OSKYRKSL FUTSAL CONSIDERATION【#9-1】ポジションの謎を解明する

最終章の9章突入。ここから長くなりそうですが(汗)

余談ですがコントラピエやアラコルタ、バックドア、中パラ(パラレラ)や縦ブロックなど、解説していないことも沢山あります。クワトロ(クワトロゼロ)というポジショニングの動き例もこちらのnoteのコンセプトの"初心者~中級者向け"を外れてしまうため恐らくしないと思います。

辞書のようになんでも載ってるというよりは今後もこれを知っておけば中級者もしくはそれ以上になれるヒントを載せていこうと思います。

そして9章では4vs3ではなく4vs4、つまりGK合わせて5vs5揃います。やっと!これまでの伏線?が回収されて5vs5で応用でき頭が整理できる、と思います。改めて試合が始まる前のポジションについてや、ゴールクリアランス時、コーナーキック時等のポジショニングも含め解説していきます!※4vs3は既に応用できる内容のため省略しました

ポジションについて

最近ではサッカーのDFもFWのような動きをしますが、サッカーやバスケでは基本的なポジションが決まっていると思います。

フットサルでは試合前に「俺ピヴォでいくからお前アラな!」と決めても僕はあまりそれを試合中に活用できないと思っています。何故ならパスを出したら抜けるのが基本とお伝えしたと思います。

そして前回のヘドンドもそうですが、旋回することで流動的にポジションを入れ替え、スペースを作って使うため、ポジションはあって無いようなものだと思っています。

但しピヴォとGKだけは特殊です。また改めてピヴォの回でお話しますが、ピヴォは相手を背負えるようないわゆるフィジカルの強い選手がやるべきで、尚且つ味方GKがたとえば相手シュートをキャッチした時に一番先に相手陣地へ走ったならピヴォがピヴォとしてポジショニングできるからです。

ですので僕は"役割"という方が正しいと思っています。フィクソの位置にいるならフィクソが意識することをするといった具合です。フィクソはその時一番底の選手、アラはサイドの選手、ピヴォは前線にいる選手です。

上の絵で言うと、
赤1番⇒フィクソ
赤2番と赤3番⇒アラ
赤4番⇒ピヴォ
赤5番⇒GKとなります。

全体的な配置としては3-1(サンイチ)と言ったり菱形の形からダイヤモンドと呼ばれます。前回書きましたがこの形(もしくはピヴォがサイドに開く偽ピヴォという形/※いつか少し触れる予定です)が一番バランスが良く、やることが明確なため初心者チームの方にオススメです。

話を戻して、役割とお伝えしましたが特性はあるためチームでフットサルされる場合はバランス良く出場させるのもひとつかもしれません。ただ一人一人が全ての役割を一定水準でこなせないといけない、と思っています。

ざっくり特性(例)をお伝えすると、
・ピヴォ⇒フィジカルの強くキープ力高・ターンからのシュートが上手い
・アラ⇒体力あり・ドリブル得意
・フィクソ⇒パスが上手・守備力が高い
こんな感じでしょうか。次回以降もっと詳しく書いていきます!

具体的に試合が始まる前どんな話をするかと言うと、ピヴォがいるチームだと「A君ピヴォで」と言ったりはします。

その場合A君はなるべくピヴォのポジションに入ること、周りの選手はA君がピヴォに入った時に意識してピヴォにパスをするピヴォ当てを狙うといった意味が含まれています。

フィジカルの強いピヴォができる選手がいないチームだとポジションに関しての言及はないというのが個人的な経験です。

次回はフィクソの位置にいる時に意識することを書いてみます!

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