アークナイツ @ 2023-05-09

11章の死地作戦も一通り終わってしまって手持ち無沙汰であったところ、ようやく待ちに待った告知がやってきた。

公式生放送が来週月曜5/15の20時開始だそうである。春の大感謝スペシャルを名乗っているが、どう控えめに言っても春はとっくに終わっているぞ。ともかく、アークナイツ界隈においては公式生放送が開催されるということは限定ガチャが開催されるということに等しい。中国大陸版に遅れること半年、いや正確には200日以上、そろそろ7ヶ月遅れとなってしまうが、ヤツがとうとう実装されるときが来たのだ。実に待ち遠しい。

肝心のイベント開始日だが、公式生放送が来週月曜で、場繋ぎスタンプラリーの開催期間が5/11 (木) 〜 5/21 (日)であることを踏まえると、スタンプラリーと限定ガチャイベントが同時に走ることはまず無いはずだから、5/23 (火) 開始が濃厚であろうか。大穴で 5/18 (木) の可能性もゼロではないがあまり期待しないでおこう。


以下蛇足

限定ガチャの季節が近づいてきたから、ガチャについて今日見かけた話題に触れておくことにするか。ガチャを回すゲームで必ず議論になるのがガチャの渋さである。最上レアの出現確率が何%だのといった話題に事欠かないのだが、ガチャの渋さはひとえに排出確率だけで決定されるものではない。必ずゲーム自体のシステムと一緒に考える必要がある。具体的にはだ、

  • 最上レアの人権度合いはどれほどか(最上レア以外に存在価値がないのか、低レアでもそこそこやれるのか)

  • 凸が必須なのか否か(無凸と完凸の差がどれほど出るか)

  • ガチャに天井はあるか

  • 限定ガチャ排出の人権度合いがどれほどか

  • ピックアップガチャがどれぐらい仕事をするか

  • 運営がどれぐらい無料でガチャチケを配るか

  • ガチャ以外の方法で任意のキャラを取得するチャンスがあるか

ざっと考えただけでもコレぐらいの要素が絡む。

例えば私は原神のガチャが大嫌いなのだが、それは最上レアの排出確率が異常に渋く、かつ凸による強化幅が非常に大きいと考えているからである。しかしながら90連という比較的に低い位置に天井が用意されており、かつピックアップガチャが確定であるため、狙ったキャラを無凸で引くだけなら安価かつ確実に引き当てることができる仕組みが採用されており、これらが理由で不満のないプレイヤーも多い。

他に私のよく知る例だと、グラブルは限定ガチャから出るSSR以外にほぼ人権がないゲームだし、武器は最後まで凸らない限り粗大ゴミであるため普通に課金してガチャを回すと石油王以外は破産してしまうが、運営が狂ったように無料でガチャ券を配るし、天井が用意されているし、事あるごとにサプチケが販売されるため案外キャラを揃えるのは難しくない。

翻って我らがアークナイツはどうか。ガチャ自体は非常に緩いし、凸が必要になるケースも少なく、ピックアップもそこそこ仕事をする。天井もある。ガチャ環境自体は恵まれていると言えるが、一方で限定キャラの限定度合いが異常に厳しいという致命的な欠陥を抱えている。限定キャラは登場時のピックアップで引けなかったら一年後までお預けであり、以降は未来永劫ピックアップされることもないので極低確率のすり抜けに期待するか、天井まで回さない限り限定キャラは手に入らない。昔は限定キャラの性能が大したことがなかったので問題になりづらかったが、今や限定キャラ全てが人権性能を有しており、問題が深刻になりつつあるように見える。