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note は儲からない。でもチャンスは転がっている。

※タイトル画像は、ギリシャ神話のカイロス by Wikipedia から引用。


ども、おおしま☆ゴーです。

ネット上のブログ界隈などを覗いていると、note に対しては比較的否定的な意見を多く見かけます。

曰く「note では儲からない」とか。
曰く「ネット著名人がフォロアーから小銭を搾取しているだけ」とか。

まー確かにその分析は間違っていないと思います。アカウントと取ってタイムラインに流れるフォロアーのノートをただ眺めているだけの使い方なら、その指摘も正しいでしょう。でも、それは結局、わけ知り顔の批評家の意見であって、note の表層的な部分しか見ていないように思えます。

そういう批評をする人の中で、実際にコンテンツをアップした人はいますか? 例え100円でも値付けをして販売した人はいますか? 実際に100円で購入してもらった経験はありますか?

もしそれらの経験、体験をしたことがある人なら、上記のような指摘がちょっと的外れなのはきっとご理解いただけるでしょう(>まー「儲からない」のは事実なんですけどね(苦笑))。

今日、「noteに作品をアップしていたら、仕事のオファーが来ました!」というトークを見かけました。

Masano.LAN さん

わたしの作品なんて…と、言っている人たちに私note始めるまで本当に無名だったけど、お仕事の話来てますよ!と、声を大にして言いたい。


いずれはこういうケースも出てくるだろう、とは予想していました。しかしそれは、既にプロとして活躍していて、ある程度知名度があったり、プロダクトのクオリティーが担保されている「プロ同士のマッチング」として使われるだろうと想像していました。


イラストレーターなど「作品」で評価されるタイプの職業の場合は、それまで培っていた経歴や実績がモノを言います。いわゆる「即戦力」ってやつですね。

リーマン・ショック以降、その「即戦力」重視の傾向が強まり、故に、それまで経歴や実績を持ち得なかった若手が、新たに経歴や実績を積むチャンスそのものが減ってきて、いつまで経っても経験が積めず、結果即戦力になることがままならず、仕事が取れない、回ってこない、という「負のスパイラル」から抜け出せない状態が続いています。

「仕事くらい自分で取ってこい!」という努力論や根性論で片付けられてしまうケースもありますが、若手の立場からすれば、「上の世代がいつまで現役でのさばっているから、こっちに仕事が回ってこねーんだよ! 下の世代にさっさと譲れや!」と愚痴りたくもなります。


……つい、話しが逸れました(苦笑)。閑話休題。

今回の Masano.LAN さんのように、それまで職歴も実績もない素人さん(>Masano さん、失礼!)が仕事を取れたというケースがあった時に、それを「たまたま」とか「偶然」、「そもそもその人に実力があったから」、「運が良かっただけ」と冷めた目で批判することはいくらでも出来ます。それもある種事実でしょう。

ですが、だからと言ってそこで思考を停止してしまったり、行動を起こしても無駄と諦めてしまうのが「賢い」やり方なのでしょうか?

そういう揶揄や皮肉や冷笑に耳を貸さず、ひたすら愚直に真摯に努力をすれば、きっと何らかの結果は付いてくる、と僕は信じています。


とは言え、根性論がごとく「努力すれば報われる」とは僕は思いません。努力しただけではどうしようもない「運」というものはどうしてもあります。世の中、理不尽ですね。

ですが「正しい努力」を行えば報われる確率を飛躍的に上がります。

「今でしょ!」で有名な林修さん曰く、「正しい努力」とは、

”努力は裏切らないという言葉は不正解。だけど、正しい場所、正しい方向で、十分な量の努力をしたら努力は裏切らない”

だそうです。

note というプラットフォーム……いやコミュニティの中には「場所」、「方向」、「量」が揃っています。「チャンスの神様には前髪しかない」と言います。その前髪を掴むかどうかは、この後あなたが note 上でどう行動を起こすかに掛かっています。頑張ってください。

あなたにも、ノーツ・ドリームがあることを祈って。

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