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アルバム『笑う門には服着る』 / TEAM SHACHI :全曲感想☆

美しい曲から燃え上がる曲まで、色とりどりのバラエティ豊かな楽曲を取り揃えた2ndアルバム。
全曲感想です (全11曲)


● 01 Voyage(作詞作曲編曲:沖 聡次郎 [Novelbright])

スケールの大きさとノーブルな気品が、ふしぎと両立している。
きれいなアレンジで奏でられる気持ちと決意、鐘のSEや
「星降る夜」「鏡」「航海」「窓に映る夢」などの詩的な世界観、
凛とした歌唱も印象的な、お気に入りの一曲!

● 02 おとなりさん(作詞作曲編曲:ヤマモトショウ)

数多くのアイドルソングのメガヒットを手がけるヤマモトショウさん。
期待を裏切らない、目まぐるしい展開の超ポップ楽曲!

揺れる恋心(?) を、お得意の多弁/多視点/自己言及過多(?!)で歌われちゃうと、こっち(リスナー)の胸もドキドキ揺れちゃう!!

複雑怪奇な(?) 女の子の頭の中を覗いたような気持ち、摩訶不思議で中毒性が高杉くんです!!!
あーー おとなりさんに こんな綺麗なお姉さんたち いないかなーー

● 03 愛のニルバーナ(作詞作曲編曲:浅野尚志)

んで「とろけるような」曲が連続で登場!
「ピニャピニャピーニャ」って何?!!

TEAM SHACHI デビュー当時からの盟友・浅野尚志さんのハイエナジーな楽曲。
いきなりお祭り?インド?的になるのもナゾで楽しい。

そしてサビの開放感!
快速で飛ばすトライバルなスピード感。

「ライブといったらシャチだよね」
(๑^◡^๑)ニッコリ

● 04 沸き曲(作詞作曲編曲:藤田卓也)

こんなに分かりやすい盛り上がり曲ある?
サウンドのなかに「お客さんの盛り上がり方(コール例)」も入ってる親切設計。
どんな人でも参加しやすい、そしてメンバーの歌唱もノリノリで楽しそう!最適な「入り口」になれる曲。

● 05 FANTASTIC MIRAI(作詞:永井葉子 作曲:松隈ケンタ 編曲:SCRAMBLES)

往年の‪ロックを思い出させる、なじみやすい曲。
メンバーの歌唱のはち切れ具合も聞きどころ。
「 "ど" が付く根性」 👍

● 06 舞頂破(作詞作曲:永澤和真 編曲:永澤和真)

住職&ハード(?!)
謎のタイトルの意味は「舞いの頂点を極めし時、私達は如何なる困難をも打ち破る」…だったはず。
いずれにしろメタリックな音響とサビの歌声の強さ、それと対比するような落ちサビの静謐なパート…… 美しい。


● 07 勲章(作詞:松隈ケンタ・永井葉子 作曲:松隈ケンタ 編曲:SCRAMBLES)

シンプルなメロディーラインに乗せて、伝わりやすいメッセージを。
「たとえ何度失敗を繰り返しても」
過去を讃えて胸を張れる…… デビューからもう12年ですもんね(^ ^)
編曲のストリングスも美麗。

● 08 NEO首都移転計画(作詞:Naoki Takada 作曲:Naoki Takada・Shintaro”Growth”Izutsu)

とんでもないテーマの曲、ふたたび!(笑)
楽曲提供:SEAMOさん。
「首都移転」「町おこし」「この国にとってもサクセス」(!!)
ヴァースに対するサビの甘さも魅力的です


● 09 江戸女(作詞作曲編曲:川谷絵音)

このアルバムでもっとも「尖り散らかした」楽曲 キタ━(゚∀゚)━!
3分に収まる短さの中に詰め込まれた、急転直下の曲展開!
曲の途中にショパンがいきなり?!
「下着はつけないわ」←らしいっスよ!?! ( …💘ドスッ)

● 10 縁爛(作詞:MIMiNARI 作曲編曲:本間昭光)

魅力的な「和」楽曲! 誰もが楽しくなりそうな♪

テンポは早いのに、なんだか滑らかなの!

「ちりぬる香り」「けがれも 憂いも」「萌ゆる霧」…印象的な語句も多く、
歌詞をじっくり読み込みながら、何度も聴いてみたくなるような良曲。
これも個人的にお気に入りな一曲♪


● 11 だれかのために生きる今日を(作詞作曲:浦小雪 編曲:浦小雪・清水哲平)

なつかしの90年代…というかオーセンティックな小編成バンドサウンドで奏でられる、生活に密着した愛の歌。
他の各曲とちがい、もっとも「等身大な」詞世界・姿を感じさせるこの曲が、アルバム最後を優しくそっと彩る…… とても好ましい印象を感じました。


† 

曲の振り幅の広さは期待以上、いろんな世界観を味わえるアルバム。

どんな曲でも乗りこなし、歌いこなすTEAM SHACHI というグループ。

華やかで充実したこの作品を、繰り返し楽しみたいと思います。

(o'∀')ノ



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