BEYOND オタク徒然草2

※この文章はアイドルオタクが書いています
※フィギュアスケートは雰囲気で楽しんでいます


こちらの続きで、今回もショーそのものの話はなくただのBEYONDオタク生活にまつわる小話である。

千秋楽公演も終わり、最後にショーの話をする前にBEYOND関係の話を出し尽くそうと思っているため、あと1回か2回は続く予定だ。



個別にリセールでチケットを買った結果、連番になるオタクたち

何を言っているか分からないかもしれないが、私と友人(いつもの友人、山本恭廉さんのファン)はそれぞれ勝手に買ったリセールチケットで連番(座席が隣同士であること、1人で入る時は単番)になったことがある。

BEYONDには公式リセールがあり、一度チケットを買ったものの行けなくなってしまった方の分のチケットを購入することができ、またその対象チケットは席番まで確認できるという非常にオタクフレンドリーな仕様であった。オタクには見たい景色があるため、席番が分かった上で買う買わないを決められるのは非常にありがたく、逆に「この席がリセールに出てるなら行こうかな」になる危険な機能でもあった。
私と友人は日々「何か」を犠牲にしながらリセールを確認し、良さそうなリセールがあればとりあえず購入してから行くか考えたり(だいたい行く)、断りなく買ってから相談するという奇行を繰り返していた。お互いのリセール購入については事後報告だったので、公演が迫ってきてからお互いが確保しているチケットを整理していたところ、各々が好きに買っていたチケットなのに連番になっていることが発覚し、大笑いした。地方公演で友人同士連番していたら、それはどう考えても仲良く遠征に来たオタクたちで、誰もそう狭くない会場で偶然に隣同士になっているとは思うまい。事実は小説より奇なり、というわけだ。

ちなみに、この知らぬ間に連番になった公演はたしか昼公演だったが、同じ日の夜公演ではこのとき1列違いで同じ番号の席に座る羽目になった。同じ日の昼公演・夜公演で1列違いの同じ番号になるのはなんと2度目であったが、どちらも偶然である。1度目は100%偶然であったが、2度目の今回はリセールである程度選んで買っているが、ショートサイド・ロングサイドのどちらか、スクリーン寄りかショートサイド寄りかくらいしか判断していないため、本当にわざとではない。とはいえ、ある程度ざっくりとした位置は選んでいるから、半分くらいはわざとと言っても間違いではないため、また1つ恥を重ねてしまったなと思った。



増殖する恭廉バナーとオタクアイデンティティクライシス

2つ前の記事がなぜだか思っていた100倍くらいの人の目に入ってしまい、会場中に恭廉バナーが溢れないと立川千秋楽公演で身バレしてしまうなと思った。

木を隠すには森の中、恭廉バナーを目立たなくするには恭廉バナーを増やせばいい、というわけで恭廉バナーを増やすことにした。というか、上記の記事を読んで「持ちたいです!」と言ってくださる方がいらしたので、増えた。インターネットに狂いを出すと、チケットは増えるし投げ銭は来るし、恭廉バナーは増える。いい話だ。私は自分がギネス世界記録を狙えると思ったことはなかったが、「恭廉バナーをひとに持ってもらった回数」ならギネス世界記録も夢ではないだろう。
そのほか、私の友人、山本恭廉さんファンの友人の友人なども「持つよ!」と言ってくれて本当に持ってくれたため、今までは連番で恭廉バナーがいたらほぼ確定で我々だったのが、最終的には連番でいても我々とは限らないですよと言ってもいいかもしれないくらいには増えた。語尾に自信のなさが溢れている。
立川千秋楽公演で1度、友人たちが同じ列のさして離れていない位置に入ってくれて、割と狭いエリアに同じ恭廉バナーが4枚存在したこともあった。このとき、山本恭廉さんご本人はなんだか不思議そうな顔をしていらしたため(それはそう)、「申し訳ございません、犯人は私です」という気持ちになった。

ところで私はうっかり山本恭廉さんのファン面で世界で2番目にBEYONDを見ているオタク(私調べ、1番は友人)になっている恐れがあるのだが、身近に強火どころか業火のファンがいるため、山本恭廉さんのファンを名乗るのはこれまでは微妙に躊躇いがあった。本物の真剣オタク(友人)を見ていると「私はここまでではないしな」と思うのと、普段真剣にアイドルオタクをやっているため、とにかくファンを名乗るハードルがエヴェレストほどではないが富士山くらいには高い。
BEYONDでも単番で入って隣の方とお話する機会があったときなどに「誰のファンなの?」と聞かれたら、「山本恭廉さんのファンということになっています」という婉曲な言い回しをしていた。
しかし、新潟公演くらいからやっと「山本恭廉さんのファンかも」という気持ちになってきた(あまりに遅い、新潟公演時点でとっくに二桁回数には達している)。正直いまだに「私って結局なんなんだ?」と思っている部分もあるのだが、BEYONDでの山本恭廉さんについてはファンだと言い切れるようになった。BEYONDを見始めた頃は、BEYONDだから回数重ねているのであって、これが別のショーだったらこんな回数同じバナーを持つことはないだろうなと思っていたが、今はそんなこともないかもと思い始めた。これってファンなんですか?私は異常なオタクらしいので普通がわかりません、誰か教えてください。



ブランケットに関する重大でもないお知らせ

いつも当noteをお読みいただき、ありがとうございます。私はBEYOND The Final 立川千秋楽公演にて、ついにBEYONDブランケットを購入したことをここにご報告いたします。

立川千秋楽公演などでnoteを読んでくださっている方に何度か声をかけていただいたのは、これまでにも触れたとおりだが、そのうちのお一方に「ブランケット買ったんですか?」とご質問いただいた。本当にnoteを読んでくださってる方だ……。
なお、ブランケットのくだりは以下記事の愛知(モリコロ)公演部分の最後にある。最後まで読んでないと絶対に出てこない質問だ。

BEYONDブランケットの購入意欲が最も高まるのは、BEYOND以外のアイスショーでBEYONDブランケットを使っている方を見かけた時である。その他のグッズは遠目ではわかりにくいものが多いが、ブランケットは対岸からでもはっきり分かるため、BEYONDを見に行った方だなということがすぐに伝わってくるのが羨ましく、私も欲しくなった。今年はBEYOND以外のアイスショーもいくつか行っているのだが、そのどの会場でも見かけて、その度にやっぱり買おうかなという気持ちになった。
ブランケット自体は自宅・職場等あわせてほかに6枚は持っていると思われるため、この機会に古くてヘタっているものを処分するしかないが、掃除等よい活用方法があればぜひ教えていただきたい。



次回予告

ショーには関係ないが残しておきたい話は決めてはいるので、自分にプレッシャーをかけるために次回予告として残しておく。次回は以下のいずれかの話をするつもりだ。
・BEYONDへの理解を深めるためにバレエを見ようの回
・お互いに10万円立て替え合うオタクたち
・出禁を恐れるオタクへのありがたいアドバイス

もし、続きが気になる!という方がいたら、指原莉乃さんプロデュースのアイドルグループ =LOVE(イコールラブ、通称イコラブ)のメンバー髙松瞳ちゃんの動画を見てお待ち下さい。


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