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オタクをして得たもの。

アイドルオタクをしていて失ったものももちろんある。
お金、友達や家族からの信頼....。
(※信頼はもう取り戻しました)

失うものとしてお金は言わずもがなですが、私はアイドルオタクをしていることをリアルな友達や職場の人たちには伏せていたので、それを理由に約束を断っていることは相手は知りませんが、断りが増えると誘われることも減って距離ができてしまった。

好きだった男との約束よりも推しを優先してしまったが故に振られたこともあった(それはそう)

でも、そんなことよりも得たものは本当に多い。

アイドルオタクをして得たもの。

・フットワークの軽さ
・交友関係
・ぼっちスキル
・調べる能力
・日本全国のおいしいもの情報
・人間っていいな

▼フットワークの軽さ
オタクはすぐ推しに会いに遠征するので、当たり前のようにフットワークはめちゃくちゃ軽くなった。

ちなみに私のオタク人生で一番頭のおかしい移動をしたのは一人の推しのイベントのために、始発で大阪を出て横浜で写メ会に参加し、その後、同じ推しの福岡の小倉でのイベントに参加し、終電で大阪に帰ってくるというスケジュールです(オタクはまだしも、推しも同じ移動をしているのがヤバい)
ちなみに私はアホなので新大阪→新横浜→小倉→新大阪を全て新幹線で移動しました。
※今冷静になって考えると交通費だけでアホみたいにかかってる。

若い頃に夜行バスに乗ることもあったけど、今までの移動で腰が痛くなったのはこの日だけでした。

おかげさまでこのフットワークの軽さは今もプライベートで活かされていて、飲みに誘われたら福岡でも東京でもだいたい日本ならどこでも行きます。

あとは旅行とかのプランニングも上手くなったので、プライベートでもめちゃくちゃ役に立ってる。

▼交友関係
オタクをしていると本当に全国各地の色んな年代、職業、考え方の人たちと出会う。

これはオタク(特にインターネットでの交流)をしてなかったら無いと思う。
マッチングアプリは別として、まずインターネットで知り合った人と会うことを普通の人はあまりしない。
でもオタクはチケット取り引きなどをよくするし、友達の友達の関係でさらに交友関係が広がってったりする。
別の場所で知り合った人が実は元々のオタク友達の友達だったとかよくある話。本当に世間は狭い。

マッチングアプリをしたことないやつが言うなという感じですが、そのへんのマッチングアプリより私はTwitterを信用しています(Twitter10年戦士)
なぜならツイートからその人の人柄や性格がなんとなく分かるし、好きなものが同じ・別にせよオタクをしていればお互いの好きを共有出来て楽しいのは間違いないので。これは約10年オタクをしていて身をもって感じたことです。

アイドルオタクをしなくなっても、こうして出会った人たちとは今も関係は続いているし、むしろ一般人の友達よりも気を使わずに過ごせたりする。
これからもこの縁はずっと大切にしていきたいなーと思ってます(いい話)

▼ぼっちスキル
オタクの友達と行動することもありますが、一人のことももちろんあります。

元々大勢で群れるより少人数や一人の方が楽で好きなタイプではあったけど、オタクをしたおかげでさらにぼっちスキルが上がった。

最初は一人だと躊躇して色々制限されたりすることもあったけど、今じゃ遠征(旅行)だって一人でも行くし、だいたいのご飯も飲みにも一人でも行けるようになった。

オタクで培った人と関わる力とフットワークの軽さもあったので、遠征先で一人で飲んでて知り合った地元の人と友達になることもあった。
これはアイドルオタクをしなくなった今でもよくあるし、オタクしてて本当に良かったな〜と思う。

ただ母からは一人で何でも出来過ぎるから、アラサーで独身でおるんや...と言われたりもする(そんなん知らん)

▼調べる能力
オタクはインターネットの世界で生きているので毎日本当にいろんな情報が流れてくる。

例えば私の場合は元々はほぼアイドルオタクでTwitterのTLが形成されていたが、最初は同じアイドルが好きでも、時間が経つと違うアイドルだったり、違うジャンル(USJやディズニー等のテーマパーク、若手俳優、宝塚、スポーツなどその他もろもろ)のオタクになっていったりもした。

そうすると自分の知らない世界の情報が流れてくるようになり、またそれが気になるとさらに自分で調べる。 

そのおかげもあり何でもかんでも気になると聞く前にとことん自分で調べる癖がついた。これは今プライベートでもそう。

多分わたしは今インターネットがなくなったら死んでしまうな....。
それぐらいインターネットに依存してしまっている。

▼日本全国のおいしいもの情報
もともと生きる中で「食」にはめちゃくちゃ重きを置くタイプだったのもあるけど、これは全国各地に遠征をするようになったこと・友達が出来たことが本当に大きい。

オタクは推しに会う時間(握手券だったり特典券)にお金を積みたいので、遠征しても食事や交通費を削るタイプも多い。
だけど、私はせっかく遠征するならその土地のおいしい物を食べたりお酒を飲んだりしたいタイプだったので、遠征するときは必ず行く前にグルメ情報も調べて行っていた。
近場の現場は交通費がかからなくてもちろん良いけど、遠征はそこも含めて好きだった。

そんなこともあり、おいしかったお店や行きたいお店をリスト管理したいという気持ちから食べログは有料会員です。

これはオタクだけでなくプライベートでも、よく「このへんで美味しいお店ない?」と聞かれることが多い私にとってはめちゃくちゃ活かされてるし便利。

ちなみに聞かれるとオタクなのでもれなくめちゃくちゃ調べたうえで、大量のオススメリストを送りつけます。
(※食べログの回し者ではありません)

▼人間っていいな
これは本当に一番感じたことかもしれない。

例えば同じ年齢・性別のオタクが同じ一人のアイドルを好きになったとしても、性格や感受性はみんな違うので、同じ回数だけライブに行ったり握手会に行って手紙を書いたとしても、それぞれアイドルとオタクの関係性は変わってくる。

これはオタクもアイドルも生身の人間だからであって、二次元の画面の中の推しとはそうはならない。
二次元のオタクがダメとかそういうのではなく、私は生きてるからこそ感じれるこの感じがすごく好きだったから、会いに行けるアイドルオタクをするのが楽しかったんだと思う。

一喜一憂したりするのを見て、今はこんなこと考えてるんかな〜とか、こういう話したら良いかな〜〜とか考えれるのも生きてるから。

推しが生きてる生々しさを感じれるのは時に辛いこともあるけど、めちゃくちゃ嬉しいこと。

推し〜〜!!!
生まれてきてくれてありがとう!!!
同じ地球に同じ人間として生まれて、出会えて良かったよ〜〜〜!!!(気持ち悪いオタク)


真面目にこれ以外にも得たものはたくさんある。

「自分がどういう性格でどんなタイプに惹かれるのか」
「自分以外の誰かを応援することの楽しさ」
もアイドルオタクをしてなかったら多分知らなかったと思う。




結論として言えることは

アイドルオタクをしていて本当に良かったということ!!!!!





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