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推し活プロ集団Oshicoco流!Z世代を熱狂させるイベントとは?

こんにちは!Oshicoco編集部員のさきです。
今回は、昨年から力を入れてきたOshicocoのPOPUPイベントについてお話していきます。

Oshicocoでは、弊社のメディアを見ていただいているファンの方も、偶然立ち寄った方もイベントを楽しんでいただけるよう、ただ商品を販売するだけではなく、『コンセプト作り~空間作り』まで力を入れております。

Z世代の私たちにしか作ることの出来ないイベントの作り方を、現在ハンズ新宿店様文化の芽にて開催中の「推し活Y2K♡OshicocoPOPUP~OTAKUGAL2024~」の事例をベースにご紹介していきます!



イベント企画の流れ


OshicocoでPOPUPを開催するときは、

①企画コンセプトを作る
②販売商品の選定を行う
③イベント空間の設計
④陳列・レイアウトの検討
⑤いざ開催!

上記が大まかな流れになっています。

今回の記事では、主に①~③についてお話していきます。

コンセプトの作り方


イベント作りの第一段階、コンセプトの作り方について、早速話していきます。
Oshicocoでは、今までに15回以上のPOPUPイベントを開催してきましたが、実は、毎回POPUPのコンセプトを変えています。

例えば、2022年11月に池袋PARCOで開催されたときには「推し活コフレ」がテーマ。2023年3月にSHIBUYA109にて開催されたPOPUPでは、「春チャイナ」。2023年12月にルミネエスト新宿にて開催されたときには「推し活冬まつり・初売り」といった形で、季節や流行に合わせたコンセプト設計を行っています。


池袋PARCO「推し活コフレ」
ルミネエスト新宿「推し活冬まつり」


では、なぜイベントごとにコンセプトを作るのか?
目的は、「お客様に分かりやすく何のイベントであるかを伝えるため」です。
弊社はSNSメディアを運営しているので、情報を発信することに強みを持っています。

しかし、「ただ物を売っているイベント」なだけでは来店していただけないのではないかと考えています。
それがどんなイベントであり、そこに行けばどんな体験が出来るのかが特にZ世代である若者には必須条件になっているように思います。
近年’’チームラボ’’のようなインスタレーションや、日本橋三井ホールにある’’イマ―シブミュージアム’’、他にも’’友達がやってるカフェ’’ 等(他にはもっと沢山あるのですが・・)SNSでバズっており、共通しているのが「動画映えする」「写真に撮りたくなる」「SNSで発信したくなる」という事です。
「自分がこんなイベントに行って、こんな体験をしてきました!」と発信しやすくするためにも
どんなイベントでどんな体験が出来るのかお客様に容易に想像してもらえる、一言で説明出来るコンセプトを最初に考えます。

チームラボ(2月9日に麻布台ヒルズにも新オープンしますね!)
https://www.azabudai-hills.com/teamlabborderless/index.html

イマ―シブミュージアム
https://www.immersive-museum.jp/

友達がやってるカフェ
https://www.instagram.com/tyc_harajuku/

イベントコンセプトを考える時にまずは、「場所」「時期」から「その場所でその期間にやったら一番自分が楽しいと思えること」を想像します。

ただ、自分の中にあるイメージだけでは独りよがりになってしまうので自社インスタグラムのタグ付け欄を見たり、pinterestで検索して今のトレンドのインプットと彼女たちが考えていること・やりたいことを分析・言語化していきます。
(常に新しく・楽しいものを作るためには日頃から世の中のトレンドをキャッチし続けてなければならないなとこのnoteを書いていて改めて感じますね・・・。)

今回はハンズ新宿店様の文化の芽(最新のトレンド・文化をいち早く発信する場所)というスペースでのイベントだったので、とにかく新しいことをやろうというところからスタートしました!

