伊東純也選手が性被害訴える女性側に「2億円」の損害賠償求め民事で提訴ー考察

詳しい記事の内容は下記リンクよりご確認ください。

ここでは、伊藤選手と性被害を訴える女性2名の考察をしていきます。

まずは、女性側が訴えているのは
①男女でお酒を飲んでいた
②伊藤選手からお酒を飲まされて
③同意なく性的行為の被害にあった

対して、伊藤選手側は「全くのでっちあげ」と虚偽告訴の疑いで告訴している。
伊藤選手のいう虚偽とはどの範囲なのでしょうか?

これから、伊藤選手の人物像を勝手に作り上げてパターン化してみますね。

❶お酒を飲んだ事実はありません。女性2名とも対面していません。

❷お酒を飲んでいたことは事実です。女性2名とも面識はあります。ただ、お酒を飲んでいただけで、その後解散をしました。

❸お酒を飲みました。女性2名とも性的な行為をしましたが、同意がないことに関しては、事実無根です。女性2名が意識がはっきりとした状態で同意を得てから行為に及んでいます。

❹お酒を飲みました。女性2名はかなりお酒を飲み泥酔状態でした。女性2名は意識がはっきりとしていない状態でしたが、性的な行為をしました。ただ、そういう行為があること前提でホテルに来ているので、性的な行為自体は同意の上と判断しました。

ここで着目するのは
①です。
ここが事実なのか?
そこの前提が崩されると、伊藤選手の言う「全くのでっちあげ」になります。
まずは伊藤選手と女性側は対面していたか?
男女はお酒を飲んでいたか?
そこに伊藤選手はいたのか?

ただ、2億円の損害賠償は女性側だけに訴えているところから、『週刊新潮』が全くの嘘記事を書いたことで訴えているわけではない。

つまり、①は事実だった。
❶は誤りということになります。

では、次に②です。
既にお酒飲んでいたところ、そろそろお開きとなったタイミングで、さらに伊藤選手からお酒を飲まされたということでしょうか。

ここでポイントになるのは
どのくらいお酒を飲んでいたか?
伊藤選手からお酒の強要があったか?

血中濃度
・泥酔期:0.31%~0.40%
酒量
・日本酒(7合~1升)
・ビール中びん(7~10本)
・ウイスキー・ボトル(1本)
酔いの状態
・まともに立てない
・意識がはっきりしない
・言語がめちゃめちゃになる

血中濃度
・昏睡期:0.41%~
酒量
・日本酒(1升以上)
・ビール中びん(10本以上)
・ウイスキー・ボトル(1本以上)
酔いの状態
・ゆり動かしても起きない
・大小便はたれ流しになる
・呼吸はゆっくりと深い
・死亡

出典:公益社団法人アルコール健康医学協会「お酒と健康ライフ」

血中濃度が0.3%以上あったなら、意識がはっきりしない状態でまともに家に帰ることも難しい状態と言えます。

去年6月ということで、どれだけ情報が残っているかわかりませんが、女性と伊藤選手側からの証言を待ちたいですね。

そして1番重要になってくる③です。
同意があったのか、なかったのか?
ホテルに泊まった事実はあるのか?

❷が真実であれば、ここまで問題になっていなかったと思います。
ただ、これに関してはホテル側に確認取ればすぐわかることなので、❷は誤りでしょう。

では、残るは❸か❹ですね。
ここまで来ると伊藤選手のいう「全くのでっちあげ」とは何なのでしょうか。

⑴伊藤選手と女性2名は対面して、お酒を飲んでいた
⑵伊藤選手と女性2名は一緒のホテルに泊まっている
⑶性的な行為があった

この事実は嘘なら、「全くのでっちあげ」ですが、つまるところ同意があったか、なかったかということですよね。

今回のポイントをまとめます。
⒈お酒がどのくらい飲まれていたか定かではない
⒉伊藤選手は既婚者でありながら女性2名と性的な行為に及んだ
⒊2億円の損害賠償は女性2名に払いきれないことがわかった上での提訴
⒋金銭のやり取りに関して不明確

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