OGRE SCENARIO #2

個サル運営開始の動機と目的

チームがなくなってしまう大きな理由に人数が集まらなくなることがあると思います。仕事など様々な都合で来れなくなる人が増え、気がつけば解散というのはよくあるパターンだと思います。

そういった想定できる問題の解決策として、そして自分自身が蹴る場所としても個サルを始めました。当時毎日蹴りながら運営していたので狂気の沙汰としか言いようがありません。

そして個サルからいいなと思った人をプレーをみてから引っ張ってこれるというのが強みです。個サル運営まで真似する必要はないと思いますが、うちの個サルを含めFリーガーになる前に個サルに通っていた選手も沢山おり個サルでの発掘は侮れません。

最初はある程度のテクニックがあると思った人に声をかけていましたが、目が肥えてきてからは派手なドリブルをする人よりも正確なプレーをする人に注目していました。そしてそういった選手はうちのチームではもちろん、練習日の都合などでうちのチーム以外のチームに入ることになっても活躍されていました。

プレー以外ではベクトル(どの位ガチでやりたいのか)やきちんと出欠などの連絡を返してくれるか確認することも重要だと思います^^

まとめますと個サルは選手の発掘とチームの蹴る場所として始まりました。

勝てないチーム

あれ?いい選手ばかり集めたから単純に優勝できたのではと思う方もいらっしゃると思いますがそう単純な話ではありませんでした。

僕らはとにかく勝てませんでした。おっちゃんばかりのチームや最初よく競技ではなく普通の(レベルが低いわけではない)エンジョイチームと対戦しましたが全然勝てませんでした。

極めつけはお世話になった当時2部のチームMさんとの練習試合で、正確な点差は覚えていませんが確か32vs0くらいで負けました。大々的に個サルを運営する中でオーガはそのシンボルのようなチームだったため、弱いということは周知され、だからこそ目標達成は無理だとよく言われていました。

パラレラっていう動きがあるらしい

チームMさんにはうちのチームごと一緒に合宿もさせていただき、本当に沢山のことを教わりました。

まずそもそも僕は大会などで優勝できればいいと思っていたため地域の社会人リーグのことを知りませんでした。そのことを知ったのは大阪府リーグに所属していた参加者のYさんからでした。

僕のnoteを読んでくださっている方はおわかりになると思いますが、フットサルにはフットサル特有の効率の良い動きが沢山あります。それをYさんに沢山教わりました。Yさんは今も都リーグで活躍されており、個サルでもダッシュで自陣に戻るストイックなプレーで、言葉以外でもフットサルに関することを教わることができ尊敬している人です。

オーガの最初の練習はそんな知識を付け始めたばかり。しかもチームメイトの殆どが仕事でドタキャンになってしまいキャプテンと僕がコートで2人というところから始まりました。何をしていいのかわからず、

「フットサルってパラレラっていう動きがあるらしいで」

そんな会話をしただけで終わりました。そんな人がハイレベルな大阪府リーグに挑戦しようとしていたのです。

監督不在のチーム

知識不足だけでなく監督不在のチームということもあり、練習や練習試合の良かった点、悪かった点を正しく分析できずチームはよりただの個人の集まりとなっていました。

雰囲気はいつも悪いまま。参加者の競技経験者に動きを教わりとても参考になったのですがまだそれだけでは勝ちには繋がりませんでした。負けず嫌いばかりです。そして僕も含め自己中なプレーをするような問題児ばかりです。

参入1年前に最悪なチームの雰囲気はピークに達しました。

(まとめ)
・チームメイト探しと蹴る場所確保のため個サルを始めた
・フットサル特有の知識をつけないといけないと気付いた

お読みいただきありがとうございます。実用的な記事を書けるよう努力してまいります。大阪ゆる個サルへのご参加もお待ちしています!