推し活層の間では、推しの名前のボードをとにかく可愛く飾ったり、スマートフォンや鞄にキーホルダーをジャラジャラとつけたり・・・。
まるで少し前の「ギャル」を彷彿とさせるほどギラギラ・デコデコで"盛る"感じがあります。
また、今の推し活している子達はSNSでの発信が盛んでオープンマインドな印象です。

これは、まさに「ギャル文化」が「推し活」の流行によってさらにパワーアップして帰ってきたと言っても過言ではない!と考えました。

そこで誕生したのが、「推し活Y2K♡OshicocoPOPUP~OTAKU GAL2024~」というコンセプトです。

PRタイムス
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000095735.html
ハンズHP
https://shinjuku.hands.net/item/2f/content-16.html
OshicocoInstagram投稿
https://www.instagram.com/p/C22CYioP4-v/

お客様の体験について考える


さて、コンセプトは出来上がったが、本当に心の底からお客様に楽しんでいただけないと意味がありません。
そこで次に考えるべきポイントとして、「このコンセプトを通してどんな感情をお客様に体験してほしいか。」が挙げられます。
(・・・これを考える時に、オフィスの中をぐるぐる歩いてお客様の気分で買い物をするふりをしてみたりしています・・地味におすすめです◎)

今回は推し活×GAL/Y2Kをテーマに置いたので、「とびっきり可愛いくカラフルな空間の中で、推しの事を考えながら買い物を楽しんでほしい」「やっぱり推し活楽しいな」と思ってもらえたらと考えました。

最初の段階で決めたコンセプト・お客様に提供する体験感情は商品ラインナップを考えるにも、装飾を考えるにも大事な指針となります。
「これは、ちゃんとギャルっぽいか」「お客様が楽しいと思えるパッケージなのか」を常に常に自問自答しています。


商品選定と空間づくり


イベント全体のアウトラインが決まったら、いよいよ販売商品について考えていきます。
Oshicocoはオリジナル商品とセレクト商品の2つで商品ラインナップを構成しています。
オリジナル商品を考える時も、セレクトする時も「私たちが真に可愛いと思えるものであるか、可愛いと思えるものしか販売しない」というこだわりを大事にしています。もちろん、売れる色・デザインに傾向はあるの過去の販売データを参考にしつつ最終的には自分たちの感覚も大事にしています。
やはり、情報を発信するメディアでもあるのでお客様に対して嘘を付かないためにも「自分たちが真にかわいい・良いと思うものを売る!」は今後も大事にしていきたいと思っています。



そして、最後に考えるべきは空間作りです。

商品がどんなに良くてもお客様にとって手に取りづらい高さにあったり、その周りが可愛くなければ購買には繋がりません。

お客様に取って快適に買い物が出来る陳列・そして商品の魅力を引き出すための梱包・什器・販促物を考え設計していきます。

またご来場いただいたお客様に、イベントの様子を発信いただくこともイベント集客・売上向上に非常に重要なポイントです。写真に撮り、SNSにアップしたくなるようなアイキャッチ・装飾を設計していきます。


アイキャッチコーナー例


「思わず撮りたくなる」を意識したフォトパネルを設置


今回のイベントでの自分的こだわりは・・・

①自社IPである"ここうさ"をギャル仕様にしてパネル作成。
 普段使用しているパネルをストーンで飾り、よりギャルっぽく!
→ぜひ写真撮っていただけたら嬉しいです!
②Oshicocoらしいピンクのテーブル装飾を用意
③ネオンライトを設置!ギャル可愛い・・・
④什器類にシルバーのものを積極的に採用

最後に



今回は、Oshicoco流POPUPの作り方について説明してきました。
「推し活」は"流行"と思われているかもしれませんが、昔は"オタク"そして今は"推し"と少しずつ言葉を変えて進化してきた、日本の文化だと考えています。

私たちOshicocoの商品やイベントを通して、楽しく可愛いものに出会い、推しのことも、そして推し活している自分自身の事も好きになってもらえたらとても嬉しいです。

そのために、私たちは常に新しく・可愛く・楽しいものを考え、作り、伝えていけたらと思っています!

これからもOshicocoPOPUPをどうぞよろしくお願いします!

ご質問やお問い合わせはOshicocoのHPからお気軽にご連絡ください。







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