ライブコマースの世界(仮)
皆さんこんばんは、遅咲まんたろうと申します。
私は現在、職業【スーパーニート】として活動しており、スーパーニートの定義は『遊びを仕事に』することです。
スーパーニートを名乗り約1年半遊び続けてきた訳ですが、その中で様々なことが仕事に変わりました。その中でも特に可能性を感じたモノがあります。今もなおハマり続けているそれについてお話したいと思います。
僕が現在もハマり続けているモノ、それは
【ライブコマース】
と呼ばれるモノです。
【ライブコマース】という言葉を知らない方に簡単にライブコマースという言葉についてご説明しますね。
まず始めに、『コマース(commerce)』という言葉は
【商業・貿易・取引】
という意味の言葉です。
最近よく使われる『ECサイト』という言葉は「electrical commerce」の略で
electrical:電気
commerce:取引
なので合わせると『電子商取引』とかって言われてます。
めちゃくちゃ簡単な言葉で言うと
『ネットショッピング』
のことです。
代表格で言うと「Amazon」や「楽天」などがこのECサイトです。
メルカリも広い意味で言うとECサイトに含まれると考えます。
ですので、ライブコマースという言葉を簡単に一言で言うと
【生配信ショッピング】
みたいな感じです。
1番イメージしやすいのが、ジャパネットたかたですね。
現在日本のライブコマースはまだまだ始まったところで、2017年はライブコマース元年と言われております。
中国では数年前からライブコマースが流行っていて、2018年には市場規模が6000億円にまでなっており、芸能人よりもトップライブ配信者の方が稼げるくらいのレベルにまで来ています。
日本は少し遅れて今年くらいから徐々にテレビで特集が組まれるなど、本当にこれから広がりを見せてます。
おそらくですが、僕個人の予想で言うと2019年に少しずつ社会にライブコマースが浸透し始めて、2020年にはかなりの人が配信者としても、リスナー(購入者)としても入ってくるのではないかと思っています。
ここでは、わかりやすくライブコマースというモノがどういうモノなのかという事についてご説明させていただきます。
〈何故ライブコマースが広がるのか〉
ライブコマースが数年前から中国で広がりを見せているように日本でも少しずつライブコマースが知られ始めてきています。
何故ECサイトではなくライブコマースが拡大しつつあるのか。
それはライブコマースが従来のECサイトとは異なる2つの要素があるからです。
1つは、『モノを購入する際にそのモノの状態を把握するのが簡単、かつスピーディ』であることです。現在Amazonや楽天、またフリマアプリのメルカリなどでもお手軽にショッピングを楽しむことが出来ますが、商品の状態を確認する術は『商品写真』と『商品説明ページ』しかありません。
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こんな感じが今までのECサイトですね。
おおよそのダメージの具合やサイズの記載がある程度で、着用感や生地の質感など細かいところまではわかりにくいのが現状です。
これが、ライブコマースだと、
①実際に気になる服を着てもらい、横・後ろなども向いてくれて様々な角度から商品の良さ(もしくは汚れなど)を教えてくれる
②説明文ではなかなか表現出来ないような生地感など細かいニュアンスも伝わるので商品像が捉えやすい
といったわかりやすさがある為、購買までのスピードが非常に早いです。
もう一つは、『商品のストーリーが見えやすい』という点です
現在国内で最もライブ配信のユーザー数が多いと言われているのが、フリマアプリの『メルカリ』にある【メルカリチャンネル】というサービスです。
このメルカリチャンネルで、現在最もフォロワーが多いのがなんと
農家さん
なんです。
実際に農家さんの配信を見ると
「○○県産のニンニクを作っています。このあたりの土壌には栄養がたっぷりで〜」
「ここではビニールハウスの気温を常に○○度に保つことでとても美味しい〇〇になるんです」
のようなお話を実際にビニールハウスの中で、生ってる野菜を映しながら説明してくれる。
このように、商品の背景がストーリーとして見えやすいためリスナーの購買に、より繋がっていると考えられます。(実際とても人気の農家配信者の方は4時間程度の配信で97万円もの野菜を売り上げたそうです)
農家や漁業の方など、食物×ライブ配信は非常に相性が良いです。
この、
①モノを購入する際にそのモノの状態を把握するのが簡単、かつスピーディ
②商品のストーリーが見えやすい
という点からライブコマースが他のECサイトと比べて、より買う意欲が高まっている理由だと考えます。
〈ライブコマースの可能性〉
少し上の方にも書きましたが、中国ではすでに6000億円を超える市場規模になっています。一晩で1万本の口紅を売るようなインフルエンサーまで出てきています。
中国のライブコマース市場に比べて、日本のライブコマース市場の規模は思いの外伸び悩んでいるとは言われていますが、それでも日本でライブコマースというサービスが始まって約1年半、市場は拡大してきております。
とても個人的な話ですが、去年の下半期あたりから自分のプライベートの友達が、たまたま配信中の僕を見つけて、リスナーとしてコメントくれたことも何度もあります(笑)これも徐々にライブコマースが社会に浸透しつつあるなと、肌で感じるところです。
個人的な予想ですが、これからライブコマースはさらに市場規模を拡大すると考えています。それはコンテンツの面白さだけでなく、世の中のテクノロジーの流れも鑑みて確信しつつあるところです。
世の中のテクノロジーというのは、何かというと
①2020年に4Gから5Gへの移行
②VR・ARの台頭から、ライブコマースもVRなどとかけ合わさっていく
③クリエイターが自分のファン経済という小さな経済圏を作ることで拡がっていく
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