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はじめてのタイ!③

2日目はアユタヤへ。日帰り&最高気温36℃、湿度90ということもあり、半日ツアーに参加するか、それともカオサンから出ているバスに乗るか考えたけど、隣の駅からアユタヤに行く鉄道が走っていたので鉄道で往復することにした。

素泊まりで泊まっているので、朝ごはんはホテル隣のmaxvalueで買ったヨーグルトとバナナで腹ごしらえ。(このバナナさっぱりしつつ甘くて美味しかった。)

7時30分頃にホテルを出発し、MRTでお隣のフアランポーン駅まで行き、タイの国鉄?の入口までネット情報と案内標識を頼りに歩くこと5分程で到着。途中、後ろから「すみませんー!アユタヤ?」と片言の日本語でタイ人に話しかけられ、思わず振り向きそうになったけど、野生の感であぁこれは詐欺のにおいがする…と思いそのまま駅へ向かって歩いた。(きっとアユタヤまで高額でタクシーで連れて行くとかだと思う)

駅に到着し、まずはチケットを買うことに。エアコンがついてるかどうかで値段が7〜8倍くらい違う…と思い悩んでると、窓口の人はこいつ完全に観光客っぽいし絶対エアコン付きだろ。って感じで席を言うまでもなく、エアコン付き2等車(片道245バーツ)のチケットを準備していた…まぁ普段インドアで外に長時間出て動くことが少ないから、エアコン付きのほうが体力温存できて良いやと前向きに捉えよう。

私が乗るのは8:20発だったので、駅のホームで電車を待っていると突然大きな音が流れ出し、タイの人達が一斉に立ち始めた。地球の歩き方にも載っていたけど、タイの人は国王をとても尊敬しており、8時と18時に国歌が流れてみんなその場に立つと書いてあったけど本当にやってるんだという驚きと共に観光客もみんな続いて立ち上がる。厳粛な雰囲気。滞在中この時しか体験することがなかったのでこのタイミングできちんとできて良かった。

電車は意外と定刻に出発。周りはヨーロッパ人の家族とタイ、韓国の人達で日本人はどうやら私だけだった。1,5時間程で到着し、アユタヤ駅に到着。駅に着くと客引きのおっちゃん小窓から電車から降りてからカモをハイエナのように狙っており、私も声をかけられたが全て無視して対岸に向かうボートに乗った。(5パーツ)

対岸に着くとすぐにレンタサイクルがあり、ぼろぼろのチャリを1日100?バーツでレンタルし、いざアユタヤへ!!乗り始めて思ったのは、

あれっ、信号ないし道ガタガタなのはなんとなく予想してたけど、普段電動自転車乗ってるからペダル重すぎて全然進まない……つらい…ひかれる…野良犬こわい…

と、気持ちが速攻で折れかけましたが、野良犬にいま噛まれて死んだら、クローゼットにあるあんなもんやこんなもんが色んな人にこねくり回される…と思ったら急に覚醒モードに入り、チャリを漕ぎ漕ぎしてなんとか到着。

ビルマ軍との戦争で倒壊した仏像、奇跡的に原型をとどめている仏像が至る所にあり、時代は違うけど終戦の日も近かったので、改めて戦争の傷跡が残る場所は体験した方には悲しみや絶望を感じるかもしれないと思うけど、何百年経ってもなにも知らない世界中の観光気分で来た人達に、嫌でも戦争の恐ろしさ・つらさを想起させてくれると思った。

と思いながらも、もう汗だくでふらふらしてきたのですぐ近くのカフェレストラン「オールドシティ」で早々に一休み。めちゃめちゃ美味しいパッタイとパイナップルジュースで栄養補給をし、お店から出たくない気持ちを押し殺して外に出る。

その後近くをプラプラするもこのままだと市内まで帰れなくなると思い、レンタサイクルを返却し、15時にはもうホテルに到着笑

仮眠をとって、この旅で食べたかったプーパッポンカレーを食べにソンブーンへ。感慨に浸ることもなく、疲れてたのもあってとりあえず白米とともに貪るように食べてその日は早めに就寝…。

④に一応つづきます。

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