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スピッツのライブに行ったら音楽好きになった原点を思い出した話。

 2023/11/11 @Kアリーナ横浜。スピッツのライブツアーを観に行きました。


 普段はaikoを推しており隅から隅まで聴けてる訳ではないのだが、

フェスで出てる日に当たれば必ずスピッツのステージに出向き

春になれば春の歌をリピートし

ギターを握るとスピッツの曲を中心に弾き語りする

そんな感じで関わっている。
(つまり激ゆるである)

ワンマンは2回目かな?

 ユルくでも生まれる前から世にスピッツが存在していて、物心ついた時には街で当たり前のように曲が流れ、記憶の中にもいろんな曲が自然にインストールされている。

 そんな「空気」のような、なくてはならないバンド。これからも酸素のように死ぬまでそばにいてくれなきゃ困るのよ。と、今回のライブを経て益々沼にハマってしまった気がする🤦🏻💛

 スピッツの良さは数多あると思うのだが今回のライブでひしひしと感じのは以下3つ。

・唯一無二のグルーヴ
・プロの仕事
・才能と努力とポーカーフェイス

 スピッツはメンバーが仲良しでその空気感がMCからも曲からも客席に心地よく流れてくる。2万人入るKアリーナで30点くらいの席だったけど、それでもバチっと伝わるバンドの一体感。確かな技術力の上に信頼感とワクワク感が乗ってる。ドレミ以上の説得力がある。目から入る情報も相まってどんどんステージに引き込まれていく。

 マサムネさんの顔がアップになった時に、首の筋肉の筋がムキ!っと見えたんだよね。ポーカーフェイスであんなに高いキーの曲を涼しげに歌えるのは、才能の上に努力が重なってるんだろうなと伺い知れて心が震えた。(ムキっと見えたのはただ細身だからという理由なのかもしれないけど..)    声帯は筋肉だとaikoも言ってますが、国宝級の歌声、ブレずに36年続けられるのはプロの成せる技よね。「会場にいる全員に産まれてきてくれてありがとう」とおっしゃってましたが、客席全員が同じ言葉をお返ししていたのでは??

 ライブを楽しみながら才能と努力、そして何より全身全霊で音楽を楽しんでいる事 にリスペクト羨ましさを感じ🫡、同時に音楽が好きになった原体験を思い出す事ができた。

 私は小学生の時ブラバンでトランペットを吹いてたんだけど、個人で練習してると誰かが吹き始めた曲に皆が乗っかって、自然とみんなで一曲やっちゃってる。みたいなことがよくあって。それが本当に気持ちよかったんだ〜。

 特別上手いわけでもなかったんだろうけどとにかく楽しくて。小学生だし先生も自由に楽しませてくれて、本人たちも上手いも下手もそんなもんはどうでもよくて。ただただ、楽器を少しずつ扱えるようになりながら手持ちの曲が増えていく。みんなとjamるのが気持ちいい。みたいな。そんな純粋さだけでやる無邪気な音楽が好きでたまらなかった。

 そん時のプライドも何もない無垢な気持ちを思い出させてくれた今回のライブでした。

 気づいたら1:30過ぎてました。もう寝ないと、明日どうせまた朝7時に2歳児に叩き起こされるんだからね。あー、醒めたくない!


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