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夏生さえりさんの「正面突破だけじゃない SNSで開けた“書く”道」を読んで

雑誌、編集会議・夏号での特集記事についての書評です。

ツイッターの妄想ツイートで有名な夏生さえりさんへのインタビュー記事について書きました。

編集者として活躍する傍ら、さえりさん自身も情報発信をし続けて後に独立、現在はフォロワー数18万人の人気ツイッタラーでもある。

さえりさんは編集者からライターとして転身という形であったが、独立の方法は人それぞれ、色んなパターンがあるのだと知った。

特記したいのはSNSでの発信力を持ったことが、独立への大きなきっかけとなったこと。

チャンスを掴むためにも、情報発信力を持つことの大切さを感じました。

妄想ツイートは、どのジャンルが人にウケるのか、一日の時間単位で、「今、どんなことが求められているのか」を考え、綿密な分析のもとに作られているとのこと。

このあらゆる視点での研究心には、ただただ敬服を感じるしかない。

自分が編集している媒体の記事がもっと読まれるようになってほしい

さえりさんの熱い想いには大いに共感を感じ、「ライターは記事の拡散までが仕事なのだ」ということを実感する。

私のようにフォロワーが少ないライターでも、納品した後に拡散し、微力ながらにも一人でも多くの人に記事の存在を伝えるまでが、ライターの仕事でないのかと常々思う。

そして、自分が書いた記事で一人の人が幸せになることが出来たなら、これこそ、ライター冥利に尽きるのではないかと考えるのだ。




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