写真は、マイアミビーチにウジャウジャいる、ランボルギーニ社のファンシースポーツカー。私が、世界一美しくって、最も運転しにくい車だ　と思ってる高級車。昔、スーパーカーって言って、一世を風靡した、ランボルギーニ・カウンタック　という車ご存じかな？写真の車がなんていう名前か知らないけど、ランボルギーニなのは、お鼻についてるマークで素人でも分かる。

こんな無駄遣いのできる人が、この世に沢山いるって知れるところが、マイアミビーチ？夫の伯父さんみたいな人もいれば、こんな人たちもいる不思議な国がアメリカという国。なんでやねん？って。

誰でも、無駄遣いしすぎたかな？と疑問に思いつつも、ついつい欲しいものだらけで、買い物しまくる時っていうのがあったと思う。それは比較的若い時期で、特に働き始めて、お金に余裕が出来る時に、インフルエンザにでも罹ったかの様に、病的に使い過ぎて痛い思いをしたりして、ハッと気が付き、反省し、お金の使い方に気を付ける様になるのではないだろうか？

今うちの息子が、自覚症状はあるものの、その、無駄使いステージ　に入ってる様だ。笑

家に居候しているので、夕食と光熱費＋のお家賃は無料。夫からはその分、貯蓄に力を入れろと言われている。本人曰く、貯金は３０K以上銀行にあるし、投資もしてるから大丈夫という事なのだが、毎週のように新しいスニーカーを購入している。ムカデじゃあるまいし。玄関には息子専用のスニーカー置き場がある。

そういえば、私にも、そして、比較的、倹約家な娘にも、そういう時期があったかなと、娘は化粧品だったように思う。Sephora のポイントを見て、去年１年で＄８００って凄くない？って言っていた。

私の場合は、とあるデパートのクレジットカードの　キャッシング　というやつ。はじめは銀行へ行く時間がない時に利用したり、急に遊びに行く予定が入ったりしたときに、サクッと機械から現金が出てくる便利さに負けて、使いまくっていた。リボルビング払いに設定していたので、借金の合計金額が７万円を超えたときに、ハッと気が付き、ヤバい、これはヤバいよ私　と気が付いた。そこから、キャッシングは、地獄への入り口　と気が付き、利用をやめたのだった。それが、２２歳の時だった。

その頃、年齢のわりに給料が良かったこともあって、お金に非常にルーズだったように思う。学校へ行く資金を貯めるのにいいと思って始めた仕事だったけれども、働くことが楽しくなってしまって、学校の話が遠のいた時期でもあった。

私と一緒に働いていた同僚の年上の女性も、金遣いがものすごく荒い人だった。クレジットカードで血統書付き犬専用のペットショップから子犬を買ったのはいいが、クレジットカードの使い過ぎでその返済が出来ないからと、仕事後に時間があるのなら、週に何回か一緒に夜のバイトをしないか？って誘われたことがあった。笑　

私は、犬を買いに行くときも、ペットショップまで付き添わされたのだった。なので、犬の値段も知っていた。（そんなに高くない犬）なんで、自分一人で出来ねぇんだ？コイツ？って呆れてね。そして、なんで私なんだよ！って。そんなにお金に困ってるみたいに見えたんかな？私。笑　

ぼっちが大丈夫な私は、こんな時ハッキリ言える。「悪いけど、あなたみたいに、この近所にアパート借りてないし、電車で横浜から通ってるので、毎日の通勤だけでも疲れる。なのに、夜バイトなんてとんでもない！」と断った。

私よりも５歳くらい年上の人だった。そんな彼女に、私は、一度、アタマ悪い！とディスられたことがある。笑　（ちょっと、いろいろあって、忙しく記憶が定かでない時に言われた）バブル期って、こんな人多かったのよね。身の程知らず。人に対して失礼過ぎやしないか？？

見た目も、話し方も、キャリアぶってる人だったけど、中身が、あらら。いい加減、そのステージから抜け出せ！って感じだったわ。人の振り見てなんとやら。

ま、リベンジはさておいて（笑）、もしかしたら、これは誰でも通るステージ？この洗礼を受けなければ、ケチへの道は開かれないのかも？そうそう、酒の飲み方と同じよね！ついつい飲み過ぎて、＊ロ何回も吐いて、「いやー勿体なかったな！せっかく飲んだのに」　と愚痴言いながら、次からは、ペースもゆっくり、量も控えめでってなるんだわ。

息子の仕事もプロセスが入ると、とってもストレスフルな時間が１２時間も続くんで、仕事に行くときに履く、スニーカーの＄１００～ドルくらいは、気分を上げるための必須アイテム　なのかもしれないが、お金は侮れないよね。金があれば何でもできる世界だから。無駄に使わず、次のステージの為に取っておく武器なのにな。と思うのである。