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周りの評価や環境の制約に関係なく、やりたいことってなんだろう。

10/25(木)夜、じょもろいコトを企む全国の若者むけ・電話相談室vol.3を開催しました。
参加者は偶然、みんな大学生。日本だけでなく、海をまたいでフィリピンに留学中の学生さんの参加も!

今回は結果的に、「自分が本当にやりたいと思えることをどう見つけ、カタチにしていくか?」というテーマに行き着く話が多かったように思います。
新しいチャレンジに踏み出したい!けど、どうやって具体的なアイデアを考えていこうかな?と考え始めている方に、参考になることも多いと思うので、起業家によるアドバイスの一部をご紹介します!


◆自分の状況が全て理想通りの場合、やりたいと思うことは?

1つ目の相談内容は、いま休学して語学留学中の学生さんから。
「復学してやるべきことをどう見出したらいい?」というものでした。

これに対して、ご自身も留学経験のあるマツリズム・大原さんは、
英語を身に着けたくて留学までしたのだから、まずは英語の勉強はやり切った!と思えるまでやろう、それが成功体験になって自信に繋がるよ、とアドバイス。

その上でズバリ、「全ての環境が整った時に自分がやりたいことは、本当に今やっていることなの?」と問いかけ。

「英語はあくまでツール。英語ができたら、何をしたいか?自分が必要だと思うツールや周りの環境が整ってからやろうとしていたことを、今からやってみたらいいんじゃない?」という示唆をいただきました。


◆評価されそうなこと、ではなく、自分の本音で掘り下げてみよう

2つ目の相談内容は、ペット関連で起業しようと準備中の学生さんから。
「これから何を考えなければいけないか、ぼんやりとしか見えていない。起業に向けた今後のステップについて聞きたい」という相談に対して、Naorai inc.の三宅さんも、ズバリ

「スライドが綺麗すぎる(笑)。スライドなんか使わない、お酒飲みながらのプレゼンが聞きたい。そもそもなぜ、やりたいの?」という問いかけが。そこから対話をしていきながら、

「今のままで社会的にすごく評価されると思うけれど、そういう価値基準に合わせる必要はない。むしろやりたい理由を聞いていくと、今とは全然違う事業アイデアになりそう。そっちを掘り下げてみたら、他の誰にも代替できない、自分にしかできないことが見えてくると思うよ!」
と、ステップの前にそもそもやることに関して、本質を突くアドバイスをもらいました。


◆Fast Fail, Fail Forward! 小さく試しながら、軌道修正していこう

最後に、3つ目の相談内容も、起業準備中の学生さんから、
「今考えている事業アイデアについて、皆さんがユーザーだとしたら、使いたいと思いますか?」という質問が。

お話を聞いたChild First Lab.の髙岡さんは、そもそもこの事業をやろうと思った背景を聞いたり、面白くするようなアイデアを出した上で、

「最初からあまねく全員に良いサービスを作ろうとしない方がいい。
 むしろ最も届けたい相手の像を細かくイメージして、そこに届くように小さい仮説検証アクションをしながら、ブラッシュアップしていくといいよ」
とアドバイスをいただきました。


終了後は、参加者全員で気づきをシェア。

「自分がやることに関して、今までは外発的な要因に根拠を求めていたけれど、自分の中にある内発的な動機が大事だと気づいた」

「自分が提供したいソリューションも、”新しいテクノロジーを用いた対症療法”の可能性はあり、全体を俯瞰することの難しさを感じた。
 本当にそれが解決すべき問題なのか、なぜ自分がそれをやろうとしているのか、を詰めていきます!」

「一番届けたい人たちにとってのコアバリューを、行動しながら掘り下げていこうと思った」
などの気づきが挙がりました。

他の人の悩みとアドバイスを聞くことで自分自身にも参考になることも多く、参加者どうしの繋がりも生まれますね!


◆次回相談しようか迷っている皆さんへ、今回の参加者からメッセージ!

電話で相談って、どんな感じなのかな?短い時間でどれだけ話せる?
そんなことを感じている皆さんへ、今回参加した3名から、

「自分で『なぜやりたいの?』を掘り下げてから相談すると、より深く対話できると思う」
「自分が見えてない部分の言語化をしてくれて、めっちゃスッキリします!」
「思考レベルが高い時間だった!」
などのコメントをもらっています。

ふだんはなかなか相談できない、胸に秘めているアイデアがある方、次回も開催予定なので、ぜひ^^


おせっかい社かける(https://www.kakeru.fun/

じょもろいコトを企んでいる人&杜氏を募集しています。



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