞ！やってくれ！

  • 開催日
    ﾀ「土日の方が良かったよね？」
    客「その通り！」「分かってるなら土日にやれ！」「毎日やって！」
    ﾀ「俺すごい非難されてる？消費税上げた？ってくらい非難されてるんだけど」
    お隣にいた(おそらく)社会人のお姉さんからの「その通り！」があまりにも力強くて好きでした。お疲れ様です。

  • カメラについて
    今回カメラがめちゃくちゃな数入っててたんですが、歌詞太郎さんの「損してる時、輝いてるよね！｣の結果こうなったようです。歌詞太郎さんありがとうございます。何かには使ってくれ。
    その話の中で、
    ﾀ「(前略)だから、お前らの顔も写るかもしれないんだよね。先に謝っとくわ。正規の手段で休んでない奴、ごめんな」
    で爆笑しました。さて私はいつまで笑ってられるんでしょうかね……

  • 八十神の例の動きから派閥の話
    ﾀ「なんかさぁ、変な動きしてなかった？」
    「何のことですか？」
    「あ、もしかしてこれ？」(タケノコの動き)
    ﾀ「なんで身に覚えねぇんだよ」
    客「1ニョッキ！」「2ニョッキ！」
    ﾀ「この会場、今日900から1000人くらいいるけど、やるそれ？　多分死人出るよ？」
    (中略)
    ﾀ「何の話してたんだっけ？(中略)タケノコ？」
    客「たけのこ派！」「きのこだろ！？」
    ﾀ「今俺がここで、『たけのこ派の人〜』『きのこ派の人〜』ってやるじゃん。そしたらさ、多分どっちかの派閥が相手の顔覚え始めるんだよ。で、次WODやるじゃん？　斜めに走り出す奴出てくるんだよ。俺見たくねぇよそんなWOD」
    このやり取りめちゃくちゃ好きで大爆笑しました。こういうトークが聴きたかった。

  • 入場者
    「完売はこっちの都合だからさ。ふらっと来れるのが一番良いから」
    という言葉、本当にファン思いだなって思いました。
    あと今回、WOD初参加もﾀﾗﾁｵさんのライブ初参加もそこそこな人数いて、ちょうど良かったみたいです。初心者の私もそこまで肩身狭くなく、WODやら折り畳みやらサークルモッシュやらできて楽しかったです。

  • 因習村その1
    WODの説明にて
    「奇妙な因習があってね。この辺真ん中じゃん？ここをね、空けるの。そしたら合図するから、この間を縮める。それだけ」「今日事前に言ってなかったから、この村付いていけねぇよって思った人は横に避けてくれ。俺も横まで行くからさ。よしなにやってくれ」
    どうやら私達は因習村の村人だったみたいです。横まで来てくれるの優しい。
    「まだだぞ」の声とても好きです。

  • 1回目のWOD後
    ﾀ「もしかしてさぁ、人減った？」
    客「減ってないよー！」「増えたかも！」
    ﾀ「増えた！？　減るより嫌だなそれ」

  • WOD後の落とし物
    ﾀ「落とし物とかない？大丈夫？」
    客「ないよー！」「大丈夫！」
    ﾀ「マジ？すげぇな」
    客「ペットボトルある！」(ほぼ空のペットボトルを掲げる)
    ﾀ「前に回してもらっていい？……もう水分不足の奴いない！？」
    客「ペットボトルホルダーある！」
    ﾀ「あれさぁ、お前らが暴れても取れないように作ったんだけどさ、取れちゃったかぁ」
    客「爪落ちてる！」(ネイルチップを掲げる)
    ﾀ「え、なんて！？」
    客「爪！」
    ﾀ「爪！？……取れちゃったかぁ。大丈夫？それ先端に血とか付いてない？　もし仮に爪取れた奴いたら、1人流血しながら『怪我ないです！』って言ってる奴いることになるけど」
    これもめちゃくちゃおもろくて大爆笑しました。「爪落ちてた！」が衝撃すぎて3回くらい聞き返して、最終的にイヤモニ外すﾀﾗﾁｵさん。腹筋ちぎれるかと思った。
    落とし物すごい心配してくれて、逆に褒めてもらえる空間になってました。

  • 因習村その2
    サークルモッシュの説明にて
    ﾀ「奇妙な因習があってね。まず、真ん中に空き地をね、作るの。そしたら、そのまわりを回る」
    やっぱり私達は因習村の村人だったみたいです。

