基準を作る
はじめに
なんだ、この疲労感は…まだ月曜日だっていうのに。去年見ていた3年生は、1年生からずっと見てきての3年生だったので、当然のことながら、中学校生活のルールやマナーみたいなものは身に付いていて、オレの考え方を改めて説明することも必要なかった。でも新入生はそうはいかない。なにからないまで全てをはじめから説明しなければいけない。これが絶妙にきついんだよな。それに加えて、生徒の特徴や能力もわからないので、どうチューニングして話すかを、繊細に感じ取らなくちゃいけないのも大変。しばらくはこのハードさと戦うことになりそうです。
今日のつぶやき
「はじめに」に書いたように今担任している生徒は、中学のことをなにも知らない。だからこの時期の子どもたちの行動には、めちゃくちゃ気になるところがたくさんある。ロッカーの整理の仕方や下駄箱の使い方。挨拶の仕方や、話の聞き方。これら全てに、学校生活を落ち着かせる大事なポイントが含まれている。これをひとつひとつ定着させていくのがこの時期の大事な作業なんだよね。そして、1度ついてしまった「当たり前」というのは簡単にはとれないので、それを「高い基準」で設定しなければいけない。出だしが肝心。ということで、しっかり理由やねらいを明らかにしながら、クラスルールを浸透させていきます。理由を伝え、考えさせることで、応用できるようになるので、今は「種を蒔く」感覚で子どもと向き合っています。もちろんそれだけじゃなくて、関係も作っていかなければならないので、丁寧に「自分が大事にしていること」なんかも語っていきます。いち早く、生徒にとって「話を聞くべき人」になることが大事なので、それを目指してアプローチしています。早く名前覚えないとな…
テストは出来不出来は関係なく、この時期は取り組む姿勢や集中力から、生徒を分析することが大事だと思います。試験監督しながら、表情や仕草なんかを見て、生徒を捉えていく。これもある意味では「種を蒔く」作業だね。4月に種を蒔くと、あとから芽吹いてくるので、なんとか乗りきります。
今日の名言
これはシンプルにテストや学校生活で意識して欲しいので、選びました。まだまだわからないことはたくさんあるから、失敗したり、悩んだりするけど、それでいい。今自分が出来る精一杯を出す。やりきったと思える1日を積み上げていく。そんな感覚で過ごしていけるといいな。もちろん、オレ自身もね。
今日のTikTok
おわりに
4月は提出物がやまほどある。このバタバタした時期に、それらのチェックにかなりの時間をとられる。これ、なんとかならんのかな…デジタルにするとかさ。そしたら不備があるときにはエラーが出たりして、要らん手間も減りそうだし。誰かー、導入してくれー!その方が保護者も楽だと思うなぁ…
それでは、今日も一緒にいい日にしよう。
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