2019/12/8
・最初の患者Aが発症(WHO発表)
2019/12/12
・最初の患者Aが入院
2019/12/15
・患者B(65歳男性) が武漢市中心医院本院の緊急外来を受診
2019/12/22
・患者D(41歳男性)が入院
2019/12/24
・患者Bから検体を採取
2019/12/25
・患者Bが武漢同済医院へ転院
2019/12/26
・湖北省新華医院が4名のウイルス 性肺炎患者を江漢区の疾病管理センターに報告
・患者C(41歳男性)が武漢市中心医院後湖分院に入院
2019/12/27
・患者Dが武漢市中心医院南京路分院を受診、検体を採取
・ビジョンメディカルズが患者Aから採取した検体からSARSと81%類似の新型ウイルスの塩基配列を確認、データを中国医学科学院病原所へ送る
・患者F(49歳女性)が入院
2019/12/29
・BGIがSARSと8%類似の新型ウイルスの塩基配列を解析、SARS検査キットで陰性を確認
・患者G(52歳女性)が入院
2019/12/30
・患者Dを北京博奥医学検験所で解析した結果、SARSと判断(この所為でその後SARSとの誤報告が数例発生)
・同時に華南海鮮市場で7つのSARS症例が発生
・武漢市中心医院第二医院後湖分院でコロナ感染性ウイルス肺炎の症例を発見
・武漢協和医院腫瘍センターが華南海鮮市場の原因不明の肺炎患者を複数名収容
・湖北省と武漢市の疾病管理センターが「病院から報告された華南海鮮市場での多数の肺炎症例の状況調査と処置報告」を作成
・患者Cから検体を採取
・金銀潭医院が原因不明の肺炎の患者から採取した検体を中国科学院武漢ウイルス研究所に送る
・患者Eから検体を採取
・患者Fから検体を採取
・患者Gから検体を採取
2020/1/1
・武漢海産物市場閉鎖
・患者H(61歳男性)から検体を採取
・中国科学院武漢ウイルス研究所が新型コロナウイルスを分離
2020/1/2
・中国科学院武漢ウイルス研究所が新型コロナウイルスの全塩基配列を解析
2020/1/3
・患者Cの検体が上海公衛センターに届く
2020/1/5
・復旦大学、上海公衛センターが患者Bから採取した検体から新型コロナウイルスを検出、全塩基配列を解明、国家衛生健康委員会等に報告
・中国科学院武漢ウイルス研究所が新型コロナウイルスの分離培養に成功
2020/1/9
・中国中央テレビ(CCTV)「武漢ウイルス性肺炎病原検査結果の暫定評価専門家チーム」が病原体を「新型コロナウイルス」と正式発表
・中国科学院武漢ウイルス研究所が新型コロナウイルスを中国国家ウイルス資源庫に入庫、標準化保存
2020/1/11
・中国医学科学院病原所が患者Aから採取した全塩基配列をGISAIDに登録
・中国科学院武漢ウイルス研究所が新型コロナウイルスの全塩基配列をGISAIDに登録
2020/1/19
・1/19までに10件の新型コロナウイルスの塩基配列がGISAIDに登録
・中国医学科学院病原所 1
復旦大学・上海公衛センター　1
武漢市金銀潭医院・湖北省疾病管理センター　1
金銀潭医院・中国科学院武漢ウイルス研究所　5
中国疾病管理センター感染病予防管理所　2

◾️参考文献
東洋経済の記事
https://toyokeizai.net/articles/amp/334358?display=b
YAHOO 忽那賢志氏の記事
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20201206-00211182
中国・武漢における新型コロナウイルス感染性肺炎の初期感染動態について
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/nejmoa2001316
◾️復旦大学の論文
患者 41歳男性
2019/12/26 武漢市中心医院に入院
2019/12/30 検体を採取
https://www.nature.com/articles/s41586-020-2008-3
◾️CCDCの論文
患者 65歳男性
2019/12/15 武漢市中心医院に入院
2019/12/24 検体を採取
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31978945/
◾️武漢ウイルス研究所の論文
2019/12/30 武漢金銀潭医院に入院する7名の患者から採取した検体を入手
https://www.nature.com/articles/s41586-020-2012-7**