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「O」8話.複数の手


突然変異

昔、日本島という国で、ある少年が生まれた。
彼は幼いころから、いじめを受けていた。

彼は友達が欲しいと毎晩、廃墟ビルの屋上で夜空を眺めていた。
家に帰ろうとしたが少年は迷子になった。

気づくと、目の前には墓地が広がっていた。
そして、彼は変な空気を感じた。

後ろを振り返ると複数の呪霊たちが居た。

彼はひるまず、会話をはじめた。
「何をしているの?誰なの?」

呪霊たちは答える。
「君こそ、ここで何をしている。」

彼は答える。
「僕は、友達もいないし、家族もいない。孤独なんだ。」

彼は、突然泣き始めた。
今までの憎しみや悲しみが込み上げてきた。

そして、その墓地に毎晩通うようになった。
呪霊たちは、いつしか彼を可愛がるようになり、彼を成長させていく。

ある日、呪霊たちにこう問われる。
「君の体を貸してくれないか。そうしたら我々の力を貸し、君と友達以上の関係になれるよ」

彼は、迷わず受け入れた。

呪霊は条件を求めた。
「力を貸す代わりに等価交換をして欲しい。君の右目をくれ。そうしたら我々の力を貸そう。」

彼は迷わなかった。
右目を、呪霊たちに差し出た。

彼の眼をもらうことで、呪霊たちは目の前をクリアに目視することができる。

呪霊たちは彼に腕を分け与えた。

腕たちは自我を持つが、彼の言うことには、忠実だ。

それは、孤独な彼を救うためでもあり、自分達の為でもあった。
彼は、力を手に入れ友達を得た。
呪霊たちは、視野と力の解放を手に入れた。

呪霊たちは、人間の体を等価交換すると力を増すことが出来るのだ。


彼は、初めての力を使ってみたいと森へ狩りに行き始める。
徐々に力の使い方が慣れていく。
ただ彼には決めていた事があった。


"決して人は殺さない”

そんな日々を送り始める。

そう。これが本谷 脩(もとや しゅう)という男だ。

孤独に生き、何をすることもなく、不気味なオーラだけを放つ。
そして、彼は大きくなり、自分の力を使い、自分の気にいらない者たちを怖がらせ始めた。そして、強くなる為に狩りを続けていた。


とある日、ある路地裏を歩いていると、二人の人影を見つけた。
片方はチキンを頬張っており、片方は人斬りをしていた。

こうして、脩はYAGAMI達と出会いヴィランズの道へと進んで行った。YAGAMIは、どこか似たような雰囲気を感じていた。


YAGAMIは、脩とTOKIMASAを一緒に行動させる、そして脩をヴィランズの忠誠心へと変えていくのである。

脩は、人斬りを目の当たりするようになり罪悪感というものを、無くしてしまった。これはYAGAMIの狙いでもあった。

YAGAMIは、ある時YOSHIOKIと酒を飲みながら語る。

YAGAMI
YOSHIOKI

「なぁYOSHIOKI・・・あいつ俺と同じぐらいの邪気を持つ様になるかもしれん」

YOSHIOKIは、顔色を変えずに目の前の日本酒を飲む。

「恐れているのか?」とYOSHIOKIは聞く。

YAGAMIは笑う。そして答える。
「いや・・・・。ワクワクする」


空は紫に光輝く、満月でヴィランズの建物が紫に輝く。


転生の力

ある人影が、空から森へ降りてきた。
転生の仕方は、独特でまるで女神が舞い降りるように静かに空から舞い降りてくる。

彼は、何食わぬ顔でこの地に立った。
そして、なにか目的があるかのように、決まった方角へ歩きはじめる。


彼の名は「OMEN

彼はいろんな世代の者を転生させる力を持つ、その他の力は知られていない… 彼がOの世界に様々なチャンピオンを転生させた者。 何故、彼はこの「O」に様々なチャンピオン達を転生させているのか。 そして世界政府の上の存在で、世界政府に指示をしている人物。


そう。彼が様々なチャンピオンたちを転生させた者だった。

彼の目的は、わからずのままである。

彼は、ある大陸に両手をつけ呪文を唱えると、瞬時にある神殿が建設された。

大きく、立派な神殿である。

そして、彼はすぐに転生術を始めた。
すると、ある一人の男が転生されてきた。

彼の名は「KEIJU」

彼は指先から光のエネルギーを出すことが出来る。 光の速さで繰り出されるレーザー射出は、避けれる者は少なく、威力も絶大。 前世では、ある世にいる神の護衛をしていた経験を持つ。 神も彼の活躍には一目置いていたほど。


OMENは、この世界に世界政府という組織を作り上げるために、彼を転生させた。

これは、この世界に大きな1歩となる。

プロタゴニストとヴィランズの権力争いを見守る、「世界政府」という権力の創設を進める。ものすごい速さで大きな組織になっていく。



潜入

その膨大になる組織に潜入しているある男がいた、彼は独自の情報網を作り「世界政府」感づいていたHANZOだ。

HANZOは、

彼は、世界政府の創設をSHINGENたちの元へと報告にいく。

プロタゴニスト達は、その事実から、この国で何がおきるのか不安が増していった。そう、嫌な予想が的中したのだ。

SHINGEN達は、何か起きるかもしれないと、冷や汗をかいた。

刀と刀

そんな中、YOSHIMITSUは、ある男と接触していた。

YOSHIMITSU

彼は、一匹狼並みに単独行動が多く、SHINGENは少し不安になる。
YOSHIMITSUは、ある路地裏で、ある男と接触した。

彼の刀は邪悪な覇気を持ち、どくどくな雰囲気をもつ、そうTOKIMASAだ。

TOKIMASA


彼らは、言葉を交わさず、刀を振りかざす。
周りの建物の、窓ガラスは波動で割れ、同時に建物も崩壊していく。

お互いに、顔がニヤケて、太刀を打つのが楽しくなる。
まるで、お互いが何か解放されているかのように闘う。

お互いの動きは早く、人間が感じる1秒は彼らにとって1分。
とても人間では追いつけない速さで動き続ける。


彼らは街から離れ、気づくと何もない大陸まで、移動していた。
お互いの終止がつかないと分かり、動きを止める。

TOKIMASAは、急に背を向け立ち去ろうとする。
「今は、これ以上やる意味はない」

と一言言い放ち、その場を去る。


YOSHIMITSUは、何も言わず、刀を収める。
そしてニヤケながら、繁華街の方へ足を進める。


そして、ヴィランズ達も世界政府の設立の噂をしり、YAGAMI達も動き始めるのであった。



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Oの世界を肌で感じるディスコード!!


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