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AWSome Day Online Conference

AWSome Day Online Conferenceという、初学者向けWebセミナーに参加しました。
AWS Summit Tokyo 2019で聴講した内容と被りますが、反復学習による知識の定着にも繋がるかと思い、気分転換がてら受講してみました。

セッションは全4つで、9:00~11:30の2.5hにAWSの基礎を要点だけ凝縮したような内容でした。
パートナーソリューションアーキテクトの高橋敏行さんとテクニカルトレーナーの平賀博司さんの二人でセッションが進行しましたが、高橋さんが講師、平賀さんが受講者のロールプレイングをする構成で、視聴者が疑問に思いそうな箇所を平賀さんが質問したり、前のセッションで習った内容を高橋さんが質問したりと、クラウド初心者の人にも分かりやすい内容だったと思います。
全体を通してオンプレミスの場合とAWSの場合との比較が随所に盛り込まれていたので、メインターゲットはオンプレミスでインフラ周りを触っていた人なのかなと感じました。

セッションの概要は公式ページに載っているので、ここでは各セッションで面白かった話をかいつまんでいこうと思います。

9:00 AWS のグローバルインフラストラクチャとネットワークおよびコンピューティング

リージョン障害が一番怖いので、圧倒的にコストとポリシーを持って設置しているらしく、送電網やネットワークだけでなくリージョンによっては水源を分けたりもしているんだとか。

オートスケーリングの例ではAmazon.comのトラフィックのピーク点が用いられていましたが、クリスマスプレゼントの関係で、11月末(特にブラックフライデー)にトラフィックが跳ね上がるらしく、ピークを救うためのスケールをオンプレミスで確保すると平常時は76%も無駄が出ることを許容しなければならないそうです。

9:40 ストレージとデータベース

殆どAWS Summitで習った内容と被っていたのであまり印象には残っていませんが、RDSのマルチAZデプロイメントの実装が少し気になりました。
そのうち詳しく調べたいです。

10:20 AWS のセキュリティの基本

IAMの読みはアイアムですが、イントネーションはア↑イアムではなくてアイア↑ムらしいです。
日本語だとあまりアクセントの位置に気を付けて会話しないので意外と知らない人居そうです。

内容には直接関係ないですが、このあたりから平賀さんの受け答えから初学者感が消えていて面白かったですw

11:00 Well-Architected Framework と料金の話

AWS Well-Architected Framework(W-A)というベストプラクティス集と、AWSの料金に関するセッションでした。

W-Aには運用上の優秀性、セキュリティ、信頼性、パフォーマンス効率、コストの最適化の5つの柱があり、それぞれのベストプラクティスが記載されているのですが、それぞれ質問形式になっていて、質問に答えるだけでベストプラクティスに沿っているか確認できるのは面白いと思いました。

リザーブドインスタンスやボリュームディスカウントなど数多くの料金プランが用意されていて、よくわからない人向けに簡易見積もりツールが用意されているのは流石だと思います。

感想

全体的にテンポがよく、退屈しないWebセミナーでした。
他にもハンズオンやら何やらオンラインで開催されているみたいなので、ドンドン参加していこうと思います。


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