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 〜1日20円から〜 生える!       予算・タイプ別ハゲ攻略法  最強の毛活バイブル!総投資額500万円のハゲファイター日記

ハゲ諸君(予備軍含む)こんにちは!
当方父方、母方ともに絶大なるハゲ家系の50前のおっさんです。
父は20代後半から激しくハゲ始め、今の自分と同じ50前には横しか残っていなかったという筋金入りのハゲ家系に生まれた、生まれながらのハゲファイター(ちょっとかっこいい)です。
ハゲファイターとして唯一アドバンテージがあったとすると経済的には比較的恵まれていたので色々と試せたことくらいです。

さて、早速私のハゲとの激闘の歴史をお話しします。
上記恵まれた遺伝環境から幼少期よりハゲ予備軍として公認され、20代前半から激しく気になり、リアップなどの育毛剤を塗布するライトな育毛活動(以下「毛活」)を始めました。
本来は当時の写真などがあれば説得力が増すのですが当時はnoteのような存在や、この年までなかなかの毛量が残っているとは予想だにもできず、比較写真をお見せできないのが残念でありません。
現在は血の滲むような努力の結果、全盛期と比べて9割程度のレベルを維持できております。

私の毛活は20代前半の社会人からスタートし、既にピークアウトしたらしく、ハゲ始めておりました。そのようなハゲの勢いだったので戦々恐々とする日々、将来のゲロッパゲ恐怖との長い長い闘いが幕を開けたのです。

ハゲ父の変遷を辿っても、当時の毛髪状況から鑑みても、死ぬ気で頑張って30までなんとか持たせ、それまでに結婚すれば勝ちゲームや!と考えていた当時が懐かしいです。

まず手を出したのはリアップでした。当時はリアップが唯一の医薬品として脚光を浴び、薄給だっ私はドラッグストアの特売日を狙っては買い貯めしたものです(なつかしい)。当時の新卒の給料では1万円近くするリアップは高価でしたが、毛に腹は代えられず、飲み代を我慢したものでした。1~2年ほど使用しましたが効果は表れず、少なくとも発毛はありませんでした。その期間も暴君であるハゲは攻撃の手を緩めてはくれず、激しくはありませんでしたが着実に進行しておりました。そんな折、医者の親戚(もちろんハゲ)に相談したところ、これまた当時日本では販売が認められたばかりのプロペシアなる内服薬を勧められました。
「絶対飲んだ方がいいよ!」
とまで言われたので医者が言うなら!と飲み始めたのが20代中頃でした。
存在は知っていたものの、やはり内服となると副作用も気になったので正直びびってました、というかそこまで毛に火が点いてなかったとも言えます。
何度も繰り返しますがハゲ暴君は一時の猶予も与えてくれません。
ってことで多少昇給やらボーナスやらで実入りが増えた私はまたしても禁断の果実に手を出すことになったのです。

ここで専門用語となりますが私のハゲ分類はOM型といってハゲ暴君が前とてっぺんの二方向から同時に襲ってくる(いわゆる挟み撃ち)というどんなにディフェンス力が高くても逃げ場のない攻撃なのです。
各種分類における攻略法詳細は後述します。

話しを戻します。
当時、私は比パブにハマっており、比人の超ベッピンさんとお付き合いしておりました。比人にも「ハゲ!」と誹謗中傷されていたのを昨日のことのように記憶しております。豆知識ですが比語でハゲはカルボです。カルボナーラとは全く関係ありません。
話を戻します。
この比人から目から鱗の持論を展開されました。
「ハゲは何やっても治らん!ハゲはハゲなんや!どうしてか解るか?」
「なぜならハゲが治るなら金持ち芸能人にハゲはおらんは!」
と喝破されたのです。
その時私は愕然となりました。今までの投資は何だったんだろうか。それまでの毛活を振り返りると思わずその場に立ち尽くし、あろうことか涙まで溢れる始末でした。
しかしこの比人ただものではありませんでした。
河童に対して喝破で終わらせたわけではないのです。
茫然自失の河童を尻目に、この比人こう続けました。
「ただし一つだけ方法がある。」
私は一筋の光明が見えたのをハゲしく覚えてます。
「なになに?」

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