見出し画像

千歳のイラストレーター〜にゃほこさん

PERSON-28

@nyahoko1
にゃほこさん
2015年に男の子のための育児書「うちの息子ってヘンですか?」(SBクリエイティブ)にて、イラストを担当したことをきっかけにイラストレーターとしての活動をスタート。


どのような活動をされていますか?

普段はイラストレーターとして子育てや保育雑誌の挿絵を描いています。主婦向けの雑誌のWebサイトでは、イラストレポを書くこともありますね。じもじょき活動の中ではデザイン全般を担当しているのですが、こちらでもイベントレポを担当しています。

どんなきっかけで絵が仕事になったのでしょう?

小さいころから絵を描くことが好きだったので暇さえあればずっと描いていました。お友達から「上手!」とほめられて以来、「私って絵が得意なのか…」と気づき、高校は美術コースのある学校に進学しました。
 現在、小学生から高校生までの4人の子育て中なのですが、小さいころからずっと絵を描いてきたので、子育てをしていても「何かしたい・何か創作したい!」と思いながら日々過ごしていました。時間を見つけては、ちょっとずつ描いたり作ったりしていく中で、子育て絵日記のような感じで、イラストをあるサイトに投稿しました。すると、数年経って出版社から連絡がきたんです。
 私も夫も最初は「詐欺だ!」と思いましたが(笑)、きちんとしたやり取りが続いていき、ついには私のイラストが掲載された本が出版されました。その時の感動が忘れられず「イラストレーターになりたい」と、ハッキリと思いました。

プロとの交流で気づいたこと

 LINEスタンプの制作もしていたのですが、本が出来たくらいの時期にLINE本社から東京での記念イベントに招待されました。子育て中だから行けないよね…と思っていたところ、家族に「行っておいでよ♪」と、背中を押してもらい、参加できたんです。そこで出会った有名な媒体で活動するプロの方たちと交流をする中で、すごい方と思っていた方々も、実は自分とは大きく変わらない一人の人間だということに気がつきました。そして、プロのクリエイターたちがいる中に参加できていることが、シンプルに嬉しく感じました。その中の一人の方に「子育て中のお母さんが描くから伝わるんだよね。僕にはできないな。」と言っていただき、「コレだ!」と思いました。イラストのタッチや作風にこだわるあまり見失っていたこと「描くんじゃない、伝えるんだ!」と。この気づきが、今の私のイラストに繋がっています。

子育て×仕事×未来について

 家族が多い分、家事の量も賑やかさもすごいです。そんな中でも締め切りを守り信頼される仕事をしなければなりません。周りが賑やかでも家事が溜まっていても、集中する。なんとかそれで仕事を続けてきました。描いているときや考えているときに、子供たちに話しかけられると「うんうん」と空返事をしてしまい、何も覚えていないことも多いですし(笑)、家事の最中に描き始めてしまって、床が水浸しになったこともありました。今は家族全員が見れるカレンダーでスケジュール管理をするなどの工夫を頑張っています!机に向かって集中できる時間は限られているので、家事や別の事をしつつ頭の中でイラストやデザインを考えていることが多いですね。
 ここ最近は千歳市が行う街づくりの取り組みでイラストを担当させていただいており、街づくりにも目を向けています。じもじょきメンバーと一緒に会議に参加したり、関係者の方と千歳市内を改めて見て回ることで、千歳で育つ子供たちの未来が少しでもワクワクしたものになると良いなと思っています。

やりたいことを叶えたいあなたへ

 すでに夢を実現している人に会いに行ってもらいたいです。私がLINEのイベントに行って感じた「自分のやりたいことは夢ではない」を感じてもらいたい。私には無理だと感じるか、私もあぁなりたいと感じるかは人それぞれ。夢を叶えている人と会えたら、そこから世界が変わるかもしれません
 その後、1歩2歩踏み出した方が、自分の見せ方やブランディングに迷ったとき、私がアドバイスしたりサポートできたら良いなと思います!

ーーーーーーーーーーー
 幼い頃から絵を描き続け、イラストレーターにゃほことして活動するまでのストーリーを伺いました。イラストやデザインだけでなく、千歳の未来や子供たちのワクワクを育てていきたい気持ちをもつ彼女のイラストを、これからも楽しみにしたいと思います!

事業者情報
イラストレーターにゃほこ
@nyahoko1


じもじょき.netちとせ
千歳市と千歳市オリジナルキャリア支援団体おしごと部ちとせとの協働事業です。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?