  • サークルモッシュ
    回る方向の話で、
    ﾀ「俺から見て時計回りな」
    客「どっち？」「お前から見た右ってどっちだよ！」
    ﾀ「じゃあお前らから見て時計回りでいいよ！」
    お隣のお姉さんの語気があまりにも強くて笑っちゃった。おかげで分かりやすくなりました。

  • 柵
    ﾀ「え、柵あんの！？」
    客「ここまである！」
    ﾀ「えぇ……これできないか」
    (コソコソ話)
    ﾀ「じゃあ、手前は手前でやるか！」
    (中略)
    ﾀ「危ないから！ゆっくりな！」
    (インテンポ1/2くらいの手拍子をする会場)
    ﾀ「速くない！？」
    (手拍子のテンポでドラムを叩き始める初穂さん)
    ﾀ「ちょっと！」
    (インテンポ1/4で手拍子を始めるﾀﾗﾁｵさん)
    ﾀ「まず1歩！1歩だけ！」
    (ほぼ盆踊り会場と化すクラブチッタ)(盆踊りし始める客)
    ﾀ「したくない人はビオトープ(柵の近く？)で独自の生態系を作っててくれ。ヤバいと思ったら衛星軌道から外れてくれ。外側の人は優しく受け止めてくれ」
    ビオトープがツボで爆笑しながら回ってました。

  • バースデーサプライズ
    バンド紹介の最中、姿を消した熊吉郎さんがケーキを持って登場。
    フライヤーがそのまま印刷されたケーキを客席に見せてくれる。
    クソコラ(に使われる)顔でクッキー作られてて、同じ顔をしてくれるﾀﾗﾁｵさん。見えなかった人向けに2回やってくれました。

  • ラスト曲の流れ
    「やることやった！さぁ片付けるか！」って後ろ向いたと思ったら、「これで片付け……なわけねぇよなぁ！？まだ回れんだろ！？」のタイミングで花束見て！って言われて「今ァ！？」ってなるﾀﾗﾁｵさん最高にいい顔だった。バンドメンバーの方々の方にも段取りあったんだろな。

  • バースデーサプライズ②
    もらった花束(赤い花に青の包装紙の割とでかいやつ)にメッセージが入っていて、今ここで読んでと言われたﾀﾗﾁｵさん。ハート型のクッキーを取り出す。
    客「なーにー！」
    ﾀ「一言、短く、こう書いてあったよ―――『fuckin' monolith』！！！」で始まるmonolith。回り出すサークル。あまりにも最高。
    私が見た時は豪華な花束を金属バット持ちしていたのですが、他の方のレポを見ると、我々がヘドバンしてる間に赤子のように抱えていたらしいです。何だそれ見てないぞ。

  • その他
    ﾀﾗﾁｵさんが「あのさぁ」って言うとみんな「なーにー！」って言うの歌みたのコメントみたいでよかった。

  • その他②
    サークルモッシュの後、シュシュが落ちてるという話。
    ﾀ「シュシュだって。髪をまとめる何か」シュシュという言葉を発音しているのがもうかわいいし、シュシュの解像度が低そうなのも良かったです。

  • その他③
    ちょいちょいイヤモニ取って客席の声聞いてくれる瞬間があってとても嬉しかったです。

  • その他④
    煽りすごい良かった。見間違いでなければ、何かの曲中に客の方見て指クイってしながら笑ってたと思うんですが、あれとても好きでした。今思うと幻覚かもしれない。

  • 最後の言葉
    私は追えなかった時代も追わなかった時代もありました。それでもこのライブに来られたのは、続けてくれていたからです。だから私は「この先もずっと続けていく」という言葉を信じたいと思ったし、信じられると思いました。

最後に

終始楽しそうな笑顔が印象的でした。歌ってる時も客と会話してる時も、バンドメンバーの方々とわちゃわちゃしてる時も、ずっと楽しそうないい笑顔で、この笑顔を何回でも見たいなと思いました。
あと、今回1人で参加したんですが、やっぱり誰かと感想言いたいですね。抱えきれない。あんまり現場たくさん行けるわけじゃないけど、行ったら会ってお話できる友達、欲しいですね……
もう1つだけ、これさっきも書いたけど、やっぱり自分にとってﾀﾗﾁｵさんは画面の向こう側の人だったので、客と会話してるの聞いて「本当に同じ場所にいるんだ」って感動しました。ライブってすげぇ。絶対また行きたいって思いました。それまで生きます。みんなも生きような。素敵なライブを本当にありがとうございました。

自分語り盛りだくさんのまとまってない記事ですが、最後まで読んでくださりありがとうございました。また読んでくだされば幸せです。

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