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【焦燥、不幸せという名の幸せ】

毎年、得も知れぬ焦燥感に襲われる時期だ。

最近、曲を書いていないが
書けないことに対して
苛立つことができていない。
幸せ…これが幸せか?
幸せになったら曲書けないんじゃないかと
昔、バンドで不安を吐露したことがある。
そうしたら、ベースの人が言った。

「幸せになったら、
君は幸せになってしまったと荒むから
結果、幸せにはならない。安心しろ。」と。
しかしこのことかと安心したら意味が無い。
つまりは"幸せになったら
幸せになったと荒むので
結果、幸せにはならずに済むが
幸せになっていないという安心感は
焦燥感を奪ってしまう。"という話。
そんなの幸せになるのと同じじゃないか!

…まったくおかしな話だ。
少し焦っているくらいが
自分にとっては健康なのかもしれないなと。
不幸せこそが幸せ。

話は変わるが、最近出会った
まぁまぁ学歴の良い若人が
よく他人を見下すのでやめておけと言った。
上には上がいるから。
終わり無き戦いをしている人を知っている。
出生から歪んでいると
それを塗り替えることに執着するか
同じように血になぞらい、堕落するか。
自己責任論なんかも塗り替えてきた人ほど
陥りやすいように思う。
「ふざけるな、俺は何も無かったが
全て自分の力で手に入れてきたぞ。
甘ったれるな。」と。
いや、本当にそうだなと思う。

本日の香りは久々に引っ張り出した1740だ。
"悪徳の栄え"、読まなきゃ。
いってきます!

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