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【洋書多読】What is the Declaration of Independence? (250冊目)

What is the Declaration of Independence? by "What was ? Series"
 
総語数: ? Words
 開始日:2024年4月11日
 読了日:2024年4月11日
 多読総語数: 10,365,509 + ? words

『What is the Declaration of Independence?』を読了しました。

昨日に引き続き『What was〜?』シリーズの中からアメリカの独立に関するものをピックアップして、アメリカの歴史について学んでいます。一冊1000円くらいするので(Kindle版)お財布には少々厳しいですが、久々の『Who was/What was〜?』シリーズ、とても楽しく読ませてもらっています。

安定の『What was 〜?』シリーズ

the Declaration of Independenceは文字通り「独立宣言」。アメリカがかつての植民地宗主国だったイギリスからの独立を正式に宣言したのがこの「the Declaration of Independence」で、1776年7月4日、この宣言をもってアメリカはイギリスからの独立を果たした。世界史で習った記憶があります

ただ、これが僕の教養の限界というか…本書を読むまで、独立宣言=アメリカ独立戦争の終戦ではないということを知りませんでした(実際は1983年のパリ条約によって独立を承認)。

こういう知識を英語で学んでアップデートして行くことができるのが、そして同時に(ほぼ知らず識らずのうちに)英語力までUPさせていけるというのが英語多読の、『Who was/What was〜?』のいいところの一つですね。

本書は先日読んだ『What was the Boston Tea Party?』の英語よりも易しくて、気持ちよく読みすすめることができました

英語レベルは初・中級者〜上級者まで幅広く

先日も書かせていただいたとおり、本シリーズを英語力維持・UPの目的で手に取られるなら、TOEICは600点以上、英検は2級くらいから始めていただいて十分OKだと思います。僕がまさに『Who was〜?』シリーズを読み始めたときの英語力がそれくらいでした。

そして当時の僕がそうだったように、英検2級・TOEIC600点クラスだと、知らない単語やわからない文法にたくさん出会ってしまい、人によってはちょっとストレスフルな多読経験になるかもしれないとは思います。

僕の場合は「あぁ、自分はネイティブの小学校低学年が読むような洋書すら読めないのか…」という事実を涼しく受け入れることができたので『Who was 〜?』を学習に取り入れることができましたし、だからこそ今の英検一級・TOEIC935点、英語コーチ、という語学力をGETすることができたと思っています。

その後、折に触れてこの『Who was/What was〜?』に戻ってきては、自分の英語力の伸びを確認してみたり、ネイティブの児童向けに分かりやすく書かれた本シリーズの記述から新たな教養を得たり、純粋にボキャブラリーを向上させたり…と、英語学習者としてそれなりの結果を出してきた今でもなお十分リーダブルで有益なシリーズだと思っています。

『Who was/What was〜?』の英語レベルはTOEIC Part 7の長文問題レベル?

そんなわけで『What was the Declaration of Independence?』でした。

先日TOEICを受験したので思うんですけど、本書の、あるいは『Who was/What was〜?』シリーズの英語レベルは、だいたいTOEICのパート7レベルです。

TOEICの文章って、実はそんなに難解ではないんです。使われている英文法も、語彙も、ネイティブなら小学生でも十分読めるレベルのものばかりです。ネイティブの小学生がTOEICのパート7を読んでわからないことがあるとすれば、それは彼ら・彼女らがビジネスということに馴染みがないからであって、決して英語力の問題ではないはずです。

こういうことを書くと、人によってはとてもオフェンシブに聞こえることもあるみたいですが、多分これは事実です。

難しく感じるのは、このレベルの文章を「大量にかつ迅速に」読まなければならないからで、その縛りを外して落ち着いて読んでみれば、そんなにむちゃくちゃ難解でもないと思います。

本シリーズの一冊の文字数はだいたい8千から1万語くらいです。これはTOEICのパート7が6,000語なので、TOEICの文章の方が、むしろ負荷は低いくらいです。

つまりコンスタントに『Who was〜?』を読む習慣をーできれば1時間以内で読む習慣をー身につけられれば、TOEICのpart7は難関でもなんでもなくなってくるいうことです。800点、あるいは900点overを目指して日々学習に励んでおられる悩めるトイッカーの皆さんには大変申し訳無いけど、これは決して当を失した推測ではないと思います。

私事ですが、先日対策無しで2年ぶりに受験したTOEICのリーディングセクションのスコアは460点でした(リスニングは475点)。もちろん「塗り絵」もしませんでしたし、初めて受験した時=リーディング300点だったときから比べて、随分「簡単だなぁ」と感じながら問いていたものです。

なんなら周囲の人の必死な感じを滑稽に感じたり、隣の大学生らしき男性が途中で諦めてなんか手元で遊びだしたりしのを感じながら試験に取り組んでいました。

ガッツリ集中しながら脇目も触れずPart7に取り組んでいたわけですらないです。でも、9割は軽く取れます。

しかもTOEICの文章って、注文が遅れたとか何かが壊れてるだとか、悪天候で飛行機が飛ばないとか、このファイルだか書類だかをどこに置いといたらいいですか?とか、だいたいそんなのばっかじゃないですか。5回しか受けたことないからわからないけれど。

それに比べれば『Who was/What was〜?』の多読って遥かにハッピーですよ。ただ興味のある・知的好奇心を刺激してくれそうなトピックを英語を淡々と読む。それだけで、誰でもここ(僕が今いるくらいの場所)まで来ることができる。いまでは僕の強い確信になっています。


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