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第25回千葉県作業療法士学会のみどころ~吉田編~

はじめまして
私は、千葉県千葉リハビリテ―ションセンターに勤務している、作業療法士の吉田尚樹と申します。

第25回千葉県作業療法士学会の魅力を少しでも知って頂き、皆さんと一緒に参加し、作業療法について学んでいきたいと思い、有志のOTの方々と「勝手に第25回千葉県作業療法士学会を盛り上げよう!!」と企画をスタートすることとしました。

まずは、第一弾として2月2日よりnoteの連載企画を開始します。

第一回目となる今回は、
「第25回千葉県作業療法士学会の見どころ」
と題して、私から見た今回の25th千葉県OT学会の見どころを簡単にご紹介していきたいと思います。

第25回千葉県作業療法士学会HPはこちら⏬


1.自己紹介

まずは、自己紹介をさせて頂きます。

私は、千葉県千葉リハビリテーションセンターにて主に、肢体不自由児を中心とした小児発達障害領域の作業療法士として従事しています。
以前は地域の一般病院にも勤務しており、小児から成人、高齢者の方々を対象に、急性期、回復期、維持期と自分で言うのもですが、結構色々な領域の作業療法にも携わってきました。
その他、外部では日本作業療法士協会や千葉県作業療法士会の活動、当事者支援者の団体、学術団体の学会運営などにも参加させて頂いています。
主な専門領域は小児発達障害領域の作業療法であり、研究テーマは小児の目標設定や作業に焦点を当てた実践について、臨床研究や執筆なども少しだけ行っています。

なお、趣味はラーメンの食べ歩き、乗り鉄道、音楽(以前はギターもやってましたが最近はご無沙汰ですw)


2.第25回千葉県作業療法士学会の見どころ

今回は3つ私の見どころポイントを勝手にご紹介させて頂きます!

【①パネルディスカッション:『作業療法の専門性を未来へ繋げるために明日から私たちに何ができるか?】

寺山久美子 先生の基調講演を踏まえての「作業療法の専門性」について、登壇者と参加者によるディスカッションになるようです。身体、精神、老年期、発達と臨床現場でご活躍されている多種多様なパネリストの実践を基に、活発なディスカッションを聞けるのではないでしょうか? 自分は、あまり領域が関係ないということもなく、また「作業療法」という共通テーマのため自身の臨床や研究に落とし込みやすいかもしれませんね。
特に千葉県ならではの実践が多く、全国学会では得られない身近で自分事に感じやすい内容になると思います。
私も、フロアから積極的にディスカッションへ参加できればと思います。

【⓶ワークショップ3:災害医療とリハビリテーション】

25th千葉県OT学会では、たくさんのワークショップが企画されています。
その中でも私が参加予定をしているのが、「災害医療とリハビリテーション」のワークショップです。
1月1日に発生した能登半島地震は、皆様にとっても大変ショッキングな出来事だと思います。その中で私たち一人のひととして、そして、作業療法士として何ができるのか、皆様も日々の中で少なからず考えたのではないでしょうか?私自身もまさにその一人です。
本ワークショップではDMAT隊員である上原秀幸 先生から実際に経験するワークを通して、災害時リハビリテーションについて学べるようです。
ぜひ、この機会に一緒に考えるきかっけにしてみませんか?

【③一般演題:口述発表7】

今年度は一般演題数が例年よりも多いと感じました。その中でも私が驚いたのは小児発達障害関連の演題が5演題あったことです。
私が記憶している限り、ここ数年は小児発達障害関連の演題が1つあるかないかであり、正直、小児発達障害領域に従事している身としては寂しいさを感じておりました。
1セッション全てが小児発達障害領域の演題は、これは参加しない訳にはいきませんね。ぜひ小児発達障害のOTに関心のあるOTさんや学生さんと全体でディスカッションして、演者の先生方の報告を深めていきたいですね。


その他にも、現地では子育て世代の方のための託児所の設置もあるそうです。また、現地参加では聴講できない講演がオンデマンド配信にて視聴できるみたいです。当日の現地参加が難しくてもオンデマンド配信のみの参加もいいかもしれませんね。

ちなみに、私は当日、発達障害委員会として小児発達OTブースのお悩み&交流企画にもおりますので、お気軽に遊びに来て下さい。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
この記事を読んで、第25回千葉県作業療法士学会に参加してみたいと思って頂けたなら幸いです。
ぜひ、現地で私と一緒に学び、深め、交流しましょう!


吉田尚樹


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