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都選管 22年の政治資金報告パーティーで10.4億円〜すべてがNになる〜

2023年11月16日【政治総合】

 東京都内の政治団体が参院選のあった昨年、政治資金パーティーで総額10億3755万円を集めていたことが15日、都選挙管理委員会が公表した2022年分政治資金収支報告書で分かりました。政治資金パーティーは、形を変えた企業・団体献金の温床となっています

 報告書によると、昨年は101団体がパーティーを開きました。新型コロナウイルスの緊急事態宣言が発令された20~21年に比べ、開催団体数も収入総額も大幅に増えました。

 パーティーの収入が最も多かったのは自民党東京都支部連合会で、今年1月に港区で開いたパーティーで港区の不動産会社や中央区の宝石販売会社、医師や不動産業者、石油業界などの政治連盟にパーティー券を売り、7646万円を集めました。

 都議会自民党は昨年5月、新宿区で開いたパーティーで保育や商店街、建設関係の業界団体、不動産や医師、トラック業界の政治連盟などから6112万円を集めました。

 小池百合子都知事が特別顧問を務める都民ファーストの会は昨年5月と11月に新宿区内で開いたパーティーで、大手家具販売会社や群馬県の建設関係会社、トラック業界の政治連盟、連合東京の政治団体などから5762万円を得ました。

 自民党の小林史明(広島7区)、高木毅(福井2区)両衆院議員も都内でパーティーを開き、資金を集めていました

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