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ちょっと良い行き止まり「中の島公園南東端」

趣味の川沿い散歩・橋渡りの最中に見つけたちょっといい行き止まりを
軽くご紹介。

中の島公園南東端

正面に見えているのは東京海洋大学越中島キャンパス内にある、国の重要文化財にも指定されている明治丸のマスト。

東京都江東区越中島と中央区佃との境付近にある中の島公園。
の中でも今回紹介する行き止まりは地図右側に見える東京海洋大学敷地に沿った場所。
地図上だと最早陸地が無い様にも見えるこの位置には、比較的新しい遊歩道が設置されている
完成から2年近くが経過するはずなのに未だにストリートビューすら存在しないこの場所はやはり人が少なく、完成直後の夜間に訪れた際は1時間ほどの滞在で二人程度しか見かけなかった。

しかし、人が少ない割にはなかなかどうして眺めが良く海洋大学方面を眺めればライトアップされた重要文化財の明治丸。
川の方には佃・豊洲のビル群が織りなす煌びやかな夜景と、どうして人が少ないのか不思議なほど。

明治丸と逆方向を見ると相生橋と月島、勝どきののビル群とその手前に係留された屋形船。
ビルの上層階から見下ろす夜景もあれば、人のいない鬱蒼とした行き止まりから眺める夜景もあるんだなと。

…とここまで書いたはいいものの、やはり人が少ないのには理由がある。
と言うのもこの場所、立地が最悪なのだ。
越中島方面から向かおうとすると横断歩道が存在せず大きく遠回りをするか歩道橋の利用が必須で自転車での訪問が難しく最寄りに駐車場は無し、中央区佃側はこちらの中の島公園まで来ずとも同じような雰囲気の石川島公園が存在するためわざわざ利用する人が少ない。
さらに、中の島公園の北側から相生橋の下をくぐるルートも存在するがそちらは足場が謎の円柱型のオブジェのみで構成されている上に基本的にホームレスの溜まり場になっているため大分通行しづらいと散々な環境。

眺めや雰囲気は悪くないはずだけど取り巻く環境のせいでいまいち利用客の伸びない残念な行き止まり「中の島公園南東端」
一人きりになりたい夜には少しだけおすすめです

ピントが合わずぼやけた写真。 漠然と夜景のフリー素材感がある。

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