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夢がないんじゃなくて夢を与えられてないんじゃない?

たまーーーーーに社長の変な(面倒臭い)スイッチが入る時がある。
「最近お若者は〜」的なやつ。

この間、ない子良い経営者さん達と会食をしていたらしく「昔と比べて今はやりにくいよね」という話になったらしい。

「最近の子は何かあったら直ぐに労基に行く」とか「僕らの時代は怒られてもしばかれても受け入れてたし、自分の夢のために頑張っていた」とかね。

社長には社長にしか分からない悩みや苦労があるのだろう。

でも、雇用側からするとさ「そんなことばっか言ってくるから仕事のモチベーションが上がらねぇんだよ」って話で、あんたらの時代と今のこの時代じゃ消費税や賃金や保険料や固定費がそもそも違うでしょ。と。

昔と今をよく比べる人がいるけど、そもそも全然違うのに比べる方が変だし、いつまでも昔を引きずって今の時代にそぐわない経営や雇用してる会社は尽く潰れて行ってるやんか。

なんで潰れてるかって言ったら働き手が集まらんからやんか。

働き手が集まらなお客さんは呼べへんし、収益にも繋がらないし、結果人が集まらない会社はどんどん潰れていくやん。

昔を語る今の経営者がよく言う「最近の若者は夢がない」は特大ブーメランよ。

若者は夢がないのかもしれないけど、夢や希望を与えられる企業も経営者も昔と比べて少ないって事じゃない?

それって結局のところ先代と比べて自分たちの実力不足なだけじゃない?

人が続かない店ってトップに立つ人間の魅力がないだけって思っちゃうな。

経営者と雇用者のコミュニケーションや信頼関係が上手く築けていればそもそも労基なんかに駆け込まれないわけだしね。

もっとお互いにちゃんと歩み寄れる関係だと良いのにね。

「働かせてやってる」「働いてやってる」ってお互いに思うような関係はホントろくでもない結果にしかならないもんね。


と中間管理職で雇用側である僕は思うのであった。

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