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THIS IS B

前回(上達のフレームワーク)の続きです!

先日の集客方法zoomで参加者の方が最後に、

(個サルといっても集客などで意識されてることって)
「ビジネスなんですね!」

と呟かれました。これについて僕は「そーなんです!」と思いそういうお話をしたくていま感情に任せてタイピングしています。

ビジネスとそうでないものの違いは、なんとなく集荷しているそして偶然結果が出たのではなく⇒なんとしてでも集めた、結果が出るように考え行動し続けたということなんです。

といっても個サルはフットサルという商品が本当に魅力的なのと参入障壁が無いに等しいので(大きくできるかは別として)どなたでもある程度の収益化は容易いと思います。

そのため僕はいつも「集めた俺すげー」ではなく「フットサルすげー」と思っています。(だからこそもっとFリーグ等が世間に浸透すればいいなと思うのですが)

今回は「ビジネスとして成功させる、継続する」という視点で個サルを捉えた時、考えが変わってくることが沢山ありまーすというお話です。

営利目的への嫌悪

といっても1万人に1人位「営利目的の個サルは嫌だ」と仰られる方がいらっしゃいます。僕が実際声として聞いたのは過去に1件だけですが(話した雰囲気などから察する経験として)そもそもお金を稼ごうとしているというところに抵抗がある人は多いと思います。

そういう人、もしかしてお金って汚いものって思ってませんか?

お金を沢山もつ=汚いと思っているのに宝くじ当たったらなにしようって楽しいイメージをするのは矛盾していませんでしょうか。

よく冗談で僕に「お金好きですか?w」と聞かれることがありますが、お金はまず手段でしかないことを知らないといけません。物やサービスと交換するための手段であって目的ではありません。(お金が生まれた歴史と感情を抜きにした事実として)

そしてお金は力になります。これは財布にお金があれば元気が出るという話ではなく、お金があればドヤれるということでもありません。Covic-19の件で少しわかったと思いますが、お金は(先述したように何かの目的と交換する手段なので)誰かを助けうる力になるということです。

もちろん犯罪などで集めたお金は汚いものだと思います。でも営利目的のお金が汚いならコンビニで買い物して払ったそのお金は汚いものでしょうか。カフェでコーヒーと交換したお金、店員さんが受け取ったものは汚いものでしょうか。

お金を巡って様々な犯罪がおきているのでお金=汚いと思っている人が多いかもしれませんがお金=手段でしかありません。

ビジネスの本質

報酬=サービスの質と量

という言葉があります。

例えばすごく横柄な態度の個サル運営者に対して快くお金を払いたいと思うでしょうか?綺麗事のようなので伝え方が難しいのですが僕は上の言葉を要約し「沢山ありがとうをもらえば稼ぐことができる」と思っています。

そして稼ぐからこそ(設備を含め)投資することができます。

前提としてビジネスや営利目的=汚いでは話が進まないためまずはお金についての偏見について書きました。

昔「コート代が高くない上新庄で、しかもA2という少し安くなるコートで30人集めて1人1,600円集めてる団体がある。最悪だ」

と仰ってる方がいました。それは例えば開催頻度が月1回と少ない、ボール代などの回収、集まらなかった時の補填を考えた料金設定なのかもしれません。

個サルを運営したことがある方が「平気でドタキャンされる」「一生懸命運営してても文句ばかり言われる」などという愚痴はよく聞く話で、その団体さんはその団体さんで大変なのかもしれません。

うちの場合沢山開催している、そしてなんとか集まる見込みがあるから1,400円と安く設定できています。それでも原価率約35%のなのでわかる人が数字を見ていただいたら「薄利多売だな」と感じると思います。

継続して集客できないと死ぬ

ビジネスの側面として、趣味で集めているわけではない分、集客できないと死ぬとも思ってます。実際は生活保護などがあるため直接誰かに刺されて殺されるわけではないのですがほぼ死と同義だと思っています。

そのため目標を達成するために戦略的に、知識を駆使し様々な工夫をこらしながら進めないといけないといけません。

そして集めるだけでなく集め続けなければいけません。

ですので常連さんを大事にしつつ常に新規営業もしないといけません。新規の方にまた来ていただかないといけません。

そして一見関係ないようなイベントや事業に思えても個サル以外のこともしないといけないかもしれません。

ちなみにうちが個サル以外のことをした時に「なんで?」と言われることがありますが答えは「ビジネスだから」です。

まずそもそも様々な既存の企業も創業当時違う事業をしていた例は調べれば多くみつかります。

それに特に大企業はあれもやってますしこれもやってます。例えばアパレル同士の例ですが、ユニクロで買ってもGUで買っても同じ会社だというのは有名だと思います。

もひとつアパレルですがロエベで買ってもセリーヌで買ってもベルルッティで買っても、ましてやブルガリで買っても(他にもきりがありませんが)ルイヴィトンと言えばわかりやすいでしょうか。※正確にはLVMH(モエヘネシールイヴィトン)

業界地図を見ていると「そっちもあんたの会社かい!」とつっこみを何度もいれたくなります。

企業を「化粧品の会社!」「パソコンのソフトを作ってる会社!」などと定義するのは難しいことが殆どです。

「社会をこうしたい、あーしたい」といったその会社の理念にブレていなければ化粧品会社は化粧品以外も扱うものです。

うちの場合は「楽しませることが大好き!」とHPに書いていますが、5年後、10年後そのために何をしているかは(手段)僕にもわかりません。

ケーキ屋をするなら

ここまでで2,100文字使ってしまったのですが、個サルを始める時は「よっしゃ人集めてみよー」と良くも悪くも勢いだけで始めてしまうことが多くあると思うのですが、ここで一歩一緒に立ち止まってみて例えばケーキ屋さんを開くならどんなことを考えないといけないでしょう。

勿論開くだけが目的ではなくケーキ屋さんをして人を集め、そして集め続けないといけません。

とりあえずめちゃくちゃざっくり書いてみますね!

□なぜケーキ屋さんをするのか、理念
□名前は?フォント、どうしてその名前にするか
□立地、そこに魚はいるのか(※需要のたとえです)
□初期投資費用、資金、コスト、計画、いつまでに回収できるか
□店舗、内装はどんな雰囲気、なぜそうするか
□ケーキの味、デザイン、箱のデザイン、なぜそれにするか
□システム、どのように店内を誘導させるか、在庫、効率的か
□料金設定、なぜそうするか
□競合の存在、バランス、営業時間、差別化、戦略
□スタッフの募集、接客、人件費
□営業、HPのデザイン、UI、SEO

ソフト面が、ハード面がとか整理せず思いついたこと書いてみました。が、誰にでもできると思います。こういうのを考えるのがワクワクするという人こそ運営に向いているのではと思います。楽しくないですか?

何が言いたいのかって、ビジネスには「目標をどうやって達成するか」という側面があるということです。そして目標を達成するには必要なものが沢山あります。

(前回の記事の続きとしても)これさえつかめれば何を始めても上手くいく可能性が高くなるので個サル集客に興味がない人も何かの上達、フットサルチーム運営などの参考になるかもしれません。

集客するのって雲をつかむようになんとなくしようとしてた、もしくはしているのに、あくまでひとつの考え方ですが、少しでも頭が整理されたのなら幸いです。

後はここからそれぞれ経営、デザイン、会計、マネジメント、接客、HP、マーケティング、その他の本などがありそれぞれが奥の深い世界です。

大変な時代、後から教科書に載るような時代を生きています。
一緒に乗り越えていきましょう。

お読みいただきありがとうございます。実用的な記事を書けるよう努力してまいります。大阪ゆる個サルへのご参加もお待ちしています!